最終更新日:2024年9月30日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
教育学部 教育学科
W135
基礎確率・統計
確率論と推測統計学の基礎単位条件
通信 2単位教員
西川 和樹
履修条件
特になし
到達目標
(1) 論理的思考力と抽象概念を理解する能力、高い数学的教養の育成を目指す。
(2) 目的達成のために次のことができるようにする。
①場合の数を求める方法を理解し、確率の問題に活用することができる。
②事象、確率モデル、確率変数と確率分布を理解し、基本的な問題を解決できる。
③いろいろな確率分布と統計的推測の考え方を理解し、活用できる。
学習成果
(1) 順列、組合せ、同じものを含む順列の数の求め方を理解し、活用できる。
(2) 確率モデル、条件つき確率、独立な試行の確率の定義を理解し、活用できる。
(3) 二項分布、正規分布、t分布に従う確率変数のとる確率、母平均の区間推定を理解し、活用できる。
テキスト教材
オリジナルテキスト『基礎確率・統計』(聖徳大学通信教育部)
評価の要点
学習したことを課題や試験で発揮できるか。
評価方法と採点基準
課題および試験から総合的に評価します。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストの巻末に問の解答があります。解答の意味が理解でき、レポート課題を解くことができるようになれば、試験は大丈夫です。そのためにはテキストをよく読んで理解することが大切です。
レポート課題
提出数 2備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
1 集合 共通部分と和集合、全体集合と補集合など |
集合の理解と活用力 |
テキスト当該箇所 90分 | |
2 和の記号Σ、 和の記号の定義とその性質 |
和の記号の理解 | テキスト当該箇所 90分 | |
3 場合の数 場合の数の集合を用いた表現、場合の数を数える考え方など 順列と組合せ、同じものを含む順列 |
場合の数の考え方の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
4 確率 事象と確率モデルの定義 |
事象、確率モデルの理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
5 条件つき確率 条件つき確率の定義とその性質 |
条件つき確率の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
6 独立な試行の確率 独立な試行の確率の定義とその性質 |
独立な試行の確率の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
7 ヒストグラム,データの平均値と分散 ヒストグラムの特徴 平均・分散・標準偏差の定義 |
ヒストグラム・平均等の理解 | テキスト当該箇所 90分 | |
8 確率変数と確率分布 確率変数の定義、確率分布の定義とその性質 |
確率変数、確率分布の理解 | テキスト当該箇所 90分 | |
9 確率変数の平均と分散 確率変数の平均(期待値)と分散の定義とその性質 |
確率変数の平均と分散の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
10 二項分布と正規分布(1) 二項分布の定義、二項分布に従う確率変数の平均と分散 |
二項分布と正規分布の理解と活用する力 | テキスト当該箇所 90分 | |
10 二項分布と正規分布(2) 中心極限定理、二項分布の正規分布による近似 |
二項分布と正規分布の理解と活用する力 | テキスト当該箇所 90分 | |
11 母集団と標本 母平均と標本平均の関係、母分散と標本分散の関係 |
母集団と標本の関係の理解 | テキスト当該箇所 90分 | |
12 カイ二乗分布とt分布 カイ二乗分布の定義、t分布の定義 カイ二乗分布とt分布の関係、大数の法則 |
カイニ乗分布とt分布の理解 | テキスト当該箇所 90分 | |
13 母平均の区間推定 母平均の区間推定 |
母平均の推定の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
総復習 | 理解の深化と問題解決力の向上 |
テキスト当該箇所 90分 | |
試験 評価の要点に基づいて実施します。 |