最終更新日:2025年1月14日
U198
ホスピタリティコミュニケーション概論
相手を認め、人として接する知識を学ぶ単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
履修条件
なし
到達目標
ホスピタリティをきっかけに、相手を知る大切さを実感する過程で、自身を理解していくことで、自己の成長を図る。
学習成果
1.ホスピタリティの理論を説明できる。
2.ホスピタリティを活かし、対象者に応じたコミュニケーションを図れる。
テキスト教材
中根貢『ザ・ホスピタリティー「おもてなし」「おもいやり」から経営へー』(産業能率大学出版部)
参考図書
福島文二郎『9割がバイトでも最高の感動が生まれる ディズニーのホスピタリティ』(中経出版)2012年
宮古昇『はじめての傾聴術』(ナツメ社)2012年
水野裕『実践パーソン・センタード・ケア-認知症をもつ人たちの支援のために』(ワールドプランニング)2008年
評価の要点
1.指定テキスト全体を通読した上で、正確に理解し、重要部分を要約し、自己の主張・対策を構築できているか否か。
2.「設題」の意図を把握し、専門用語を正しく使いながら、端的に説明(論理的展開)できているか否か。
評価方法と採点基準
「レポート」と「科目終了試験」を総合して、2点の基準で評価する。
1.「設題」を熟読し、その意図を把握した論理的内容(設題に合った論点・項目を挙げているか)か否か。
2.指定字数を勘案し、論理的展開(現状・分析・対策で構成し、適切な段落数・字数の配分)か否か。
注意)再提出・再受験のD判定
1.テキスト丸写しやWEBのコピー&ペースト(コンプライアンス違反)
2.レジュメやPPT資料のような箇条書き・キーワードの羅列
レポート課題
提出数 1第1課題
第1設題
「ホスピタリティとは何か」をテキストから抽出・要約した上で、自分が実際に行ったホスピタリティ・コミュニケーションの一例を挙げ、これを要約に照し合せて自己分析(長所や短所、成功や失敗、充実や不足、今後の改善方法など)をすること。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
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第1章)ホスピタリティの実践、第2章)ホスピタリティ精神を経営に生かす | 革新的な組織・体制作り、経営・企業・地域・製品開発へのホスピタリティの活用 | 1-58頁 | |
第3章)ホスピタリティ・コミュニケーション、第4章)ホスピタリティ・マネジメント | 関係構築・共感の意義(自己開示、相手を知る・感じる、相手の立場に立った発信、伝えるから聞く、判断保留など)、職場でのスピタリティの実践方法 | 59-120頁 | |
第5章)ホスピタリティ・コンプライアンス、第6章)ホスピタリティ・セールス | 企業倫理、見えない「職場の掟」、時代との適合、顧客ニーズ、顧客の参加、態度、姿勢、身だしなみ | 121-166頁 | |
第7章)ホスピタリティ志向による効率化、第8章)ホスピタリティと人材育成 | 仕事の進め方の変化(役割、意識、こなすから創るへ守りから攻めへ)、効率化の視点、組織ミッション、即戦力から将来期待できる人材へ、アビリティ、コンピテンシー、セレンディピティ | 167-210頁 | |
第9章)ホスピタリティとスピリチュアルケア | 死生観、死の受容、愛 | 211-223頁 | |
スクーリング① 価値観の違い:多様な価値観を理解し、相手の話を傾聴(グループワーク) | 個を認める能力 | ||
スクーリング② 親しみやすさ:対象者からの望ましい印象(グループワーク) | 親しみやすさ | ||
スクーリング③ 話し方の基本:傾聴の基本的知識(グループワーク) | 傾聴する能力 | ||
スクーリング④ 知って読む:相手の事実情報の覚知(グループワーク) | 収集する能力 | ||
スクーリング⑤ 感じて読む:相手の感情・立場をコミュニケーションから聴取(グループワーク) | 分析する能力 | ||
スクーリング⑥ 共感:理解者としての受容(グループワーク) | 共感する能力 | ||
スクーリング⑦ 不利益を伝達:私メッセージ(グループワーク) | 尊重する能力 | ||
スクーリング⑧ 違った視線:パーソン・センタード・ケア(グループワーク) | 慮る能力 | ||
スクーリング⑨:ディスカッション(グループワーク) | 相互的実践能力 | ||
試験 |