最終更新日:2025年8月26日

1年次入学生:1年 3年次編入学生:- 短期大学部:-
全学共通

A007

女性と子どもⅡ(2025年度入学生以降)

持続可能な社会の実現を目指して

単位条件

通信 2単位

教員

阿部 睦子

履修条件

なし

到達目標

1.生活を営む上での基本的な考え方と技能を理解し、よりよい生活をめざし、実践していく力を付けることをめざす。
2.現代社会における家庭生活の実態や多様化する家族形態について検討し、持続可能な社会の実現に向けて考える。
3.現代の生活の営みを分析し、これからの生活を展望する。

学習成果

1.生活を営む上での基本的な考え方と技能を理解し、よりよい生活をめざし、実践していく力を付けている。
2.現代社会における家庭生活の実態や多様化する家族形態について検討し、持続可能な社会の実現に向けて考えることができる。
3.現代の生活の営みを分析し、これからの生活を展望することができる。

テキスト教材

(一社)日本家政学会生活経営部会編「持続可能な社会をつくる生活経営学」(朝倉書店)2020

参考図書

日本家政学会編「現代家族を読み解く12章」(丸善出版)2018

評価の要点

・レポート:課題の把握の正確さ、記述内容の教材理解の正確さ・深さ、読みやすく理解しやすい構成などについて、評価します。
・試験:「女性と子どもⅡ」の記載内容の中の重要事項を理解しているか、文章で説明できるかを評価します。

評価方法と採点基準

・レポート合格後の科目終了試験で評価します。
・評価の要点に基づいて、評価します。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

シラバスに従ってテキスト教材をよく読み込み、重要事項や要点をノートにまとめ、疑問点は複数の文献を参照して確認しておきましょう。
レポートは、課題をよく読み、何を書くべきか把握してからノートを参考に構成を考え、必ず複数の文献を参照して記述してください。

レポート課題

提出数 2

第1課題

いずれか1設題を選択

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

現代の家庭がかかえる課題を5つ以上あげ、そのうち子育て及び高齢者に関するものについての現状を調べて、問題点、原因、対策について考察し、述べなさい。

第2設題

現代は家計が複雑化し、家計管理が難しくなっている。これらの問題点を列挙し、健全な家計を管理するための工夫を考察し述べなさい。

第3設題

現在は問題商法及び悪質商法が巧妙化している。マスコミがとりあげた事例を1つあげて、どのようなものか、その問題の背景や原因、対策について考察し、述べなさい。また、消費者を守る法律を2つ以上あげ、どのようなものか説明しなさい。

第4設題

健康に生活をするためには1日になるべく多くの種類の食品を摂取することの必要性がいわれている。この理由を説明しなさい。また、食生活及び生活全般での生活習慣病を防ぐための心がけについて考察し、述べなさい。

第2課題

いずれか1設題を選択

横書きパソコン印字可Web提出可

第1設題

被服の保健衛生的機能について説明しなさい。また、保健衛生的機能を満たす被服を1つあげ、被服材料や被服構成などからどのような点で保健衛生的なのか考察し、述べなさい。

第2設題

健康や環境に配慮した合理的な衣生活を営むためのポイントを、購入から手入れ、保管、処分までについて、専門用語を用いて具体的に説明しなさい。

第3設題

住居は安全でなければならない。自然及び人為的災害に対する家屋と家屋内の安全対策について考察し、述べなさい。

第4設題

保護者から虐待される、満足な養育を受けられないなど不幸な子どもの事件が報道されている。マスコミがとりあげた事例を1つあげて、その問題の背景や原因、対策についてわかりやすく述べなさい。また、児童虐待を防ぐ法律を調べて事例との関連などについて考察し、述べなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
生活の枠組みについて考える。 生活の枠組みについての理解 第1章 (2時間)
生活経営の方法について考える。 生活経営の方法についての理解 第2章 (2時間)
生活の組織と単位の変化につて考える。 生活の組織と単位の理解 第3章 (3時間)
家族に関わる法律について知る。 家族に関わる法律の理解 第4章 (2時間)
生活を支える地域社会について考える。 地域社会に対する理解 第5章 (2時間)
生活時間について考える。 生活時間に対する理解 第6章 (2時間)
家計の実態について考える。 家計に対する理解 第7章 (2時間)
様々な人間関係について考える。 人間関係についての理解 第8章 (2時間)
ケイパビリティー・アプローチについて知る。 ケイパビリティー・アプローチの理解 第9章 (2時間)
生活手段について考える。 生活手段の理解 第10章 (2時間)
働くこと・職業を持つことについて考える。 多様な働き方についての理解 第11章 (2時間)
生活の社会化と家事労働について考える。 家事労働についての理解 第12章 (2時間)
生活と福祉について考える。 生活と福祉の理解 第13章 (2時間)
生活と契約・消費者問題について考える。 消費者と契約の理解 第14章 (2時間)
ライフスタイルと環境、持続可能な社会の生活設計について考える。 持続可能な社会についての理解 第15・16章 (4時間)
試験
評価の要点に基づいて、試験を実施する。教科書やノート類を整理し、読み直すこと。