最終更新日:2025年1月29日
D122
学校保健Ⅱ
保健教育単位条件
通信 2単位教員
履修条件
「学校保健Ⅰ」「養護概説」を履修していること。
到達目標
保健教育の意義や位置づけ、学習指導要領を理解し、養護教諭としての保健教育への関わりや実践力を養う。
学習成果
1.保健教育と健康教育について理解することができる。
2.養護教諭が行う保健教育の意義と指導内容について理解することができる。
3.学習指導要領の内容を理解し、指導案を作成することができる。
テキスト教材
『養護教諭のための学校保健』(少年写真新聞社)
参考図書
『学校保健ハンドブック 第7次改訂』(ぎょうせい)
『小学校学習指導要領』(文部科学省)
『中学校学習指導要領』(文部科学省)
『高等学校学習指導要領』(文部科学省)
評価の要点
1.児童生徒の健康課題と指導について把握することができたか。
2.教育課程と保健教育、養護教諭の教育活動について理解することができたか。
3.学習指導要領を理解し、実際に指導案を作成することができたか。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
1.教育課程や学習指導要領について理解することができたか。
2.保健教育の内容について理解をすることができたか。
3. レポート課題は、指定された文字数でわかりやすくまとめられているか。また、課題の内容が整理され、自分の考えを自分の言葉で表現することができているか。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
1.テキストや参考図書をよく読み、保健教育の法的根拠や内容を理解できるようにする。
2.課題を探し出し、多角的に調べて、課題解決に向けて思考力や判断力を身につけるようにする。
3.学習指導要領を理解し、保健教育を実践できる力を身につける。
4.保健指導案や学習指導案を作成することができる。
5.科目終了試験は、テキストのみでなく、参考書からも出題するので、ノートを工夫すること。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
教育課程と保健教育について説明をしなさい。また、あなたは養護教諭として効果的な保健教育をどのように進めていきたいのか、自分の考えを述べなさい。
第2課題
第1設題
学習指導要領の基本的な考え方について説明しなさい。また、児童生徒が健康に関心を持てるようにするために、、養護教諭としてどのような実践をしたいのか、具体的なテーマを取り上げ指導案を作成して、自分の考えを述べなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
保健教育の意義や法的根拠の理解 | 課題解決能力 理解力 |
文部科学省のHP 予習1時間 | |
保健教育のしくみ(領域構造)の理解 | 課題解決能力 理解力 |
テキストP32 予習1時間 | |
教育課程における保健教育についての理解 | 課題解決能力 理解力 |
テキストP33 予習1時間 | |
教科としての保健と健康に関する指導の関連についての理解 | 課題解決能力 理解力 |
テキストP33〜 P34 予習1時間 | |
学習指導要領の基本的考え方 | 課題解決能力 理解力 |
文部科学省のHPテ キストP34 予習1時間 | |
健康にかかわる教科とその内容① 学習指導要領の内容項目・指導時間等 |
理解力 | テキストP34〜 P37 予習1時間 | |
健康にかかわる教科とその内容② 学習の進め方等 |
理解力 実践力 |
テキストP37〜 P41 予習1時間 | |
児童生徒の心身の健康課題の理解① | 理解力 思考力 |
テキストP105〜 P114 予習1時間 | |
児童生徒の心身の健康課題の理解2 | 理解力 思考力 |
テキストP115〜 P119 予習1時間 | |
児童生徒の健康課題を考えた保健指導案の作成の基本と実際① 特別活動における健康安全に関する内容についての理解 |
課題解決能力 理解力 |
テキストP41〜 P43 予習1時間 | |
児童生徒の健康課題を考えた保健指導案の作成の基本と実際② 保健指導案の作成 |
課題解決能力 思考力・実践力 |
テキストP47 予習2時間 | |
保健学習指導案作成の基本と実際① 小学校の体育科の保健領域の内容の理解 |
課題解決能力 理解力 |
小学校学習指導要領 予習1時間 | |
保健学習指導案作成の基本と実際② 中学校の保健体育科の保健分野の内容の理解 |
課題解決能力 理解力 |
中学校学習指導要領 予習1時間 | |
保健学習指導案作成の基本と実際③ 保健学習指導案の作成 |
課題解決能力 思考力・実践力 |
テキストP45〜 P46 予習2時間 | |
学習のまとめ | 課題解決能力 思考力・実践力 |
ノートを工夫して学 んだことをしっかり まとめる。 復習2時間 | |
試験 1 今まで学習してきた内容をノートにしっかりまとめて試験に臨んでください。 2 テキストだけではなく、参考書や文部科学省のHPなどからも出題するので、学習指導要領や教育課程、保健教育について広く理解をするようにしてください。 |