最終更新日:2026年4月2日
C029
社会福祉学Ⅰ
社会福祉的な見方・考え方を修得するために単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
第1課題では、社会福祉の基礎的知識を獲得することを目標とする。全部で50問、各問題2点で、合計100点、60点以上で合格とする。問題は、各地域で出題されている「保育士試験」からほぼ採用している。学生はこれにより、社会福祉の基礎的知識を獲得できる。
第2課題では、近年出版されている社会福祉に関係する書物を要約し、意見を述べてもらう。これにより学生は、近年の社会問題を理解し、社会のあり方について考える機会を獲得することができる。
学習成果
まず、社会福祉とは何かについて、概念と理念を理解する。次に、社会福祉のあり方への接近方法として、社会福祉の歴史的展開について学習し、今日の福祉ニーズを考察し、それらのニーズに対応する諸分野の福祉施策及び実施機関についての理解を深める。さらに、社会福祉援助の原理及び援助形態について把握する。
1. 現代社会と福祉問題
2. 日本国憲法と社会福祉の理念
3. 諸外国の社会福祉のあゆみ
4. 日本の社会福祉のあゆみ
5. 社会福祉ニーズと把握方法
6. 児童福祉・障害者福祉
7. 高齢者福祉・母子および寡婦福祉
8. 生活保護
9. 社会福祉サービスの供給方法
10. 地域福祉の概観
11. 社会福祉従事者と専門職倫理
12. ソーシャルワーク実践
13. 社会福祉の法としくみ
14. 社会保障および関連制度
15. 近年の社会福祉施策の動向
テキスト教材
西村昇・日開野博・山下正國編著『社会福祉概論(最新版)』(中央法規)
参考図書
各出版社から出されている「社会福祉」のテキスト。
各出版社の社会福祉関連法規集(いわゆる社会福祉六法)。e-GOVから、社会福祉法ほかの法律・施行細則・最低基準を検索し、利用してもよい。
評価の要点
第1課題では、社会福祉の基礎的知識を獲得することを目標とする。全部で50問、各問題2点で、合計100点、60点以上で合格とする。問題は、各地域で出題されている「保育士試験」からほぼ採用している。
評価方法と採点基準
第1課題では、社会福祉の基礎的知識を獲得することを目標とする。全部で50問、各問題2点で、合計100点、60点以上で合格とする。問題は、各地域で出題されている「保育士試験」からほぼ採用している。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
第1課題では、各地域の「保育士試験」を繰り返し解いてください。
第2課題では、1600字以内でまとめてください。レポート本文の冒頭でも課題とした「テキスト」を明らかにしてください。教員はいちいち課題図書を別の場所で確認しません。1000字以上で要約し、300字以上で意見を述べてください。提出前に、誤字脱字がないか、確認してください。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
大問Ⅰ
問1 次のうち、社会福祉の理念に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場
合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A ノーマライゼーションは、北欧の知的障害者に関する福祉の取り組みから普及し始めた。
B 生活の質(QOL)の向上は、障害者福祉の分野においては、日常生活動作(ADL)の向上が達成されればよいと考えられる。
C インクルージョン(ソーシャル・インクルージョン)は、障害者、健常者などと分けて考えるの
ではなく、すべての人がそれぞれの個性を尊重され、同じ社会の一員として参加することができる
社会づくりを目指す理念である。
D 権利擁護は、利用者の権利を擁護し、本人の意思を尊重しつつ、虐待や差別といった権利侵害から利用者を守る、社会福祉の実践的な理念である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × × ×
問2 次のうち、社会福祉基礎構造改革の動向に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会福祉基礎構造改革の基本的方向の一つは、サービスの利用者と提供者の対等な関係の確立である。
B 社会福祉事業、社会福祉法人、福祉事務所などの基本的なあり方を定めた「社会福祉事業法」は、社会福祉基礎構造改革の議論を経て2000(平成12)年、「社会福祉法」に改正された。
C 社会福祉基礎構造改革の主要な論点の一つとして、「措置制度」の基本的な考え方とは異なる、改革の方向性を示した。
D 社会福祉基礎構造改革の中で改正の対象となった法律は、「社会福祉事業法」、「老人福祉法」、「障害者総合支援法」、「児童福祉法」の4法である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ×
問3 次のうち、要保護児童、要支援児童やその支援に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。
A 要保護児童や要支援児童へのかかわりは、保育所では行わない。
B 要保護児童とは、「児童福祉法」により、「保護者のない児童又は保護者に監護させることが不適当であると認められる児童」とされている。
C 「児童養護施設入所児童等調査の概要(令和5年2月1日現在)」(こども家庭庁)によると、乳
児院の養護問題発生理由は、「母の死亡」よりも、「母の虐待・酷使」によるものが多い。
D 要保護児童を保護する乳児院や児童養護施設では、家庭支援は行わない。
E 要支援児童とは、「児童福祉法」により、「障害によりその発達を支援することが必要とされる児
童」とされている。
(組み合わせ)
1 A C
2 A D
3 A E
4 B C
5 B E
問4 次のうち、社会福祉における「自己決定」に関する記述として、適切なものを○、不適切なも
のを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 自己決定の原則は、利用者自らの選択と決定を行う権利の概念であると同時に、利用者の成長を助けるものでもある。
