最終更新日:2025年2月16日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:1年
短期大学部 保育科

N200

幼児と環境

保育における領域「環境」の理解

単位条件

通信 1単位

教員

古川 由紀子

履修条件

なし

到達目標

1.幼児を取り巻く環境と幼児の発達にとっての環境の意味を理解することができる。
2.環境に関わる力を育む保育について理解することができる。

学習成果

1.環境に対する興味・関心・感性を養うことができる。
2.領域「環境」につながる基礎的・専門的知識を身につけることができる。
3.事例により幼児と環境との関わりについて理解することができる。
4.環境に関わる力を育む保育について構想することができる。

テキスト教材

駒井美智子・横山文樹編著『事例と演習でよくわかる 保育内容「環境」』(中央出版)2021年

参考図書

文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館)2018
厚生労働省『保育所保育指針解説』(フレーベル館)2018
内閣府文部科科学省厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』(フレーベル館)2018

評価の要点

1.幼児と領域「環境」との関わりについて説明できる。
2.領域「環境」のねらいおよび内容をふまえて保育を構想することができる。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・普段から身近な環境に興味・関心をもつこと
・新聞やニュースを通じて環境問題に関する情報に関心をもつこと

レポート課題

提出数 1

第1課題

設題1・2より1題選択

パソコン印字可
[2400]

第1設題

保育における人的環境についてその意義も含め説明しなさい。

第2設題

「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に「思考力の芽生え」があります 子どもたちの思考力の芽生えを育むにはどのような保育が必要でしょうか 具体的な事例を通して説明しなさい。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
幼稚園教育の基本「環境を通して行う教育」 ・幼稚園教育の基本について理解 幼稚園教育要領解説 P264~4
領域「環境」の意義と課題 ・幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領での「環境」の位置づけの理解
・子どもを主体とする環境についての理解
テキストP11~1
ねらい及び内容における「環境」 ・ねらい及び内容の理解
・幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の理解
テキストP13~26
子どもの発達と環境 ・乳幼児期における環境と幼児期における環境の理解 テキストP28~44
0歳児の発達と「環境」 ・0歳児の発達の特徴と「環境」の理解
・0歳児クラスの保育者の役割の理解
テキストP47~57
1歳以上3歳未満児の発達と「環境」 ・1歳児、2歳児の発達と「環境」の理解
・身近な生活や遊びを通した「環境」の展開の理解
テキストP59~69
3歳以上児の発達と「環境」 ・3,4,5歳児の発達と「環境」の理解
・幼児期における個の発達と集団における発達の理解
テキストP71~86
5歳児後半の環境と小学校との接続 ・小学校接続についての理解 テキストP90~105
自然との関わり ・自然との関わりを通して育つものの理解
・自然を感じさせる保育の展開を理解
テキストP107~117
園内環境 園内環境の意義の理解 テキストP119 1~28
園外環境 園外環境の意義の理解 テ キ ス トP111~121
指導計画と環境 指導計画の理解
指導計画作成
テ キ ス トP142~153
多文化・障害のある子どもの環境 インクルーシブ教育・保育の理解
インクルーシブ教育・保育を支える環境の理解
テ キ ス トP1155~166
地域環境との関わり 地域環境との関わりの意義の理解 テ キ ス トP169~182
保育者の環境 保育者の専門性の理解 テキスト185~P200
試験
試験問題は授業内容から総合的に出題します。幼稚園教育要領解説、テキストを熟読してください。