保育教育指導法［新特例］

履修条件

なし

到達目標

（１）幼児期の特性及び幼稚園教育の基本について理解するとともに、遊びを通しての総合的な指導の重要性について
説明することができる。
（２）幼児教育において育みたい資質・能力及び「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を５領域と関連づけて説明
することができる。
（３）幼児理解に基づいた活動の展開及び教師の指導・援助について構想することができる。

学習成果

（１）幼児期の特性及び幼稚園教育の基本を理解した上で、幼稚園教育のねらいが総合的に達成するよう、幼児の遊びの展開に留意し適切に指
導することができる。
（２）幼稚園生活の全体を通して「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を、幼児の具体的な姿から捉え理解して指導することができる。
（３）幼児が幼児期にふさわしい生活を営めるよう、主体的に環境とかかわり、発達に必要な体験が得られるよう、指導することができる。

テキスト教材

文部科学省『幼稚園教育要領解説』（平成30年３月）
プリント配付
VTR使用
佐藤学『教育方法学』（岩波書店）
『教育方法学』（聖徳大学通信教育部）

参考図書

塚本美知子編著『子ども理解と保育実践』（萌文書林）2023年
文部科学省『指導計画の作成と保育の展開　幼稚園教育指導資料集第１集』（フレーベル館）2013年

評価の要点

主に、次の３点について評価する。
（１）幼児期の特性と幼稚園教育の基本に関する理解
（２）幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の理解（遊びを通した総合的な指導により育まれる）
（３）指導計画の考え方及び幼児理解に基づいた評価の理解

評価方法と採点基準

・評価の要点に基づいて実施する課題ー80％
・授業内でのグループ討議の参加や発表ー20％

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・「幼稚園教育要領解説」を事前に読んで授業に臨んでください。
・特に「幼児期の特性」「幼稚園教育の基本」は繰り返し読み、理解を深めてください。
・授業には主体的に取り組み、疑問に思ったことや分からないことは質問してください。
・グループ討議では、自らの体験を基に進んで発言し学びを深めてください。

備考・補足

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