B 個人の自己決定の原則は、どのような場合でも優先されなければならない。
C 援助関係における自己決定の原則を貫くためには、たとえ利用者が決定するために利用者にとって必要な情報が提供されていない場合でも、利用者に自己決定を促さなければならない。
D 入所施設などで介護などの福祉サービスを利用している人の場合であっても、自己決定権は確保されなければならない。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
問5 次のうち、国際生活機能分類(ICF)の構成要素として、適切なものを2つ選びなさい。
1 参加
2 能力
3 社会的不利
4 個人因子
5 障害
問6 次のうち、「社会福祉法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場
合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会福祉を目的とする事業の全分野における共通的基本事項を定めた法律である。
B 社会福祉事業として、第1種社会福祉事業、第2種社会福祉事業、第3種社会福祉事業を規定している。
C 福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)について定めている。
D 福祉サービスの基本的理念、地域福祉の推進、国および地方公共団体の責務等について定めて いる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
問7 次のうち、福祉事務所に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
1 都道府県及び市(特別区を含む)、町村は福祉事務所を必ず設置しなければならない。
2 市町村福祉事務所は、「児童福祉法」、「障害者基本法」、「生活保護法」のいわゆる福祉三法に関連する事務を行う。
3 福祉事務所とは、「社会福祉法」に規定された行政機関である。
4 福祉事務所には、社会福祉士を配置しなければならない。
5 全国の福祉事務所数は、2023(令和5)年4月現在、1,200か所を超えている。
問8 次のうち、社会福祉の財政に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場
合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会福祉施設を利用する際の費用負担は、公費負担、利用者負担、社会保険方式の3つでまかなわれている。
B 社会保険方式とは、生命保険や損害保険等の私保険の保険料を財源としてまかなうことである。
C 公費負担とは、主に租税を財源として費用をまかなうことである。
D 利用者負担の中でも応能負担は、社会福祉サービスの利用量に応じて負担する費用を算定する方法である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ×
問9 次のうち、日本の社会保障制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とし
た場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会保障制度の役割の一つに所得再分配の機能がある。
B 社会保障制度の財源は、すべて国民の税金によって成り立っている。
C 社会保障制度は、経済と社会の安定化に寄与している。
D 生活保護制度は、社会保障制度の中に含まれない。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 ○ × × ○
5 × × × ×
問10 次のうち、社会福祉分野における任用資格に関する記述として、適切なものを○、不適切な
ものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 保育士資格を所持していなくても児童指導員の任用資格を得ることができる。
B 社会福祉主事は、市町村の福祉事務所にのみ設置することが「社会福祉法」に規定されている。
C 知的障害者更生相談所における知的障害者福祉司の設置は、努力義務である。
D 児童福祉司は、児童養護施設に設置される専門職である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ○
4 ○ × × ×
5 × × × ×
問11 次のうち、「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」(2014年 IFSWおよびIASSWの
メルボルン総会において採択)に示された用語として、適切なものを○、不適切なものを×とした
場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 多様性の尊重
B 健康で文化的な最低限度の生活を営む権利
C ソーシャルインクルージョン
D アカウンタビリティ
E エンパワメント
(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ × × × ○
2 ○ × × × ×
3 × ○ ○ ○ ×
4 × ○ × × ○
5 × × ○ ○ ○
問12 次のうち、相談援助の理論についての説明として、適切なものを○、不適切なものを×とし
た場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「診断主義アプローチ」は、ランク(Rank, O.)の影響を受けたケースワーク理論であり、利用
者と支援者との良好な関係を通して、利用者が持つ力を発揮し、社会的機能を高めることを目指すものである。
B 「機能的アプローチ」は、フロイト(Freud, S.)の影響を強く受けたケースワーク理論であり、
個人の心理面を重視し、パーソナリティの病理や欠陥の変容を図ることで問題解決を目指すもので
ある。
C 「問題解決アプローチ」は、「診断主義アプローチ」と「機能的アプローチ」を取り入れた理論で
あり、パールマン(Perlman, H.H.)によって体系化されたものである。
