最終更新日:2025年5月5日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:-
幼保特例(短大)

V032

幼児理解の理論と方法

一人ひとりの幼児を理解する姿勢と心を学ぶ

単位条件

通信 1単位

教員

関口 明子

履修条件

なし

到達目標

1. 目的   保育をしていく上で必要不可欠な幼児の行動や内面の理解を学び、実践にいかす力を養うことを目標とする。
2.到達目標 (1)幼児の行動や内面の理解の具体的方法を知り、幅広い捉え方で幼児を理解することができる。
       (2)テキストを通しての学びを通して、自身のものの見方、考え方の幅を広げる。

学習成果

1.幼児の行動や内面の理解の具体的方法を知り、幅広い捉え方で幼児を理解し、一人ひとりに応じた指導をする力を身に付けることができる。
2.幅広い見方・考え方で、幼児の個々の思いや実情に対応することができる。

テキスト教材

『幼児理解からはじまる 保育・幼児教育方法』(建帛社)
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(平成29年3月告示)
文部科学省『幼児理解に基づいた評価(平成31年3月)』(チャイルド本社)

評価の要点

1.課題のポイントを整理して、考察し、記述できる。
2.テキストの書き写しではなく、自身でしっかりと考察を深め理解した上で、レポートをまとめられる。

評価方法と採点基準

レポートは、事例(自身の経験した、テキストの中でも可)をとりあげ、その事例に対して、幼児理解と評価がどのように関連しているのか述べていることを評価のポイントとする。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

テキスト、参考書にしっかり目を通して、幼児理解の理論と方法を学んでください。

レポート課題

提出数 1

第1課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

幼児理解と評価の関係について述べよ。

※ 幼児理解における評価が保育のサイクルの中でどのように位置づけられているかをしっかり理解した上で、一人ひとりに対する幼児理解、クラス全体としての幼児理解が、どのように評価と結びつくのか、事例をあげながら述べて下さい。幼稚園教育要領解説にも評価と幼児理解のことが記されています。目を通して下さい。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
幼児理解と保育者の援助 幼児理解の必要性の理解
保育・幼児教育方法P.7〜14
保育の計画と環境構成
幼児の主体性と保育の計画の関連性 保育・幼児教育方法P.15〜22
幼児の遊びと発達 幼児の遊びの発達の理解
保育・幼児教育方法P.23〜32
登降園場面における保育者の援助と保護者対応
保育場面における幼児理解の方法 保育・幼児教育方法 P.33〜42
幼児の遊びの発展と保育者の援助 保育場面における幼児理解の方法
保育・幼児教育方法 P.43〜50
協同する経験と保育者の援助 保育場面における幼児理解の方法 保育・幼児教育方法 P.51〜58
幼児同士のトラブルと保育者の援助
保育場面における幼児理解の方法 保育・幼児教育方法 P.59〜68
食育に関する活動と保育者の援助 食育と幼児理解の関連性 保育・幼児教育方法 P.69〜78
「障がい児」への理解と援助の方法 障がい児への理解 保育・幼児教育方法 P.79〜90
連続性を踏まえた保育と保育者の援助
長期的な展望による幼児理解の理解 保育・幼児教育方法 P.91〜100
家庭との連携と保育者の援助 家庭との連携と幼児理解の関連性
保育・幼児教育方法 P.101〜110
保育者の省察を促すための保育記録 記録の意義と方法 保育・幼児教育方法 P.111〜120
保育者の省察とカンファレンス 個人、共同の省察の方法、意義 保育・幼児教育方法 P.121〜128
幼児理解と評価の基本
幼児理解と評価の関連性 幼児理解と評価 P.2〜28
適切な幼児理解と評価のために
幼児理解と評価の関連性 幼児理解と評価 P.30〜88
科目終了試験は、15回の学びを通して3つの記述式の設問を出します。各設問のポイントをしっかりおさえて記述できているかが評価のポ
イントとなります。