最終更新日:2024年4月15日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
教育学部 教育学科

W131

日本語表現概論

物語を読む楽しさ

単位条件

通信 2単位

教員

教員未定

履修条件

なし

到達目標

(1) 目的
子どもと言葉のかかわりを軸におきながら文芸としての児童文学の楽しさを鑑賞するとともに、書評や作文指導の方法も併せて学ぶことを目的とする
(2)授業構成と達成目標
①授業での感想発表やテーマ展示を通して、児童文学の楽しさを伝える方法を獲得することができる
②作品に対してアプローチする方法を学ぶことができる

学習成果

①国内外の児童文学を多読することができる
②本を読む面白さを伝えることができる
③児童文学の研究方法を学ぶことがきる
④作文指導について経験することができる

テキスト教材

次年度以降のシラバスでお知らせします。

評価の要点

1.児童文学の意義や特色を理解できる
2.読書指導や作文指導の方法を理解できる
3.自分の考えを文章にまとめることができる

レポート課題

提出数 2

第1課題

次年度以降のシラバスでお知らせします。

第2課題

次年度以降のシラバスでお知らせします。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
授業の流れと目的を確認する。教員による児童文学の読み聞かせを体験し、子どもと読書の関係を確認する
授業の目的を理解する 復習(30分) 読書計画をたてる
昔話って、何だろう
昔話の楽しみ方と基礎的理解
昔話についての基礎的な理解 復習(60分) 昔話を読み、感想を レポートする
絵本って、何だろう
絵本の楽しみ方と基礎的理解
絵本についての基礎的な理解 復習(30分) 課題絵本を読む
絵本の背景を学ぶ
ポターの生涯から絵本の役割を学ぶ
作品を社会的背景を踏まえて鑑賞する 復習(30分) 課題絵本を読む
『点子ちゃんとアントン』-1930年代、ドイツの小学生たち
ケストナーについての講義、及び作品の鑑賞
児童文学の基礎的な理解 予習(60分) 課題図書を読む
『点子ちゃんとアントン』
作品のテーマや疑問点を話し合い、自分の考えを文章にまとめる
文章表現力 予習(60分) 課題図書を読む
『やかまし村の子どもたち』-1940年代、北欧の小学生たち
リンドグレーンについての講義、及び作品の鑑賞
児童文学の基礎的な理解 予習(60分) 課題図書を読む
『マチルダは小さな大天才』-1980年代、イギリスの小学生たち
ダールについての講義、及び作品の鑑賞
作品の味わい方(ワーク)
児童文学の基礎的な理解 予習(60分) 課題図書を読む
日本児童文学 -現代日本の小学生たち
日本の児童文学のなかで、日本の子どもの姿が描かれた児童文学を紹介し合う
読解力
プレゼンテーション能力
予習(60分) 本を読み、紹介の内容を考える
言葉を楽しむワーク
詩カードや身体表現を用いて詩を鑑賞する方法を学ぶ
詩の鑑賞の仕方
表現力
復習(30分) ふりかえり
ブックトーク①
ブックトークの基礎を学ぶ
ブックトークを行いたいテーマを決定する
企画力 復習(30分)
ブックトーク② テーマの設定
ブックトークのテーマを決定する
構成を考える
構成力
表現力
復習(30分) 発表の練習
ブックトーク③ 実践
ブックトークを行い、お互いに鑑賞する
企画力
構成力
表現力
予習(30分) 発表の練習
読書感想文
良い読書感想文とは何かを考える
作文指導の方法について学ぶ
教科指導法 復習(30分)
まとめ
授業を振り返り「子どもに伝えたい文芸」とはどのようなものか、どうすれば子どもに読書の楽しみを伝えられるか考え、期末レポートにまとめる
子どもの文学への理解
文章力
予習(30分) 授業全体を振り返る
試験