D 「エコロジカル・アプローチ」は、ライフモデルとも言われ、ジャーメイン(Germain, C.B.)と
ギッターマン(Gitterman, A.)によって体系化されたものである。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 × ○ ○ ×
4 × × ○ ○
5 × × × ×
問13 次のうち、ケアマネジメントにおける支援の在り方として、適切なものを○、不適切なもの
を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 支援者は、利用者と社会資源を結びつける役割を担う。
B 社会資源は、フォーマルな社会資源に限られる。
C ケアマネジメントでは、サービスが開始された後、サービスが有効に機能しているかどうか継続
的に評価することが求められる。
D 利用者のニーズに沿った支援をすることが求められる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ ○ × ○
4 ○ × ○ ○
5 × × ○ ○
問14 次のうち、ストレングスの視点に基づいた支援として、適切なものを2つ選びなさい。
1 利用者のできないことを特定し、そのことのみに焦点を当てて改善案について考える。
2 利用者のできることを探して、そのことを本人に認識してもらう。
3 支援者のこれまでの支援経験をもとに、利用者の最善の利益を考える。
4 利用者本人が気づいていない情報や本人が本来持っている力や強みについてとらえていく。
5 支援者が、利用者を取り巻く環境や地域の弱みを見つけ出し、それらを強化する。
問15 次のうち、コノプカ(Konopka, G.)のグループワークについての説明として、適切なものを
○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A グループワークの展開過程は、①準備期、②開始期、③作業期、④終結期がある。
B グループワーカーは、グループそのものを個別化する視点と、グループに参加するメンバーを個
別化する視点を持たなければならない。
C グループワーカーは、グループワークに参加するメンバー同士の葛藤、衝突が起きないように心
がけなければならない。
D グループワーカーは、グループの状況を継続して評価する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ○
5 × × × ×
問16 次のうち、福祉サービスの利用者への情報提供に関する記述として、適切なものを○、不適
切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会福祉事業の経営者が、その提供する福祉サービスについて広告をするときは、各経営者が創意工夫して取り組む必要があることから、法律上の制限等は設けられていない。
B 国及び地方公共団体は、福祉サービスを利用しようとする者が必要な情報を容易に得ることができるように、必要な措置を講じるよう努めなければならない。
C 社会福祉事業の経営者は、福祉サービスを利用するための契約が成立したときは、提供する福祉サービスの内容のみならず、利用者が支払うべき額に関しても、書面等により交付しなければならない。
(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ×
2 ○ × ○
3 × ○ ○
4 × ○ ×
5 × × ×
問17 次のA~Dは、日本の障害者福祉施策についての記述である。これらを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「発達障害者支援法」の制定
B 「障害者基本法」の制定
C 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」の制定
D 「身体障害者福祉法」の制定
(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 B→C→D→A
3 C→D→B→A
4 D→B→A→C
5 D→B→C→A
問18 次のうち、地域共生社会の実現に向けて、市町村が行う重層的支援体制整備事業に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会生活を営む上での困難を抱える地域住民に対して、「支援関係機関と民間団体との連携による支援体制の下、活動の機会の提供、訪問による必要な情報の提供及び助言」を通して社会参加を支援する。
B 地域生活課題の発生の防止や解決に係る体制の整備、地域住民相互の交流を行う拠点の開設等を通して地域にむけた支援を一体的に行う。
C 精神上の理由により日常生活を営むのに支障がある者に対して、無料又は低額な料金で、福祉サービスの利用に関する相談に応じ、手続き等の援助を通して、福祉サービスの適切な利用を支援する。
D 地域生活課題を抱える地域住民や家族その他関係者からの相談に包括的に応じ、利用可能な福祉サービスに関する情報の提供、障害者等に対する虐待の防止や早期発見等を行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
問19 次のうち、国際生活機能分類(ICF)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを
×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 疾病に焦点を当てた国際分類である。
B 各構成要素は相互に作用している。
C 教育分野での活用は想定していない。
D 生活機能とは、「活動」「参加」の2つの次元を指す。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ × ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × × ○
問20 次の文は、「災害対策基本法」の「基本理念」の一部である。( A )~( C )にあて
はまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
