最終更新日:2024年12月29日
D078
経営学概論
組織論と経営戦略論の基礎理論を学ぶ単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
新聞などで企業の行動を目にしたときに、そのような行動がどのような行動原理からきているのかを理解できることを期待している。
学習成果
経営学の基礎となる組織論と戦略論との概論を扱います。これらの基礎的な概念と、先行研究を習得できる。
テキスト教材
榊原清則『経営学入門 上』(日本経済新聞社、2002)
参考図書
榊原清則『経営学入門 下』(日本経済新聞社、2002)
森本三男『経営学入門』(同文舘、1997)
評価の要点
新聞などを読んだときに、企業行動の原理を理解できるようになっているか、経営学の基礎の理解を評価する。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
・レポートは、教科書を基本にして作成すること。教科書だけでも作成可能である。特に、課題の中に第何章をかが記載されているので、その章からキーワードの説明をしながら課題の解答をまとめて、さらに身近な事例などを記述するとより良くなる。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
レポート・科目終了試験は、論述で行い、的確に課題に応えているか、正しい文章(序論・本論・結論)で構成されているかを評価する。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
第1章では、経営学とは何かに関して述べられているが、この経営学とは、どのような学問であるかを論じなさい。
(以下のキーワードを含める:企業、組織論、戦略論)
第2課題
いずれか1設題を選択
第1設題
第3章(第9回)では、組織デザインに関して述べられているが、チャンドラーの「組織は戦略に従う」という命題は何を意味しているかを説明しなさい。
(キーワード:職能別組織、事業部制組織、マトリックス組織)
2 第4章(第11回)では、組織戦略に関して述べられているが、経験曲線効果とはなにかを論じなさい。
第2設題
第4章(第11回)では、組織戦略に関して述べられているが、経験曲線効果とはなにかを論じなさい。
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
企業を対象とする学問 | 経営学とは何かを学ぶ | pp.13-20 | |
組織としての企業 | 組織とは何かを学ぶ | pp.20-29 | |
企業の戦略 | 戦略とは何かを学ぶ | pp.29-46 | |
個人行動 | モチベーション理論を学ぶ | pp.51-61 | |
集団活動 | 集団意思決定を学ぶ | pp.61-74 | |
リーダーシップと管理者行動 | リーダーシップ理論の基礎を学ぶ | pp.75-97 | |
組織構造 | 組織構造の基礎の理解 | pp.99-116 | |
組織のデザイン | 3つの組織構造を学ぶ | pp.116-142 | |
戦略論の基礎 | 戦略策定と戦略の基礎を学ぶ | pp.143-154 | |
資源戦略論 | 経営資源の意思決定を学ぶ | pp.154-171 | |
競争戦略論 | 高い成果のための戦略を学ぶ | pp.171-190 | |
ドメイン戦略論 | 企業環境の係わりを学ぶ | pp.190-214 | |
組織論と戦略論の変換 | 戦略と組織の関係を学ぶ | 『経 営 学 入 門 下』 参照 | |
組織論の変換 | 組織論の歴史を学ぶ | 『経 営 学 入 門 下』 参照 | |
戦略論の変換 | 戦略論の歴史を学ぶ | 『経 営 学 入 門 下』参照 | |
試験 ・科目終了試験では、レポートを中心に暗記学習をしてください。さらに、教科書も一通り目を通しておくとよいでしょう。 |