最終更新日:2025年1月17日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:1年
短期大学部 保育科

N012_N013

音楽Ⅱ~1/音楽Ⅱ~2

楽譜の読み書き・子どもの声域に合った楽譜を書く・保育者として歌う

単位条件

面接 1単位

教員

小畑 秀樹

履修条件

なし

到達目標

(1)目的 子どもの遊びや発達等について理解し、さらに、保育者に求められる表現・技能等を修得し、主に音楽活動を通して一人ひとりの子どもに適切な援助をする際に必要な力が身につく。具体的には、保育者として音楽活動をする際に必要な楽譜を読む力と書く力、子どもの声域に合った楽譜を書く力、保育者として歌唱表現する力を身につけ、実習に活かすことができる。
(2)授業構成と到達目標
1.楽譜を正しく読み、書くことができる。
2.音程、調号がわかり、移調ができる。
3.単独で、かつ保育者に相応しい表情等で歌うことができる。

学習成果

1.音楽の基本である楽譜を正確に読み取り、かつ記譜する力が身につき、音楽表現に活かすことができる。
2.移調の仕組みを理解し、子どもの声域にあった楽譜を書く力が身につき、子どもに無理のない音楽活動に活かすことができる。
3.保育者に必要な歌唱力および表現力が身につき、幼児教育実習や保育実習に活かすことができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

文部科学省『幼稚園教育要領』平成29年告示版
厚生労働省『保育所保育指針』平成29年告示版
内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』平成29年告示版

評価の要点

音名、異名同音、変化記号の効力、リズム、音程、調号、移調を理解している。
保育者として適切な発声法、表情、リズムや音高、明瞭な言葉で歌える。

評価方法と採点基準

到達目標の達成度をスクーリングにて評価します。
音名、異名同音、変化記号の効力、リズム、音程、調号、移調をポイントとした課題(90%)
発声法、表情、リズムや音高、明瞭な言葉をポイントとした歌唱発表(10%)

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

小学校および中学校における基礎的な音楽理論を理解してから履修することが望ましい。
音楽用五線ノートの活用を勧める。
この授業は15時間の予習・復習を行うものとする。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス/保育現場と音楽について知る/基本的な記譜法を学ぶ 記譜法 音符等の記譜法、教 科書 pp.6-22
音名を知る/全音と半音を理解する/変化記号(調号・臨時記号)の効力を理解する 音の高さに関わる読譜力 音符や変化記号と鍵 盤との関係、 pp.23-24、 pp.40-53
保育者としての歌唱活動に必要な事項を理解する 歌唱技術 歌唱、教科書 pp.119-124
音符と休符を理解する/リズムを表現する 基礎的なリズム表現力 リズム、教科書 pp.28-31
拍子記号を理解する 拍子を踏まえたリズム表現力 拍子記号、教科書 pp.32-39
音程を学ぶ1〔幹音間〕 音程を理解する力 音程、教科書 pp.54-59
音程を学ぶ2〔派生音を含む〕 音程を理解する力 音程、教科書 pp.60-70
自身および他者の歌唱発表を通して各自の課題を明確にする 歌唱技術 歌唱、教科書 pp.119-124
音階と調号を学ぶ1〔嬰種〕 調号を理解する力 調号、教科書 pp.71-75
音階と調号を学ぶ2〔変種〕 調号を理解する力 調号、教科書 pp.77-84
移調技術を身につける1〔調号〕 移調技術 移調、教科書 pp.87-89
移調技術を身につける2〔音階固有音〕 移調技術 移調、教科書 pp.90-92
移調技術を身につける3〔派生音〕 移調技術 移調、教科書 pp.93-95
移調のまとめ 音楽活動を通して子どもに適切な援助をする際に必要な力 移調、教科書 pp.96-100
総復習 音楽の理論と表現、 教科書 pp.6-100
試験
「評価の要点」「評価方法と採点基準」に基づく。