最終更新日:2026年6月3日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
文学部 文学科
U088
日本語学特講Ⅰ
言語習得概論〜言語を習得するしくみと言語学習の問題点をさぐる単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
文学科担当教員
履修条件
なし
到達目標
1.第一言語習得理論のしくみとその問題点が理解できる
2.第二言語を習得する際の問題点と基本的理論が理解できる
学習成果
1.人間がどのようにして言語というものを習得していくのか、そのメカニズム・理論を理解できる
2.日本語が正しく運用できる能力がどのようにそなわっていくのか、その問題をさぐる手掛かりに気づける
3.第二言語習得理論と語学教育法との関連について理解できる
テキスト教材
『言語習得概論』(スリーエーネットワーク)
参考図書
馬場今日子他『はじめての第二言語習得論講義』(大修館書店)2016
評価の要点
1.言語を習得する際の問題点について、正しく自覚されているか
2.第一言語習得と第二言語習得との相違について、正しく理解されているか
3.言語学習のあり方を第二言語習得理論から言及できるか
評価方法と採点基準
レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価します。
レポートの採点によります。単なる教科書の要約や記述の部分的列記だけでなく、自分が理解できたところ、難解だったところ、疑問を感じたところなどが書き分けられていることを重視します。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
言語習得というのは、第一言語習得に限って言えば、ほぼ自然におこなわれるものです。気が付けばもう母語が話せるようになっているという不思議は、言語学においても最も大きな謎のひとつです。ことばを話せるようになる過程とそのメカニズムなどについて、客観的・論理的に学ぶ態度が大切です。
レポート課題
提出数 1第1課題
横書き手書きのみWeb提出可
[1600]
第1設題
テキストの第4章 第8章を読み、言語学習にはどのような特色と問題があるのかを、あなたのことばで具体的根拠をあげながら述べなさい。
備考・補足
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| 授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
| 第一言語習得の研究(1) 初期のことばの発達について学ぶ |
第二言語習得の概要について理解できる | 教科書 第1部 第 1章 (90〜120分) | |
| 第一言語習得の研究(2) 音声習得の段階的発達過程について学ぶ |
第二言語習得の概要について理解できる | 教科書 第1部 第1章 (90〜120分) | |
| 第一言語習得の研究(3) 語彙の習得とその意味範囲の問題について概観する |
第二言語習得の概要について理解できる | 教科書 第1部 第 1章 (90〜120分) | |
| 第一言語習得の研究(4) 統語(文法)習得の段階的発達と、語用を通じて見られる習得の問題点について学ぶ |
第二言語習得の概要について理解できる | 教科書 第1部 第1章 (90〜120分) | |
| 言語の社会化(1) 伝達能力の習得とコミュニケーション・スタイルの習得について学ぶ |
さまざまな社会的言語活動の理論と問題点などがわかる | 教科書 第1部 第2章 (90〜120分) | |
| 言語の社会化(2) 脳の発達と第一言語習得のしくみについて学ぶ |
さまざまな社会的言語活動の理論と問題点などがわかる | 教科書 第1部 第3章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得の研究(1) 研究史と影響を受けた各背景理論について学ぶ |
第二言語習得理論の変遷とその理論背景との関連を概観できる | 教科書 第2部 第1章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得の研究(2) 第二言語習得の「生得的アプローチ」と呼ばれる学説について学ぶ |
第二言語習得の「生得的アプローチ」の内容が理解できる | 教科書 第2部 第2章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得の発達過程(1) 学習者言語の特徴と発達過程に見られる現象について学ぶ |
第二言語習得の発達過程の問題が理解できる | 教科書 第2部 第3章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得の発達過程(2) 第一言語習得理論に影響された第二言語習得の見解の移り変わりについて学ぶ |
第二言語習得の発達過程の問題が理解できる | 教科書 第2部 第4章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得に影響を及ぼす環境と学習者誘因(1) 「 言語学習の開始年齢」にまつわる臨界期とバイリンガリズムの問題について学ぶ |
第二言語習得の視点から言語教育との関連を概括できる | 教科書 第2部 第8章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得に影響を及ぼす環境と学習者誘因(2) 「 言語適正」と学習ストラテジーのさまざまな理論・問題点について学ぶ |
第二言語習得の視点から言語教育との関連を概括できる | 教科書 第2部 第9章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得に影響を及ぼす環境と学習者誘因(3) 学習の「動機づけ」に関する分類と新しい研究の動きについて学ぶ |
第二言語習得の視点から言語教育との関連を概括できる | 教科書 第2部 第10章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得に影響を及ぼす環境と学習者誘因(4) 言語学習の社会文化的要因と第二言語習得の関連について学ぶ |
第二言語習得の視点から言語教育との関連を概括できる | 教科書 第2部 第11章 (90〜120分) | |
| 第二言語習得研究の意義 言語教育の基礎研究として第二言語習得理論がどのような貢献をなしているか、またその可能性について概観する |
第二言語習得理論の可能性について概観できる | 文科省・文化庁の HPなど (90〜120分) | |
| 試験 60分の筆記試験。内容は客観的形式によるもの 50%。記述式形式によるもの 50%。 |