英語科教育法Ⅳ

履修条件

「英語科教育法Ⅰ」「英語科教育法Ⅲ」のレポート課題に合格していることが望ましい。

到達目標

(1)中学校の英語の授業において、生徒の能力を伸ばす言語活動を行うことができる。
(2)中学校の英語の授業において、効果的な指導法を理解して実行することができる。
(3)中学校の英語の授業において、より良い指導をするための教材の研究、学習指導案の作成、模擬授業を実践することができる。

学習成果

(1)教室で教育活動を展開するのに必要な指導法と技術を身につけられる。
(2)生徒の英語能力を伸ばすには、どのような言語活動が良いか理解して実行できる。
(3)学習指導要領の内容を踏まえた教材研究、学習指導案の作成、模擬授業を実施できる。
(4)小学校の外国語活動・教科との連携を考えながら、中学校の英語授業において指導できる。

テキスト教材

三浦孝　中嶋洋一　池岡慎『ヒューマンな英語授業がしたい！』 研究社（2006年）
『NEW HORIZON English Course 2』東京書籍 (令和7年)

参考図書

文部科学省『中学校学習指導要領(英語編)』(平成29年3月告示)
鈴木 祐一 『あたらしい第二言語習得論』研究社 (2024)

評価の要点

(1)学習指導要領や教材を十分理解した上で指導案を作成し、模擬授業を実践している。
(2)ディスカッションなど授業内の活動に積極的に参加している。
(3)自分の模擬授業を振り返り、改善に向けて努力している。

評価方法と採点基準

授業参画(30%)、レポート(30%)、模擬授業(40%)を基にして総合的に評価します。
授業参画・レポートでは60%中40%以上、模擬授業では40%中20%以上、両方共満たしていることが単位取得の最低基準となります。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

(1)中学校の英語教師を目指すための授業科目になります。授業の一部を英語で行ったり、英語でのディスカッションを通して、英語力の向上も図ります。
(2)履修者数や授業の進み具合によってスケジュールは変更になる場合があります。
(3)ICTを使って模擬授業をして頂きますので、タブレットあるいはPCをご持参ください。
(4)履修者の全員に模擬授業を行って頂きます。
(5)「ヒューマンな英語授業がしたい！」の第Ⅰ章ならびに第II章 A・Bを授業前までに読んでおいてください。なおNew Horizon については、事前準備は必要ありません。

備考・補足

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