最終更新日:2025年7月31日
D115
医学一般Ⅱ
社会福祉士、精神保健福祉士にとって必要な医学、医療の基本的知識を学ぶ。単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
保健・医療など他業種と連携を図りながら、福祉社会づくりに貢献できる人材を育成する。その目的のため、医学、医療の基礎知識を身につけることで、医師、看護師や保健師などの保健医療従事者と良好なコミュニケーションをとり、チームとして対象者に適切な対応ができるようになると期待される。
学習成果
1.人の成長・発達と老化について理解することができる。
2.身体構造と心身の機能を学ぶことで、疾病や障害についての理解を深めることができる。
3.疾病の概要を学ぶことで、社会福祉などの対象者にチームとして適切な対応ができる。
4.障害の概要を学ぶことで、社会福祉などの対象者にチームとして適切な対応ができる。
5.リハビリテーションの概要を学ぶことで、対象者のリハビリテーションをより効果的に行うための適切な対応ができる。
6.国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要を学ぶことで、対象者にチームとして適切な対応ができる。
7.健康のとらえ方を学ぶことで、日本における公衆衛生の課題を理解し、福祉社会づくりに貢献できるようになる。
テキスト教材
2025年7月31日までの配本
①社会福祉士養成講座編集委員会編集『新・社会福祉士養成講座1 人体の構造と機能及び疾病 第3版』(中央法規出版)2016
2025年8月1日以降の配本
②一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集『最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座1 医学概論』2021
評価の要点
レポートは、課題の意図を的確に理解し、テキストやインターネットなどで調べ、理解しやすい表現で記述して下さい。テキスト全体を理解した上で、個人的な意見を述べるのではなく、根拠に基づいて課題に適切に答えているかを評価する。
評価方法と採点基準
レポート合格後、科目終了試験で評価する。
レポートは、過不足無く課題に対応できていればB、優れた内容であればA、非常に優れていればSとする。やや過不足はあるものの、必要最低限の内容であればC、基準に達しない場合Dとなる。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
インターネット上に散見される既存のレポートのコピー&ペーストなどと判断されるレポートは、無条件で「D」評価となりますので、そのような疑いがもたれることのないようにしてください。またレポートが「再提出」と評価された場合は、その際の「講評」をよく読んで、その指示に従って書き直すようにして下さい。二度三度と同じ指摘を受ける例も見受けられます。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題または第2設題どちらかを提出してください。
①のテキストを使用する場合は第1設題(論述問題)を提出すること。
②のテキストを使用する場合は第2設題(指定様式記述問題)を提出すること。
第1設題
①のテキストを使用する場合のレポート課題です。
(医学的リハビリテーションについて)
医学的リハビリテーションの諸段階それぞれの要点をまとめ、その際必要となる障害の評価について論ぜよ。
第2設題
②のテキストを使用する場合のレポート課題です。
文章の( )に適切な言葉を入れて完成しましょう。
身体障害者福祉法の身体障害者手帳の交付対象となる障害は、1.( )障害 2.( または )の障害
3.( 、 または )の障害4( )5.( )障害である。
5( )障害には、6.( )7.( )
8.( )9.( )10.( )11,( )12.( )の7つがある。
身体の不活動状態によって2次的に生じた障害である廃用症候群は、比較的短時間の13.( )でも14.( )者にも生じ得る。廃用症候群は、
15.( )が、最も重要である。
第2課題
第1設題または第2設題どちらかを提出してください。
①のテキストを使用する場合は第1設題(論述問題)を提出すること。
②のテキストを使用する場合は第2設題(指定様式記述問題)を提出すること。
第1設題
①のテキストを使用する場合のレポート課題です。
(老化と身体変化について)
老化に伴う身体・生理面の変化をふまえ、代表的な老年病2つを簡単に説明した上で、その治療・対応策について論ぜよ。
第2設題
②のテキストを使用する場合のレポート課題です。
リハビリテーション医学・医療は、疾病は外傷の発生した時期から1.( )期2.( )期、
3.( )期の三つのフェーズに分けることができる。
ICF(国際生活機能分類)の対象は、4.( )である。
ICF(国際生活機能分類)において、年齢、性別は、5.( )に分類される。
ICF(国際生活機能分類)において、片麻痺は、6.( ・ )に分類される。
3ICF(国際生活機能分類)において、手すりに伝って歩くことは、7.( )に分類される。
近隣に長女が住んでいるには、8.( )に分類される。
デイサービスの利用は9.( )に分類される。
ICF(国際生活機能分類)において、生活行為は、10.( )である。
ICF(国際生活機能分類)において、仕事上の仲間は、11.( )の一つである。
ICF(国際生活機能分類)において、その人の住居は12.( )である。
疾病の予防で、ワクチン接種は、13.( )次予防で、健診は、14.( )次予防で、リハビリテーションは、15.( )次予防である。