最終更新日:2026年1月12日

1年次入学生:1年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U071

日本語概説Ⅱ

日本語の文法・文体・方言

単位条件

通信 2単位

教員

松崎 安子

履修条件

なし

到達目標

(1)日本語の文法、文体、方言について、基本的な用語も含め、通説を知る。
(2)(1)の理解内容を自身でも説明できる。

学習成果

(1)日本語の文法、文体、方言について、基本的な用語も含め、通説が理解できている。
(2)(1)の理解内容を、自身でも文字化し説明できる。

テキスト教材

北原保雄編『概説日本語』(朝倉書店)

参考図書

北原保雄監修『朝倉日本語講座1〜10』(朝倉書店)
日本語学会編『日本語学大辞典』(東京堂出版)

その他、[テキスト教材]として指定している概説書の各章末に記載がある論考

評価の要点

「到達目標」の達成度を評価する。評価の観点と段階はつぎのようである。
(1)少なくとも、[テキスト教材]として指定した概説書にある用語が理解されている。
(2)(1)の用語を使い、日本語の現象について、場合によっては具体例を挙げながら、通説とされていることを説明できている。
(3)説明文は、日本語の規範的な文法に従い、作文されている。
(4)説明文章は、各段落内および全体ともに構成が検討され、論理的にまとめられている。

評価方法と採点基準

Ⅰ[レポート]
レポートでは、意欲的な勉学が行われているか、課題ごとに基礎的事項が正確に理解されているかを確認する。採点基準はつぎのようである。
(1)少なくとも、[テキスト教材]として指定した概説書にある用語が理解されているか。
(2)(1)の用語を使い、日本語の現象について、場合によっては具体例を挙げながら、通説とされていることを説明できているか。
(3)説明文が、日本語の規範的な文法に従い、作文されているか。
(4)設題を理解し、その説明文章が各段落内および全体ともに構成が検討され、論理的にまとめられているか。

Ⅱ[試験]
レポート合格後の科目終了試験で評価する。日本語についての知識と理解が水準に達しているかを判定する。採点基準はレポートの採点基準(1)~(4)と同様。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

日本語という言語を、ほかのあらゆる言語と同様に客観的に眺めてみましょう。日本語を母語としているかたでも、各テーマを掘り下げたり、テーマによっては時代を遡ってみたりすることで、新たに知ることがあります。
指定テキストでは日本語学上の通説を紹介していますが、ご自身の興味に応じて、新しい説にも触れてみましょう。

レポート課題

提出数 2

第1課題

次の3設題のうち、1設題を選択し提出しなさい。

横書きパソコン印字可Web提出可
[各1600]

第1設題

述語によって表される文法的概念について説明しなさい。

第2設題

敬語の用法と役割について説明しなさい。

第3設題

日本語の方言分布について説明しなさい。

第2課題

次の3設題のうち、第1課題で選択しなかった設題を1つ選択し提出しなさい。

横書きパソコン印字可Web提出可
[各1600]

第1設題

述語によって表される文法的概念について説明しなさい。

第2設題

敬語の役割と用法について説明しなさい。

第3設題

日本語の方言分布について説明しなさい。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
運用文法と学校文法
母語の習得過程で獲得される運用文法と、学校で学ぶ学校文法との違いについて考える。
運用文法と学校文法の違いが理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
文法の単位
文法的考察の基本単位について考える。
文法的考察の基礎となる諸単位について基本的理解ができる。 テキスト・参考図書の該当部分。
品詞
品詞という分類法、日本語の特徴と品詞などについて考える。
品詞とは何か、日本語の特徴と品詞などについて基本的理解ができる。 テキスト・参考図書の該当部分。
活用
日本語に特有な活用という事象とその言語機能について考える。
日本語に特有な活用という事象について反省的理解ができる。
テキスト・参考図書の該当部分。
文の構造
日本語文の構造を、他言語のそれと比較して考察する。
文の構造、日本語文の構造的特徴について反省的理解ができる。 テキスト・参考図書の該当部分。
主題と主語
日本語の主題と主語について考える。
助詞「は」と「が」の違いを通じて主題と主語の違いを理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
述語の構造と意味(1)
時制(テンス)と相(アスペクト)について考える。
述語の構造と時制・相について理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
述語の構造と意味(2)
態(ヴォイス)と法(モダリティ)について考える。
述語の構造と態・法について理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
修飾
修飾について意味的、構文的に考える。
日本語文法における修飾について基礎的理解ができる。 テキスト・参考図書の該当部分。
敬語法
日本語の敬語法について考える。
日本語における敬語の特徴と言語機能について反省的理解ができる。 テキスト・参考図書の該当部分。
文体
日本語の諸文体について考察する。
日本語における文体的差異とその意味について深く理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
共通語と方言
方言と共通語の関係について考える。
方言・共通語の実際を深く理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
方言の区画と分布
方言の地理的分布と区画論について考える。
方言の地理的分布と主な区画論について理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
言語地図
言語地図の具体例を通じて、その作成法と言語学的解釈について考える。
言語地図を通じて方言を深く理解できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
方言の音韻・アクセント・語彙・文法
いくつかの方言を取り上げて、その音韻・アクセント・語彙・文法の違いを検討する。
実態を通じて、方言の特徴を確認できる。 テキスト・参考図書の該当部分。
試験
科目終了試験によって最終評価を行う。
科目終了試験では、レポートの課題を中心に「到達目標」に対する達成度を判定する。