最終更新日:2024年9月30日
1年次入学生:4年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
教育学部 教育学科
W134
初等解析学
微分積分の基礎単位条件
通信 2単位教員
西川 和樹
履修条件
特になし
到達目標
(1) 論理的思考力と抽象概念を理解する能力、高い数学的教養の育成を目指す。
(2) 目的達成のために次のことができるようにする。
①微分法の概念、微分が有理関数の分析に活用できることを理解することができる。
②リーマン和の極限としての定積分の概念、面積・体積の定義を理解することができる。
学習成果
(1) 導関数の概念を理解し、積と商の導関数の公式、合成関数の微分等を活用できる。
(2) 平均値の定理を理解し、関数の増減、曲線の凹凸を調べることができる。
(3) 有利関数の範囲で原始関数(不定積分)を求めることができる。
(4) 微分積分法の基本公式を用いて面積や体積を求めることができる。
テキスト教材
オリジナルテキスト『初等解析学』(聖徳大学通信教育部)
評価の要点
学習したことを課題や試験で発揮できるか。
評価方法と採点基準
課題および試験から総合的に評価します。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストの巻末に問の解答があります。解答の意味が理解でき、レポート課題を解くことができるようになれば、試験は大丈夫です。そのためにはテキストをよく読んで理解することが大切です。
レポート課題
提出数 2備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
1 集合 2 関数 3 指数の拡張 集合、関数を表す方法、指数の拡張 |
基礎知識の確認 |
テキスト当該箇所 90分 | |
4 関数の極限と微分係数 関数の極限、平均変化率、微分係数、接線 |
関数の極限、微分係数の理解 | テキスト当該箇所 90分 | |
5 導関数(1) 導関数の定義と表し方 |
導関数の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
5 導関数(2) 微分の公式、積の導関数・商の導関数の公式、有理関数の微分 |
有理関数の微分の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
5 導関数(3) 合成関数の微分、高次導関数 |
合成関数の微分法の理解と活用力 | テキスト当該箇所 90分 | |
6 関数の増減 平均値の定理、関数の増減 |
平均値の定理の理解と関数の増減を調べる方法の習得 |
テキスト当該箇所 90分 | |
7 関数の凹凸(1) 有理関数のグラフの凹凸 |
曲線の凹凸を調べる方法の習得 | テキスト当該箇所 90分 | |
7 関数の凹凸(2) 8 接線 漸近線、曲線上の点における接線の方程式 |
漸近線の理解と接線の方程式を求める方法の習得 | テキスト当該箇所 90分 | |
9 不定積分 不定積分の計算 |
不定積分の計算の習得 | テキスト当該箇所 90分 | |
10 定積分(1) 定積分の計算 |
定積分の計算の習得 |
テキスト当該箇所 90分 | |
10 定積分(2) 定積分の定義の見直し、微分積分法の基本公式 |
定積分の計算の習得 | テキスト当該箇所 90分 | |
11 面積 面積の計算 |
定積分の計算力 | テキスト当該箇所 90分 | |
12 体積 定積分を用いた体積の計算 |
定積分の計算力 | テキスト当該箇所 90分 | |
総復習(1) 第1回~第8回の復習 |
理解の深化と問題解決力の向上 | テキスト当該箇所 90分 | |
総復習(2) 第9回~第13回の復習 |
理解の深化と問題解決力の向上 | テキスト当該箇所 90分 | |
試験 評価の要点に基づいて実施します。 |