・ 国、地方公共団体及びその他の公共機関の適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに、これと併せて、住民一人一人が自ら行う防災活動及び自主防災組織(中略)その他の地域における多様な主体が( A )に行う防災活動を促進すること。
・ 災害の発生直後その他必要な情報を収集することが困難なときであっても、できる限り的確に災
害の状況を把握し、これに基づき人材、( B )その他の必要な資源を適切に配分することにより、人の生命及び身体を最も優先して保護すること。
・ 被災者による主体的な取組を阻害することのないよう配慮しつつ、被災者の年齢、性別、
( C )の有無その他の被災者の事情を踏まえ、その時期に応じて適切に被災者を援護すること。
【語群】
ア 自発的 イ 協同的 ウ 物資 エ 支援金 オ 病気 カ 障害
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ カ
2 ア エ オ
3 イ ウ オ
4 イ ウ カ
5 イ エ カ
問21 次のうち、「社会福祉法」に規定される第一種社会福祉事業として、正しいものを2つ選びなさい。
1 児童厚生施設を経営する事業
2 乳児院を経営する事業
3 児童自立生活援助事業
4 障害児通所支援事業
5 障害児入所施設を経営する事業
問22 次のうち、「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」に関する記述として、適切なものを
○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A この法律は、精神又は身体に障害を有する児童について特別児童扶養手当等を支給することにより、これらの者の福祉の増進を図ることを目的とする。
B この法律において「障害児」とは18歳未満であって、1級・2級の障害等級に該当する程度の
障害の状態にある者をいう。
C 手当は、受給資格者の所得に関係なく支給される。
D 受給資格者が、当該障害児の監護又は養育を著しく怠っているときは、手当の支給額の全部又は一部を支給しないことができる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ×
4 × × ○ ○
5 × × × ○
問23 次のうち、「少年法」第16条により、家庭裁判所が調査及び観察のため必要な援助をさせる
ことができる者として、不適切なものを1つ選びなさい。
1 保護司
2 児童福祉司
3 保健師
4 保護観察官
5 警察官
問24 次のうち、日本の社会福祉における支援等に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。
1 社会福祉における「アウトリーチ」は、福祉サービスを必要としながら福祉サービスを利用でき
ていない人を発見するために働きかけることを意味する。
2 社会福祉における「社会資源」とは、社会福祉制度あるいは公的な福祉サービスを意味してお
り、家族による支援などは含まれない。
3 社会福祉における「自立支援」は、高齢者福祉、子ども家庭福祉、障害者福祉など様々な社会福祉の制度で掲げられている。
4 社会福祉における「アドボカシー」とは、利用者自身が本来有している力を取り戻せるような機
会をつくり、その力を発揮できるように支援し、環境調整を行うことである。
5 社会福祉における「相談援助」は、福祉サービスを必要とする人と社会資源を結びつける役割を
果たすことが一つの目的である。
問25 次のうち、医療的ケア児に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい
A 「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」において、「医療的ケア児」とは、日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療的ケアを受けることが不可欠である児童をいう。
B 医療的ケア児及びその家族に対し、専門的に相談に応じ、情報提供、助言その他の支援を行う施設として、「地域子育て支援センター」の設置が可能となった。
C 一定の研修を受けた保育士等であれば、保育所において、喀痰(かくたん)吸引や経管栄養といった特定行為を実施することができる。
D 医療的ケア児の保育を行うため、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」において、保育所に医師あるいは看護師の配置を義務づけている。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 C D
大問Ⅱ
問1 次のうち、社会福祉に関する法律に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
1 「子ども・子育て支援法」第2条では、「子ども・子育て支援は、国及び地方公共団体が子育てに
ついての第一義的責任を有する」という基本理念が定められている。
2 「発達障害者支援法」の発達障害者の定義は、「発達障害がある者であって発達障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受ける18歳以上のもの」とされており、発達障害児は含まれない。
3 「児童虐待の防止等に関する法律」第2条では、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐
待について定義している。
4 「生活保護法」第1条では、「日本国憲法」第13条に規定する生存権の理念に基づき、国が国民
の最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的としている。
5 「社会福祉法」第1条の目的では、「福祉サービスの利用者の利益の保護及び地域における社会福
祉の推進を図る」ことが定められている。
問2 次のうち、施設職員に求められるソーシャルワークに関する記述として、適切なものを1つ選
びなさい。
1 ケースワークとは、地域にあるニーズや生活問題の解決のために、サービスの開発や組織化を図る技法である。
