最終更新日:2026年5月29日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:-
大学院 児童学研究科

Q047

児童学研究法特論(Ⅰ)

統計データ解析

単位条件

通信 1単位 面接 1単位

教員

藏本 知子
共通科目(選択必修)

履修条件

レポートを期日までにて提出してスクーリングの申込をすること

到達目標

(1)目的:統計データ解析の主要な方法を学び、修士論文研究で活用できるようにする。
(2)到達目標:
 1.統計データ解析の主要な方法(ノンパラメトリック法、実験計画法、多変量解析法)の意味と用途を説明することができる。
 2.研究の目的とデータの状況に応じて上記1の中から適切な方法を選択し、実施することができる。
 3.解析結果を正しく解釈し、表現することができる。

学習成果

(1)記述統計、χ2検定、t検定、分散分析、相関係数、因子分析、重回帰分析の用途を説明できる。
(2)研究の目的とデータの状況に応じて上記(1)の方法を選択し、統計ソフトで実行できる。
(3)解析結果を図表、文章で正しく述べることができる。

テキスト教材

小宮あすか・布井雅人『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』(講談社)2018
※面接授業では別途資料を配付します

参考図書

小塩真司『SPSSとAmosによる心理・調査データ解析 因子分析・共分散構造分析まで 第3版』(東京図書)2018

評価の要点

(1)データの状況に応じて適切な解析法を選択できる。
(2)統計ソフトでデータを処理することができる。
(3)結果を図表や文章で正しく記述することができる。

評価方法と採点基準

(1)評価の方法
 1.指定の項目について教科書通りにデータ処理した学修プロセスを示したレポート課題の合格が面接授業を受ける条件となる。この事前レポートでは最終の成績はつかないものとする。
 2.面接授業では、通信授業の復習と、それ以外の内容も統計ソフトで学び、その結果を記述しレポート形式で提出する。
(2)採点基準
 1.図表を使って適切にデータの表示を行っているか。
 2.解析結果を正しく文章で表現しているか。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

修士論文研究において、アンケート調査等で量的データを収集する予定の方は必ず受講して下さい。受講学生の理解度や課題の進捗状況に応
じて、内容を調整することがあります。なお、第7回までの通信授業では、既にお使いのソフトで同じことを進めて構いませんが、統計ソフト
初心者は在宅でも使えるフリーの統計ソフトHADを使って下さい。HADが入手できない場合は連絡下さい。第8回からの面接授業ではSPSS
を使います。
また、面接授業では学習支援システムMoodleを利用します。

レポート課題

提出数 1

第1課題

横書きパソコン印字可

第1設題

教科書の第4、7、13章についての学修プロセスをまとめる。
(教科書のサンプルデータを統計ソフトでデータ処理し、分析結果を印刷して貼るかワードに貼りこんで、学修したことを証明する文書を作成
して下さい。どの分析法を用いたのか、また、出力された結果の説明の文章もつけて下さい。論文調である必要はありません。HAD以外のソ
フトの場合はそのソフト名も明記すること)

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
統計データ解析の意義と概要(教科書による独習) 実証的研究の態度・データの種類に関する基礎知識 テキスト第1章・第2章の熟読
記述統計学の諸測度(教科書・PCによる独習) 度数分布、代表値と散布度の基礎知識と算出方法 テキスト第3章の通りPCで実際にデータ処理
推測統計学の諸測度(教科書による独習) 帰無仮説、対立仮説、有意水準等の知識 テキスト第4章の熟読
t検定①:対応のあるデータの場合(教科書・PCによる独習) 対応のあるデータの平均値の有意差検定の方法 テキスト第5章の通りPCで実際にデータ処理
t検定②:対応のあるデータの場合(教科書・PCによる独習) 対応のないデータの平均値の有意差検定の方法 テキスト第5章の通りPCで実際にデータ処理
相関とその検定(教科書・PCによる独習) 相関係数の知識・相関係数の有意性検定の方法 テキスト第8章の通りPCで実際にデータ処理
カイ2乗検定 観測度数、期待度数等の知識、カイ2乗検定の方法 テキスト第12章の通りPCで実際にデータ処理
通信授業での独習部分の復習① 通信授業で扱ったデータ分析の研究への活用法 テキストの復習と発展学習
通信授業での独習部分の復習② 通信授業で扱ったデータ分析の研究への活用法 テキストの復習と発展学習
1要因分散分析 分散分析の知識・技能・結果解釈の方法 実験計画法、多重比較
2要因分散分析① 分散分析の知識・技能・結果解釈の方法 主効果
2要因分散分析② 分散分析の知識・技能・結果解釈の方法 交互作用と単純主効果検定
因子分析① 因子分析の知識・技能 変数の要約
因子分析② 因子分析の知識・技能 尺度開発への応用
回帰分析 回帰分析の知識・技能 相関関係から予測関係へ、独立変数の影響力の評価
試験(スクーリング内で実施) 教科書に載っていないサンプルデータと調べたい内容の書かれた課題に対し、どの手法で分析したらよいかを考え、実際にPCで分析し、結果の表やグラフ、文章を、PCで論文スタイルのレポートにまとめて提出する。