最終更新日:2024年12月29日
1年次入学生:4年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科
D077
NPO論Ⅱ
社会の中のNPOを学ぶ単位条件
通信 2単位教員
羽生 和夫
履修条件
なし
到達目標
NPOは、企業とは異なる、様々な組織体や人々と係りながら成立している。そのような利害関係者(ステークホルダー)とどのような関係を結び、社会の中でどのような存在であるのかを学んでいく。
学習成果
NPOは、ボランティア、企業、助成財団、および行政などの支援から成立している。このような組織や人々が、NPOに対してどのように係っているかを学んでいこう。
テキスト教材
『NPO論I・II』(聖徳大学通信教育部)
参考図書
山岡義典編『NPO基礎講座[新版]』(ぎょうせい)2006
山内直人『NPO入門』日本経済新聞、1999
脇坂誠也『社会起業家のためのNPO・新公益法人Q&A』三和書籍
評価の要点
近年、新聞やニュースなどでNPOという用語を目にしたときに、他のどのような組織や人と係わり、NPOの組織目標達成へとむかっているかを理解できるようにする。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート・科目終了試験は、論述で行い、的確に課題に応えているか、正しい文章(序論・本論・結論)で構成されているかを評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・レポートは、学習指導書を基本にして作成すること。学習指導書だけでも作成可能である。特に、課題の中に第何回講義かが記載されているので、その回から課題の解答をまとめて、さらに身近な事例などを記述するとより良くなる。
レポート課題
提出数 2第1課題
横書きパソコン印字可
[1600]
第1設題
学習指導書の第3回講義から出題する。有償ボランティアと無償ボランティアとは、どのように違うのかを論じなさい。
第2課題
横書きパソコン印字可
[1600]
第1設題
学習指導書の第6回講義から出題する。日本における企業の社会的責任の隆起を時代の流れに沿って、5段階で論じなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ボランティア | ボランティアの理解 | pp.44-45 | |
ボランティアの公共性 | ボランティア活動の理解 | pp.46-47 | |
ボランティアからNPOへ | 有償・無償 ボ ラ ンティアの理解 | pp.48-51 | |
ボランティアの壁を越える | ボランティアの課題 | pp.52-53 | |
企業の社会貢献の始まり | 企業の社会貢献の理解 | pp.53-56 | |
企業の社会貢献の系譜 | 社会貢献の理論と歴史の理解 | pp.57-61 | |
企業の社会貢献の現状 | 社会貢献の実際の理解 | pp.62-64 | |
企業の社会貢献の展望 | 社会貢献のまとめ | pp.65-66 | |
助成財団 | 助成財団の理解 | pp.67-69 | |
助成財団の役割 | 中間組織としての助成財団の理解 | pp.70-72 | |
NPOと助成財団 | NPOと助成財団の関係の理解 | pp.73-74 | |
NPOと助成NPOの評価と助成財団 | NPOの評価を助成財団がしていることを理解する | pp.75-76 | |
NPOセクターへの支援 | 財団が価値を生み出す方法を理解しよう | pp.77-78 | |
NPOと社会創造 | NPOが社会の中で創造していくことの理解 | pp.79-81 | |
NPOと行政 | 行政との関係を理解する | pp.82-83 | |
試験 科目終了試験では、レポートを中心に暗記学習をしてください。さらに、学習指導書も一通り目を通しておくとよいでしょう。 |