2 スーパービジョンとは、支援において他領域の専門的知識や技術を要するときに、他の専門職から助言を受けることである。
3 ソーシャルアクションとは、福祉ニーズの充足のために、社会環境の改善や制度等の創設・改善
等を目指して、市民・組織・行政等に働きかける技法である。
4 ソーシャルプランニングとは、複合的な問題を抱える利用者の生活上のニーズを充足させるた
め、適切な社会資源と利用者を結びつけ調整する技法である。
5 ソーシャルアドミニストレーションとは、意図的なグループ体験やメンバー相互の関係を活用し
て、個々の力を高め問題解決するための対人援助技術である。
問3 次のうち、「児童虐待の防止等に関する法律」に関する記述として、適切なものを○、不適切
なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 学校及び児童福祉施設は、児童及び保護者に対して、児童虐待の防止のための教育または啓発に努めなければならない。
B 市町村長は、児童虐待が行われているおそれがあると認めるときは、児童委員または児童の福祉に関する事務に従事する職員をして、児童の住所または居所に立ち入り、必要な調査または質問をさせることができる。
C 児童相談所長は、児童の安全の確認を行おうとする場合、または一時保護を行おうとし、もしく
は行わせようとする場合において、これらの職務の執行に際し必要があると認めるときは、当該児
童の住所または居所の所在地を管轄する警察署長に対し援助を求めなければならない。
D 児童の親権を行う者は、児童のしつけに際して、児童の人格を尊重するとともに、その年齢及び
発達の程度に配慮しなければならず、かつ、体罰その他の児童の心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動をしてはならない。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × × ○
問4 次のうち、児童憲章に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
1 「児童福祉法」が法的規範であるのに対し、児童憲章は道徳的規範という性格を持つ。
2 国際連合が児童権利宣言を採択した後、日本で児童憲章を制定した。
3 児童憲章の前文には、「児童福祉法」の精神にしたがい憲章を定めた旨が記されている。
4 「児童は、人として尊ばれる」という一節は、児童憲章の前文に記されている。
5 本文は全12条で構成されており、虐待、放任などからの保護は明文化されていない。
問5 次のうち、日本の社会保障制度に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。(一部わかりやすく改変)
A 社会保障制度のうち、社会保険とは、税方式で実施される所得保障やサービスをいう。
B 社会保障制度審議会による「社会保障制度に関する勧告」(1950(昭和25)年)は、「日本国憲
法」第25条により、国が社会福祉の増進に努めなければならないことなどを受けて行われた。
C 社会保障制度のうち、公的扶助とは、社会福祉施設で提供されるサービスをいう。
D 社会保障制度審議会による「社会保障制度に関する勧告」(1950(昭和25)年)において、生活困窮に陥ったものに対しては、国家扶助(公的扶助)によって最低限度の生活を保障することなどが示されている。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
問6 次のうち、「生活困窮者自立支援法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを
×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 生活困窮者自立相談支援事業の実施、生活困窮者住居確保給付金の支給その他の生活困窮者に対する自立の支援に関する措置を講ずることを定めている。
B 生活困窮者を「就労の状況、心身の状況、地域社会との関係性その他の事情により、現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者」と定義している。
C 生活困窮者自立相談支援事業の対象は、生活保護受給者である。
D 生活困窮者に対する支援は、個人情報保護の観点から地域における福祉、就労、教育、住宅その他の支援に関する業務を行う関係機関及び民間団体がそれぞれに単独で実施する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
問7 次のうち、身体障害者更生相談所及び知的障害者更生相談所に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
1 身体障害者更生相談所は、「障害者総合支援法」を根拠に設置される。
2 身体障害者更生相談所は、市町村に設置される機関である。
3 知的障害者更生相談所は、都道府県に設置される機関である。
4 知的障害者更生相談所には、知的障害者福祉司が配置される。
5 知的障害者更生相談所は、「社会福祉法」を根拠に設置される。
問8 次のうち、社会福祉の財政に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場
合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 第1種社会福祉事業は、法律によって公の責任とされているため、その事業の実施に要する費用の利用者負担はない。
B 社会福祉の財源の一つとして民間財源があり、その代表的なものとして「共同募金」がある。
C 地方公共団体の財政において、社会福祉事業に関する費用は、主に民生費として支出されている。
D 応益負担は、利用者の支払い能力に応じて負担する費用を算定する方法である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 × ○ ○ ×
4 × × ○ ○
5 × × × ○
問9 次の文は、「児童の権利に関する条約」第27条の一部である。( A )~( C )にあて
はまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
・ 締約国は、児童の身体的、精神的、( A )的及び社会的な発達のための相当な生活水準についてのすべての児童の権利を認める。
・ ( B )又は児童について責任を有する他の者は、自己の能力及び資力の範囲内で、児童の発
達に必要な生活条件を確保することについての( C )的な責任を有する。
(組み合わせ)
A B C
1 道徳 父母 第一義
2 道徳 国 優先
3 経済 地方自治体 絶対
4 経済 父母 第一義
5 教育 国 優先
問10 次のうち、社会福祉の専門職に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。
A 社会福祉に関する国家資格として、保育士、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士が法定化されている。
B 保育士は、業務独占資格である。
C 児童福祉司は、「児童福祉法」において、児童相談所への配置が義務づけられている。
D 保育士には、「児童福祉法」において、「信用失墜行為の禁止」と「秘密保持義務」に関する事項の規定がなされている。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
問11 次のうち、福祉サービスを必要とする利用者に対するアセスメントについての記述として、
適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A アセスメントは、利用者のニーズの全体像をまとめることが目的であり、利用者が利用できる社
会資源の情報は必要としない。
B アセスメントにおいて、利用者の身体的状況、精神的状況の把握を行う必要がある。
C アセスメントにおいて、家族関係の把握を行う必要がある。
D アセスメントにおいて、必要不可欠な情報収集を行うため、近所付き合いのない利用者については、近隣住民の情報は必要としない。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
問12 次のうち、バイステック(Biestek, F.P.)の7原則として、適切なものを3つ選びなさい。
1 個別化の原則
2 自己覚知の原則
3 非審判的態度の原則
4 共感の原則
5 秘密保持の原則
問13 次のうち、ソーシャルワーク過程におけるプランニングの説明として、適切なものを○、不
適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A プランニングは、収集した情報等によって作成される支援計画である。
B プランニングでは、短期目標と長期目標が設定される。
C プランニングでは、支援内容について支援者間で役割分担を行う。
D プランニングでは、実現可能性や優先度に応じた支援計画が求められる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 × ○ ○ ○
4 × × ○ ○
5 × × × ×
問14 次のうち、相談援助の生活モデルに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×
とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 生活モデルでは、利用者のニーズを充足するために既存の社会資源を活用するだけでなく、利用者を取り巻く環境に対して、利用者自身の適応力を高める援助を行う。
B 生活モデルは、生活全体の中で問題を捉え、人と環境の交互作用に焦点を当てることを特徴とする。
C リッチモンド(Richmond, M.E.)は、生活モデルのソーシャルワーク理論を提唱した。
D 生活モデルは、システム理論と生態学理論をソーシャルワークに取り入れている。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○
問15 次のうち、スーパービジョンの機能についての説明として、適切なものを○、不適切なもの
を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 支持的機能とは、具体的な実践事例などを通して、スーパーバイジーが理論と実践を結びつけられるようにするとともに、実践に必要な価値や倫理、知識や技術をスーパーバイジーに伝える機能である。
B 教育的機能とは、信頼関係を基盤にスーパーバイジーを精神的に支える機能である。
C 管理的機能とは、スーパーバイジーが組織内で適切な役割遂行ができるようにすることを目的と
している。
(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ○
2 ○ ○ ×
3 × ○ ○
4 × × ○
5 × × ×
問16 次のうち、「福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)」に関する記述として、適
切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 基本サービスは、福祉サービスの利用料の支払い等の日常的な「金銭管理サービス」と、通帳や証書等の「書類等の預かりサービス」の2種類のみである。
B 実施主体は、都道府県に設置されている福祉事務所である。
C 対象は、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な者である。
D 適切な事業運営の確保のために、都道府県社会福祉協議会に運営適正化委員会を設置する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
問17 次の文は、「社会福祉事業の経営者による福祉サービスに関する苦情解決の仕組みの指針について」(平成29年3月7日一部改正)の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句を
【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
苦情解決の仕組みの目的
