教育課程総論

幼稚園、保育所の保育の計画、実践、評価を学ぶ

単位条件

通信 1単位

教員

岡田　耕一

履修条件

なし

到達目標

代表的な保育施設に保育所、幼稚園、認定こども園がある。どの施設にも共通するのは保育の長時間化である。そこで、この授業では、「１日の保育」という視点から教育課程（保育課程）とその指導案について取り上げ、保育の計画、実践、評価が的確にできることを目指す。

学習成果

上記の到達目標の達成により、以下の学習成果を得ることができる。
１．幼稚園教育要領と保育所保育指針の目的、目標、ねらい、内容の説明ができる。
２．教育課程、保育課程の編成と指導計画の作成ができる。
３．幼稚園教育要領の内容と教育課程との関連性について説明できる。
４．保育所保育指針の内容と保育課程との関連性について説明できる。
５．子どもの発達過程にふさわしい教育課程、保育課程の編成、指導計画の作成ができる。

テキスト教材

１．加藤敏子、岡田耕一編著『保育の計画と評価を学ぶ』（萌文書林）2019年
２．文部科学省『幼稚園教育要領』
３．厚生労働省『保育所保育指針』

参考図書

１．文部科学省『幼稚園教育要領解説』
２．厚生労働省『保育所保育指針解説書』

評価の要点

上記の「学習成果１」を20点、「学習成果２」を40点、「学習成果３」を10点、「学習成果４」を10点、「学習成果５」を20点の配分で評価する。

評価方法と採点基準

「評価の要点」に基づき、まとめの科目終了試験を実施する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

「学習の内容」を確実に習得し、練習問題集を解くことが大切です。
科目終了試験の準備のために、練習問題集を配布するので、科目終了試験の対策に役立ててください。

レポート課題

提出数 1

第1課題

指定用紙をダウンロードして印刷し、解答を記入して、レポート作成にあたっての注意事項〈必読〉の「③送付の方法」により送付してください。

下記の２つの設題から１つを選択すること。
以下の設問の内容をレポート課題とします。次の設問に答えなさい。

横書き解答用紙あり

指定解答用紙

第1設題

⑴ 次の文章の空欄にあてはまる言葉を記入しなさい。
・［保育所保育指針より］保育所は、児童福祉法第39条の規定に基づき、（　➀　）子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を計ることを目的とする（　➁　）である。
・「幼稚園教育要領より」幼稚園は、（　➂　）及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な（　④　）を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。

⑵ 保育課程・教育課程を編成することの意義について、書きなさい。

第2設題

⑴ 以下の年齢に相応しい特徴を下段から選び、その番号をカッコの中に記入しなさい。
➀おおむね６か月〜１歳３か月（　　　）　　　　➁おおむね１歳３ヶ月〜２歳未満（　　　）
➂おおむね２歳（　　　）　　　　　　　　　　　➃おおむね３歳（　　　）
➄おおむね４歳（　　　）　　　　　　　　　　　➅おおむね５歳（　　　）
＜選択肢＞
１．運動遊び　　２．葛藤の経験　　３．平行遊び　　４．人見知り　　５．二語文　　６．自己主張

⑵ 指導計画の種類と関連性について、書きなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容	身につく資質･能力	学習範囲（予習・復習を含む）
保育課程を編成することの意義	保育計画	P.52〜P.56
教育課程を編成することの意義	保育計画	P.52〜P.56
保育課程と指導計画との関連性	指導計画	P.90〜P.115
教育課程と指導計画との関連性	指導計画	P.90〜P.115
保育課程、指導計画の作成	計画力	P.116〜P.145
教育課程、指導計画の作成	計画力	P.116〜P.145
保育所保育指針の内容と保育課程との関係①	保育内容	P.56〜P.63
保育所保育指針の内容と保育課程との関係②	保育内容	P.56〜P.63
幼稚園教育要領の内容と教育課程との関係①	保育内容	幼稚園教育要領
幼稚園教育要領の内容と教育課程との関係②	保育内容	幼稚園教育要領
０〜２歳児の発達と保育の在り方	発達と保育	P.71〜P.79
３〜６歳児の発達と保育の在り方	発達と保育	P.80〜P.81
子どもの発達過程と保育	発達と保育	P.85〜P.89
保育の内容と実践についての記録・省察および評価①	記録と評価	P.146〜P.163
保育の内容と実践についての記録・省察および評価②	記録と評価	P.146〜P.163
全授業をふまえて、科目終了試験を実施する。

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