最終更新日:2025年3月16日
W077
ライフステージ支援研究
障害児・者のライフステージを見通した教育や保育を考える単位条件
通信 2単位教員
履修条件
各障害の特徴や具体的な支援法について他の科目にて学習していることが望ましい。
到達目標
障害児・者のライフステージと多様なライフコースを見通して、障害児・者のウェルビーイングとは何か、そのためにどのような支援を考えるとともに、ひいては自己の人生観と照らし合わすことができる。
学習成果
障害児・者のライフステージと多様なライフコースを見通して、障害児・者のウェルビーイングとは何か、そのためにどのような支援を考えるとともに、ひいては自己の人生観と照らし合わすことができる。
教員や保育に携わる者が、短期的支援方法だけではなく、長期的観点から日々の支援方法を見直していくことができる。
テキスト教材
「障害児・者のライフステージとライフコース」(聖徳大学通信教育部)
※正誤表はこちらからご確認ください。
評価の要点
レポート評価の要点… テキストをよく読み、ライフステージごとのライフコースの特徴について理解するとともに、障害児・者に必要な支援とは何かを考えていきましょう。
レポート課題にあう内容を記述し、読みやすく、わかりやすい文章表現を心がけましょう。
試験評価の要点…レポート課題以外も学習し、ライフステージごとの支援について文章表現できるように学習を進めてください。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価します。
レポートでは、レポート課題にあった内容を記述されているかについて評価します。
また、記述内容について論述としてあっているかどうか、
全体の構成として、論理的であるかどうかも評価します。
科目終了試験では、レポート課題以外の内容も出題されます。
出題された問題の内容に適切な回答であるかどうかを評価します。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキスト作成中のため一部内容や順序の変更をする場合があります。
ライフステージごとの様々なライフコースの特徴について理解しながら学習を進めてください。
内容を理解しながら、キーワードをノートにまとめてみるとよいでしょう。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
乳幼児期に必要な支援とは何か、いくつかの観点に分けて述べなさい。
第2課題
第1設題
知的障碍者の就労に向けての支援について述べるとともに、様々な就労形態の特徴について述べなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
「障害者」をどうとらえるか | 障害者についての基本的理解を深めることができる。 | p4~7 | |
「ライフステージ」とはなにか | 「ライフステージ」の意味を理解できる。 | p8~10 | |
「ライフステージ」の心理学 | 発達心理学について復習することができる。 | p11~16 | |
「幸せ」とはなんであろうか? | 人間の「幸せ」について深く考えることができる。 | p17~18 | |
「幸せ」と「幸せになる権利」 | 障害者の「幸せ」について考えることができる。 | p19~23 | |
障害児を育てるということ | 障害児をもつ親の心理を理解できる。 | p24~30 | |
脳の可塑性と臨界期 | 脳の発達の可能性と早期の療育の重要さを理解できる。 | p31~34 | |
保育と療育 | 療育機関との連携や保育所での障害児保育の留意点を理解できる。 | p35~40 | |
障害児・者のライフコース | 障害児・者の様々なライフコースと就学のための流れを理解できる。 | p41~50 | |
通常学級に在籍する障害児 | 通常学級に在籍している障害児の支援や配慮について理解できる。 | p51~66 | |
特別支援学級 | 特別支援学級の特色や教育内容について理解できる。 | p67~70 | |
特別支援学校 | 特別支援学校の特色や教育内容について理解できる。 | p71~79 | |
進学・就職 | 様々な就労形態があることや大学等の進学の実態を理解できる。 | p80~90 | |
生活について | 障害者の生活の実態について理解できる。 | p91~95 | |
高齢者として生きる | 高齢者になることによる実態や課題を理解できる。 | p96~102 | |
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