・ 自ら提供するサービスから生じた苦情について、自ら適切な対応を行うことは、社会福祉事業の
経営者の重要な( A )である。
・ このような認識に立てば、苦情への適切な対応は、自ら提供する福祉サービスの検証・改善や利用者の( B )の向上、虐待防止・権利擁護の取組の強化など、福祉サービスの質の向上に寄与するものであり、こうした対応の積み重ねが社会福祉事業を経営する者の社会的信頼性の向上にもつながる。
・ 苦情を( C )せず、社会性や客観性を確保し、一定のルールに沿った方法で解決を進めるこ
とにより、円滑・円満な解決の促進や事業者の信頼や( D )の確保を図ることが重要である。
【語群】
ア 信頼感 イ 満足感 ウ 責務 エ 権利 オ 密室化 カ 潜在化
キ 適正性 ク 公正性
(組み合わせ)
A B C D
1 ウ ア オ キ
2 ウ イ オ キ
3 ウ イ カ ク
4 エ ア オ ク
5 エ イ カ ク
問18 次のうち、「児童の権利に関する条約」の一般原則として、適切なものを2つ選びなさい。
1 社会保障を受ける権利
2 教育の権利
3 子どもの最善の利益
4 余暇、遊びおよび文化的活動
5 差別の禁止
問19 次のうち、「令和4年版少子化社会対策白書」における少子化をめぐる現状に関する記述とし て、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。
A 2020(令和2)年の全国の合計特殊出生率は1.33であり、都道府県別の状況を見ると、最も低
いのは東京都である。
B 日本における家族関係社会支出の対GDP比は1.73%(2019年度)であり、フランスより高い
水準となっている。
C 子どもがいる夫婦は、夫の休日の家事・育児時間が長くなるほど、第2子以降の生まれる割合が
高くなる傾向がある。
D 2016(平成28)年における6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連時間は1日当たり3時
間23分となっており、年々増加している。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
問20 次のうち、民生委員・児童委員に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×と
した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 市町村の区域に児童委員を置く。
B 都道府県知事の推薦によって、厚生労働大臣が委嘱する。
C 生活保護制度に関して、福祉事務所長または社会福祉主事の事務の執行に協力する。
D 給与は支給せず、任期は5年である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
問21 次のうち、各法律に示されている年齢に関する記述として、適切なものを○、不適切なもの
を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「民法」では、6歳に達している者は、特別養子縁組の養子となることができない。
B 「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」では、障害児とは障害等級に該当する程度の障害の状態にある20歳未満の者をいう。
C 「母子保健法」では、新生児とは1歳に満たない者をいう。
D 「母子及び父子並びに寡婦福祉法」では、児童とは20歳未満の者をいう。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
問22 次のA~Eは、日本の子ども家庭福祉に関連する法律である。これらを年代の古い順に並べた 場合の正しい組み合わせを1つ選びなさ
A 「いじめ防止対策推進法」の制定
B 「子ども・若者育成支援推進法」の制定
C 「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」の制定
D 「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」の制定
E 「子ども・子育て支援法」の制定
(組み合わせ)
1 A→E→D→B→C
2 B→C→D→A→E
3 B→E→A→D→C
4 C→A→D→B→E
5 C→B→E→A→D
問23 次のうち、子どもの意見表明権に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とし
た場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「児童の権利に関する条約」では、「自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利」を認めているが、これは言語によって意見を表明できる一部の子どもの権利を認めたものである。
B 子どもは未熟であるために、大人が子どもにとってより良いものを考え、決定するという考え方
を、「パターナリズム」という。
C 専門職等が子どもの声を代弁することを「アドボケイト」という。
D 児童養護施設に入所する子どもは、支援内容や生活上のルールの改善を職員に訴えることや施設に設置されている意見箱に匿名で投函できることになっている。
E 児童相談所長は、子どもを一時保護または児童養護施設などへの入所措置、及び措置解除を決定する場合には、年齢や発達の状況に応じて子どもの意見を聞かなければならない。
(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × ○ ×
2 ○ × ○ × ○
3 × ○ ○ ○ ○
4 × × ○ ○ ×
5 × × × × ○
問24 次のうち、障害のある子どもに対する合理的配慮の事例として、適切な記述を3つ選びなさい。
1 知的障害のあるLちゃん(4歳、女児)は、他児が遊んでいる物を勝手に取り上げる、他児に暴
言を吐くなどの行動が目立つが、そのことを指摘すると萎縮してしまうので、そのままにしておく。
2 保育所の登園時、保護者と別れることがなかなかできない状態が続く発達障害のあるM君(3
歳、男児)について、落ち着くまでしばらくの期間は、保護者が保育室にいられるようにする。
