最終更新日:2026年4月8日
U124
日本美術史Ⅰ
日本近代美術論(明治以降、昭和戦前期まで)単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
美術の近代化あるいは西欧化が急激に進んだ明治以降、昭和戦前期までの造形作品をおもに取り上げ、その特徴、誕生の背景、鑑賞のされ方などを考察する。(前期は、明治末までの美術を対象とする。)本授業は、作品が生み出された時代の社会、生活、文化の状況を理解することを到達目標とする。また、美術の歴史を学びながら文化的教養を深めるとともに、専門的な学修を行うための、知的好奇心を喚起することを目標とする。
学習成果
明治から昭和戦前期までの造形作品(絵画、彫刻、版画、写真、工芸、デザイン、建築など)について、その作品が生み出された時代の文化的、社会的状況を理解し、説明できるようになる。
テキスト教材
土方定一『日本の近代美術』(岩波文庫)2012
参考図書
高階秀爾「日本近代美術史論」(ちくま学芸文庫)2006年
「岩波近代日本の美術l ~9巻」(岩波書店)1996~97年
「日本の近代美術l~12巻J(大月書店)1993~94年
「日本美術全集」(講談社)1992~93年 などの画集
評価の要点
①レポート評価の要点 課題について論理的に論じられているか。参考書や展覧会図録などを使って、深い考察がなされているか。高階秀爾「日本近代美術史論Jには詳しい参考文献が掲載されています。
②試験(論述式)評価の要点 テキストの内容を正確に把握・理解しているか。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。試験は論述方式で行う。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
できるだけ数多く、いろいろな造形作品を見ること。新聞の文化欄(美術欄)を読むこと。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
教科書1章~5章を読んで、明治期における日本画と洋画の近代化がどのように進んだのか、「日本画」「洋画」のいすれかを選んでまとめなさい。
第2課題
第1設題
教科書l章~5章に登場する画家の中から一人選び、その作家の芸術活動の特徴について、時代背景を踏まえて論じなさい。
備考・補足
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| 授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
| 序 日本近代美術とフランス美術 | 日本近代とフランスの関係について知識を習得することがで きる。 | 教科書「序章」予習・復習90分 | |
| 伝統美術と近代美術 江戸の洋風画 | 江戸時代の洋風画について里礎的知識を習得できる。 | 第1章 予習・復習90分 | |
| 初期洋画(l)川上冬崖 | 明治初期の洋画の特徴について基礎的知識を習得できる。 | 第2草 予習・復習90分 | |
| 初期洋画(2)高橋由一 | 明治初期の洋画の特徴について基礎的知識を習得できる。 | 第2室 予習・復習90分 | |
| 初期洋画(3)工部美術学校とフオンタネージ | 工部美術学校が果した役割について基礎的知識を習得できる。 | 第2章 予習・復習90分 | |
| 明治の日本画(l)フェノロサ | フェノロサが果たした役割について基礎的知識を習得できる。 | 第3章 予習・復習90分 | |
| 明治の日本画(2)岡倉天心 | 岡倉天心が果たし役割について基礎的知識を習得できる。 | 第3章 予習・復習90分 | |
| 明治の日本画(3)束京美術学校の創立 | 束京芙術学校が創された経緯とその意義について基礎的知識を習得できる。 | 第3章 予習・復習90分 | |
| 明治美術会 | 明治美術会が創立された経緯とその意義について基礎的知識を習得できる。 | 第4章 予習・復習90分 | |
| 明治の洋画(l)黒田清輝と外光派 | 明治後期の洋画の徴について里礎的知識を習得できる。 | 第4章 予習・復習90分 | |
| 明治の洋画(2)藤島武二 | 明治後期の洋画の徴について基礎的知識を習得できる。 | 第4章 予習・復習90分 | |
| 明治の洋画(3)青木盤 | 明治後期の洋画の徴について基礎的知識を習得できる。 | 第4章 予習・復習90分 | |
| 日本画の中の近代(l)横山大観と日本美術院 | 明治後期の日本画特徴について基礎的知識を習得できる。 | 第5章 予習・復習90分 | |
| 日本画の中の近代(2)朦朧体 | 明治後期の日本画特徴について基礎的知識を習得できる。 | 第5章 予習・復習90分 | |
| 日本画の中の近代(3)冨岡鉄斎 | 明治後期の日本画特徴について基礎的知識を習得できる | 第5章 予習・復習90分 | |
| 試験 |