最終更新日:2026年6月3日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U104

日本語の音声

ことばの音(おん)の成り立ちを知り、基礎から応用へ

単位条件

面接 2単位

教員

文学科担当教員

履修条件

なし

到達目標

(1)調音音声学の基本を理解する。
(2)英語や中国語や韓国語などの音声と比較しながら、日本語の音声に関する基礎知識を身につける。
(3)学習者に的確な音声指導を行うための基本と指導法を把握する。

学習成果

(1)日本語の音声的特徴を調音音声学の観点から説明できる。
(2)日本語教育検定試験における音声問題を解ける。
(3)より的確な音声教育を行うことができる。
(4)音声研究を行うための基礎知識やリソースについて把握できる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

松崎寛・河野俊之『日本語教育 よくわかる音声』(アルク)2018
湯澤質幸・松崎寛『シリーズ日本語探究法3 音声・音韻探究法』(朝倉書店)2004
北原真冬・田嶋圭一『音声学を学ぶ人のためのPraat入門』(ひつじ書房)2017

評価の要点

授業で多くの練習問題に取り組むので、それがしっかり身につき、語学教育で実践できるレベルとなっているか、ということを最重要ポイントとする。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価し、出席の状況と最終試験によって評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

(1)日本語の音声に関する理論や知識を受動的に学ぶのではなく、自分自身の音声を客観的に観察し、内省することを通じて音声学的知識を身につけること。
(2)特に予習する必要がない。しっかり復習し、知識や練習問題をきちんと理解すること。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス・音声学とは・音声と音韻 音声学の研究対象がわかる。 該当ページ pp.1〜9
音声器官と国際音声字母(IPA) 音声器官の名称を言うことができる。IPA表の構成についてわかる。 該当ページ pp.9〜20
母音 母音の分類方法や母音のIPAを知る。 該当ページ pp.72〜83
子音1 子音の分類方法、及び子音と母音の違いが理解できる。 該当ページ pp.17〜40
子音2 重要な子音の調音や子音のIPAを知る。 該当ページ pp.40〜72
日本語分節音のまとめ&練習問題 日本語の母音と子音についてよくわかる。 該当ページ pp.84〜96
拍、音節 拍と音節の違いと数え方を理解する。 該当ページ pp.97〜103
アクセント 諸言語におけるアクセントの分類について理解できる。
東京方言におけるアクセント型の分類、及びアクセント核の判断ができる。
該当ページ pp.105〜124
イントネーション アクセントとイントネーションの違いがわかる。 該当ページ pp.125〜135
リズム、ポーズ、速さ、強調 リズムなどの基本知識がわかる。 該当ページ pp.137〜148
日本語超分節音のまとめ&練習問題 日本語の超分節的特徴を理解する。 該当ページ pp.97〜148
音声の物理と心理 音響音声学の基本知識を把握する。 該当ページ pp. 149〜156
音声分析ソフトウェアPraat初級入門 Praatの基本操作ができる。 Praatのホームページを参照。
第一言語と第二言語の音声・音韻習得 音声習得に関わる要因を知る。 指定資料を読んでくること。
音声教育 音声教育の実践について再認識する。 指定資料を読んでくること。
試験
最終筆記試験。