3 脳性まひのN君(3歳、男児)は、みんなが使っているスプーンだと上手に食べられないため、
柄が太くて握りやすく、角度も調整されたスプーンを使っている。
4 言葉がけが十分に理解できない、医療的ケアが必要なP君(5歳、男児)には、遊びや生活など
のすべてにおいて保育士が先回りして支援している。
5 周囲の動きや音に敏感な発達障害のあるQちゃん(5歳、女児)は、みんなと同じ場所では不安
を抱く場合があるため、一人で落ち着ける場所を用意しておく
問25 次のうち、「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」(厚生労働省)における母子世帯等の実態
に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選
びなさい。
A 母子世帯の母の養育費の受給状況では、離婚した父親から「現在も受けている」母親は56.9%である。
B 面会交流を実施していない理由は、父子世帯の父では、「子どもが会いたがらないから」が最も
多い。
C 小学校入学前の児童の保育状況は、母子世帯、父子世帯とも「幼稚園」の割合が最も多い。
D 母子世帯における児童の高校卒業後の進路は、「就労」の割合が最も多い。
E ひとり親世帯になった時点の末子の平均年齢は、母子世帯では4.6歳、父子世帯では7.2歳である。
(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × ○ ×
2 ○ × ○ ○ ×
3 ○ × × × ○
4 × ○ × × ○
5 × × ○ ○ ×
第2課題
第1設題
下記に示す「課題図書」から、1つを選び、要約し、意見を述べ、1600字以内でまとめてください。レポート本文の冒頭でも課題とした「テキスト」を明らかにしてください。教員はいちいち課題図書を別の場所で確認しません。1000字以上で要約し、300字以上で意見を述べてください。提出前に、誤字脱字がないか、確認してください。
・大久保 真紀 (著)「児童養護施設の子どもたち」、高文研、2011/5/1。
・みんなでできる 医療的ケア児サポートBOOK 単行本 – 2022/8/31冨田直 (編集, 著)照林社 (2022/8/31)
・東田 直樹「自閉症の僕が跳びはねる理由 」、角川文庫、2016年。・
・安發 明子 (著)「一人ひとりに届ける福祉が支える フランスの子どもの育ちと家族」、かもがわ出版、 2023/8/2。
・伊藤亜紗「手の倫理」、講談社選書メチエ。ケア、子育て、看取りなどの場面で人は接触する。接触面には人間関係があり、幸福感に影響を与える。
・内山登紀夫「児童発達支援。放課後ディサービスのための 発達障害支援の基本」、日本評論社、2025年、2750円。
・児童養護施設のエスノグラフィー: 「実践」からみる子ども生活の社会学 単行本 – 2023/12/28
三品 拓人 (著)
・河内 崇典「ぼくは福祉で生きることにした お母ちゃんがくれた未来図 」、水曜社、2022/9/5。
・権頭 喜美惠「福祉施設からはじまる 多世代ごちゃまぜ地域共生社会」幻冬舎、2024/12/20。
・阿部泰尚(ひろたか)「いじめを本気でなくすには」KADOKAWA、2020年。
・桑島隆二 (著)「脇役になれない子どもたち ― 不登校の正体」、 アメージング出版、2025/3/10。
・山本 ゆき (著)「兄のランドセル―いのちの政治家山本孝史物語 」朝日新聞出版、2011年。
・澁谷 智子「ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実」、中公新書、2018/5/18。
・ブレイディみかこ「THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本」、新潮文庫、2019年。
・慎 泰俊「ルポ 児童相談所: 一時保護所から考える子ども支援」、ちくま新書、2017/1/5
・大久保真紀「ルポ 児童相談所」、朝日新書、2018/5/11。
・朝日新聞取材班 (著)「増補版 子どもと貧困」、朝日文庫、2018/7/6
備考・補足
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| 授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
| 家族・地域社会の変化と福祉問題 | 社会の変容と福祉問題を理解する力 | pp.2〜8 | |
| 社会福祉とは | 福祉の概念・理念を理解する力 | pp.7〜22 | |
| 諸外国における社会福祉のあゆみ | 社会福祉の歴史を理解する力 | pp.23〜38 | |
| 日本における社会福祉のあゆみ | 社会福祉の歴史を理解する力 | pp.39〜52 | |
| 社会福祉ニーズの変容と福祉ニーズの把握 | 社会福祉ニーズを理解する力 | pp.53〜66 | |
| 児童福祉・障害者福祉サービスの概観 | 児童福祉・障害者福祉サービスを理解する力 | pp.68〜96 | |
| 高齢者福祉・母子及び寡婦福祉サービスの概観 | 高齢者福祉・母子及び寡婦福祉サービスを理解する力 | pp.97〜114 | |
| 生活保護 | 生活保護法を理解する力 | pp.115〜126 | |
| 社会福祉サービスの供給方法 | サービス提供のしくみを理解する力 | pp.127〜138 | |
| 地域福祉の推進と課題 | 地域福祉について理解する力 | pp.139〜156 | |
| 社会福祉の担い手と専門職の専門性 | 社会福祉専門職を理解する力 | pp.157〜182 | |
| ソーシャルワークの技術と実践展開 | ソーシャルワーク技術を理解する力 | pp.183〜200 | |
| 社会福祉の法律と行政・民間機関 | 社会福祉の法としくみを理解する力 | pp.201〜228 | |
| 社会保障の理念と社会保険 | 社会保障と関連制度を理解する力 | pp.229〜250 | |
| 福祉サービス提供の問題点と課題 | 社会福祉施策の動向を理解する力 | pp.251〜262 | |
| 試験 試験は正誤問題・穴埋問題・論述問題を通して客観的に採点します。 |