最終更新日:2026年3月24日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U078

日本語の歴史Ⅰ

言語の歴史はどのように明らかにされるのか

単位条件

通信 2単位

教員

山中 梓

履修条件

なし

到達目標

言語の歴史について、どのような「問い」が立てられるかを理解する。
言語の歴史を明らかにする方法を複数理解し、それらの方法がどのような問いに対して答えを出すことができるのかを理解する。
それらを踏まえて、言語の歴史に関する問いを立てることとそれにふさわしい方法を考えることができるようになる。

学習成果

言語の歴史について、どのような「問い」が立てられるかを理解する。
言語の歴史を明らかにする方法を複数理解し、それらの方法がどのような問いに対して答えを出すことができるのかを理解する。
それらを踏まえて、言語の歴史に関する問いを立てることとそれにふさわしい方法を考えることができるようになる。

テキスト教材

大木一夫(2013)『ガイドブック日本語史』ひつじ書房

評価の要点

1)テキスト教材の内容を正確に理解しているか
2)テキスト教材で取り上げられている具体例にそくして、問題の事例を検討することができているか

評価方法と採点基準

レポート課題合格後の試験によって評価する。
テキスト教材の内容の正確な理解を問う問題、応用問題(計100%)

レポート課題

提出数 2

第1課題

Web提出可
[1600]

第1設題

文献により言語(特に日本語)の歴史を明らかにする方法の注意すべき点について説明せよ。その際に次の5つのキーワードのうち3つを含むこと。

キーワード:①本文批判、②位相、③発音、④地域差、⑤絶対年代

第2課題

Web提出可
[1600]

第1設題

「ら抜きことば」について、あなたはどのように評価するか。ア)ら抜きことばは文法的に正しくないため、使用するべきではない、イ)ら抜きことばは言語変化の一つであるため、使用するべきではないとは言えない の2つの立場のうちいずれかを選択し、その根拠を述べよ。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
歴史言語学の問い
言語の歴史について、どのような問いが立てられるのかを知る
論理的思考力・想像力 教科書 第1章
ことばはなぜ変化するのか
社会との関係を中心に、ことばがなぜ変化するのかを考える
論理的思考力・想像力 第2章
信頼できるテキストを求めて
古典文献の本文の性格と本文批判の方法を知る
論理的思考力・想像力 第3章
文献にあらわれた言語の性格(1)
作品成立時の言語の姿に迫るための方法を知る
論理的思考力・想像力 第4章
文献にあらわれた言語の性格(2)
言語の位相差と地域差について知る
論理的思考力・想像力 第5章
文献による言語の歴史(1)
文献によって語の歴史を明らかにする方法を知る
文献による言語の歴史(1)
文献によって語の歴史を明らかにする方法を知る
第6章 ~p.110
文献による言語の歴史(2)
文献によって文法・発音の歴史を明らかにする方法を知る
論理的思考力・想像力 第6章 P.110~
文献以前の言語の姿をさぐる
比較言語学の方法と注意点を知る
論理的思考力・想像力 第7章
比較方言学とその方法(1)比較方言学とその方法(1)
首里方言と東京方言の比較の事例をもとに、比較方言学の方法を知る
論理的思考力・想像力 第8章 ~p.156
比較方言学とその方法(2)
日本語のアクセントの事例をもとに、比較方言学の方法を知る
論理的思考力・想像力 第8章 p.156~
言語地理学とその方法
言語の分布をもとに言語の歴史を明らかにする方法を知る
論理的思考力・想像力 第9章
方言による言語史と文献による言語史
方言による言語史と文献による言語史をあわせた事例をもとに、言語の歴史を明らかにする方法とその特徴を考える
論理的思考力・想像力 第10章
言語の体系と言語の歴史(1)
言語の体系性に着目して言語の歴史を明らかにする方法を知る
論理的思考力・想像力 第11章 ~p.215
言語の体系と言語の歴史(2)
ハ行子音の歴史をもとに、言語の歴史を明らかにする方法を知る
論理的思考力・想像力 第11章 p.215~
社会のなかの言語と言語変化
社会的な変種を利用した言語変化研究の方法を知る
論理的思考力・想像力 第12章
試験 テキストの内容を正確に理解しているかを問う選択問題や、テキストの内容をもとにした応用問題を出題する