最終更新日:2024年2月28日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
教育学部 教育学科

W112_W113

算数科教育法Ⅰ/Ⅱ

算数を楽しく学べる授業実践を行う教員としての資質の向上を図る

単位条件

通信 1単位 面接 1単位

教員

竹内 英世

履修条件

レポート提出後にスクーリングを受講する

到達目標

教員として、算数の指導における問題解決の学習過程を理論的に学び、児童の知的好奇心を育む授業改善に取り組むための資質や能力を身につける。
算数科における思考力・判断力・表現力等の見える授業を実践する、授業力を身につける。
算数科の専門的な知識・技能について、模擬授業を通して経験し、教員として専門性の高い実践力を身につける。

学習成果

小学校学習指導要領の算数科の目標・内容等について理解する。
数学的活動の具体的な内容を知り、実際の授業での活用方法について理解する。
模擬授業を通して、授業の楽しさと算数科の専門的な知識等を身につける。
図形の指導について、平面図形や立体図形の指導方法を具体的に学び理解する。
測定の指導について、量の指導方法を具体的に学び理解する。
変化と関係の指導について、割合の概念や関数の概念の指導方法を具体的に学び理解する。
データ活用の指導について、統計的な問題解決方法を理解する。
問題に多く触れることで解き方がひとつではないなど、問題解決学習の基本的な学習過程を理解する。

テキスト教材

文部科学省『小学校学習指導要領 解説 算数編』

参考図書

文部科学省『小学校学習指導要領 解説 総則編』

評価の要点

評価は「1 授業中の表現力や参加の意欲」「2 授業内容についてのレポート」「3 最終回の課題など」を総合的に評価する。

評価方法と採点基準

レポートとスクーリングが合格した後、総合的に評価する。
レポート課題については、小学校学習指導要領における「算数科」の目標である、児童が算数科の授業を学ぶ楽しさを実感できる数学的活動について、数学的な見方・考え方や育成を目指す資質・能力に基づき編成された5つの領域を示し、数学的活動における問題発見・解決の過程を、その指導法も含めて具体的に説明しているかを、評価する。
スクーリングでは、発表の準備や内容を工夫し、発表や発言など積極的に授業に参加しているかを、総合的に評価する。
評価課題では、学習した内容の理解と応用力を、評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

学びに対する姿勢として、主体的・対話的で深い学びの視点による自発的な学習を心がける。

レポート課題

提出数 1

第1課題

⚠通信1単位/スクーリング1単位。通信1単位のレポートを提出した後、スクーリングを受講してください。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

小学校学習指導要領における「算数科」の目標である、児童が算数科の授業を学ぶ楽しさを実感できる数学的活動について、数学的な見方・考え方や育成を目指す資質・能力に基づき編成された5つの領域を示し、数学的活動における問題発見・解決の過程を、その指導法も含めて具体的に説明してください。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
講座の概要について
学習指導要領と算数科の目標について 教科目標の理解
数学的活動について① 数学的活動の理解
数学的活動について② 数学的活動の理解
算数科の5つの領域について① 5つの領域の関係と

活用
算数科の5つの領域について② 5つの領域の関係と活用
算数科と情報活用能力について① 算数科と情報活用
算数科と情報活用能力ついて② 算数科と情報活用
算数科における思考力・判断力・表現力の実際① 多様な考え方と指導
算数科における思考力・判断力・表現力の実際② 多様な考え方と指導
主体的・対話的で深い学びの視点による授業改善 実践力の育成
主体的・対話的で深い学びの視点による模擬授業① 実践力の育成
主体的・対話的で深い学びの視点による模擬授業② 実践力の育成
算数科における授業改善とその評価 授業改善とその評価
本講座の総括と評価問題
試験