最終更新日:2024年2月1日

1年次入学生:1~2年 3年次編入学生:3~4年 短期大学部:-
教育学部 共通
教育学部 児童学科
教育学部 教育学科

W096

初等教科研究・音楽実技Ⅰ

単位条件

面接 2単位

教員

余村 聡次郎(音楽実技担当教員)

履修条件

なし

到達目標

①保育者に求められるピアノの演奏技術と音楽表現の基礎を身につける。
②子どものうたを曲の表情に合わせて表現する力を身につける。
③子どもの動きに合わせて演奏する力を身につける。
④子どものうたに伴奏を付ける力を身につける。

学習成果

①保育者に求められるピアノの演奏技術と音楽表現の基礎を身につけている。
②子どものうたを曲の表情に合わせて表現する力を身につけている。
③子どもの動きに合わせて演奏する力を身につけている。
④子どものうたに伴奏を付ける力を身につけている。

テキスト教材

以下の教材を各自で準備すること(配本対象外)
音楽I研究室編『バイエル BEYER』(聖徳大学出版会)
『ブルクミュラー 25の練習曲』(全音出版)
音楽I研究室編『子どもと遊ぼう!ピアノ・レパートリー』(聖徳大学出版部)
音楽I研究室編『子どもと歌おう!《新版》幼児とともに』(聖徳大学出版部)
音楽I研究室編『伴奏付けワークブック』2023 *伴奏付け講座で配付
※聖徳大学学内サイト moodleバイエル動画配信

評価の要点

・シラバスに沿った総合的な演奏技術が身についているかを見る。

評価方法と採点基準

・試験課題曲は17曲とする。A.練習曲系、B.幼児とともに、C.マーチ系、D.伴奏付けの4つに分けられた課題曲を弾くこと。(課題曲の詳細は『履修と学習の手引』を参照すること)
・各回の演奏実技試験で評価する。
・60点以上を合格とし59点以下は不合格とする。不合格の場合は合格するまで、その都度手続きを経て試験を受けること。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・1回の受験曲数は3曲以内とする。
・受験前に本学のレッスンを受講することが望ましい。
・質問等がある場合は、通信教育学務課へ問い合わせること。
・コピー譜の場合は台紙に貼付のこと。
・伴奏付け講座は、バイエルの曲がある程度(Grade1~3)合格してから受講することが望ましい。また、伴奏付け曲の受験は伴奏付け講座を受講し、かつ、担当教員から受験の許可が下りたら試験を受けられる。
※試験及びレッスンの際、相応しい服装で臨むこと。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス 授業の概要(目標進度、内容、試験日程等)
読譜に必要な基本的な楽語を知る。
ピアノを演奏するための基本的な打鍵法、脱力法を知る。
音を聴くことを意識する。
計画性
音楽用語の基礎
打鍵法の基礎
脱力法
音を聴く、拍節の意識
(A.練習曲系) G1 ハ長調課題:レガートや、スタッカートの奏法を知る。拍節を意識するとともに音価や休符を正しく捉える。 音価や休符を正しく捉えられる 課題を通して表現に必要な打鍵法を修得する
(A.練習曲系) G1 ハ長調課題:レガートやスタッカート奏を修得する。拍節感や拍子感を意識する。(B.幼児とともに)春:曲の表情を捉え、声に出して歌う。 レガート奏、スタッカート奏、拍節感、拍子感 課題を通して表現に必要な音楽感覚を身につける
(A.練習曲系) G2 ト長調課題:調性を理解する。重音のスタッカート、3度重音奏、3連符、付点奏、保持音奏を知る。
(B.幼児とともに)春:付点の奏法を知る。フレーズを意識する。
(D.伴奏付け)ハ長調課題 A:主要三和音を修得する。
ト長調の理解
ハ長調の主要三和音
課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系) G2 ト長調課題:重音のスタッカート、3度重音奏、3連符、付点奏を修得する。
(B.幼児とともに)夏:曲の表情を捉えて声に出して歌う。
(D.伴奏付け)伴奏付け ト長調 伴奏付け ハ長調課題 B:ハ長調の主要三和音を使ってメロディーに伴奏を付ける。
重音のスタッカート、3度重音奏、3
連符、付点奏、保持音奏
課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系) G3 ニ長調・イ長調課題:調性を理解する。舞曲風伴奏、装飾音奏、跳躍奏を知る。
(B.幼児とともに)夏:曲想に合わせた打鍵法を知る。
(C.マーチ系)マーチ★ 付点奏をポイントを知る。
ニ長調・イ長調の理解 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系)G3 ニ長調・イ長調課題:舞曲風伴奏、装飾音の奏法を修得する。
(B.幼児とともに)幼児とともに 秋:曲の表情を捉え、声に出して歌う。
(C.マーチ系)マーチ★:付点奏を修得する。
(D.伴奏付け)伴奏付け ト長調課題 A:主要三和音を修得する。
舞曲風の伴奏法、装飾音の奏法、跳躍奏、付点奏、ト長調の主要三和音 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系)G4 ホ長調・イ短調課題:舞曲風伴奏の復習、音階奏の応用
(B.幼児とともに)秋:付点奏を修得する。
(C.マーチ系)マーチ★:重音のスタッカート奏、付点奏を修得する。フレーズを意識する。
(D.伴奏付け)伴奏付け ト長調課題 B:ト長調の主要三和音を使ってメロディーに伴奏を付ける。
重音のスタッカート奏、フレーズ感 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系)G4 ホ長調・イ短調課題:舞曲風伴奏の復習、音階奏の応用、跳躍奏。
(B.幼児とともに)秋:フレーズを意識する。
(C.マーチ系)マーチ★:重音のスタッカート奏、付点奏、フレーズ感を修得、定着させる。
舞曲風伴奏法の定着、速い音階奏、跳躍奏、フレーズ感 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系)G5 ヘ長調課題:舞曲風伴奏、音階奏の応用、保持音、装飾音、複付点、重音のスタッカート、拍節感、拍子感、フレーズ感など、これまで学修したことを復習する。
(B.幼児とともに)幼児とともに 冬:曲の表情を捉え、声に出して歌う。
(D.伴奏付け)伴奏付け ニ長調課題 A:主要三和音を修得する。
技術面、音楽面の復習と応用、ニ長調の主要三和音 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系)G5 ヘ長調課題:技術、音楽感覚を反復しながら定着させる。
B.幼児とともに)冬:拍子感、フレーズ感、左右の音量バランスを意識する。
(C.マーチ系)マーチ★★ 重音の付点奏のポイントを知る。曲の構成を知る。
(D.伴奏付け)伴奏付け ニ長調課題 B:ニ長調の主要三和音を使ってメロディーに伴奏を付ける。
技術力、音楽力の定着 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系)G5 ヘ長調課題:曲想を付ける。テンポに挑戦し、音楽の流れを感じる。
(B.幼児とともに)冬:拍子感、フレーズ感、左右の音量バランスを修得する。
(C.マーチ系)マーチ★★ 重音の付点奏を修得する。
フレーズ感、テンポ感、全体の響きを聴く力 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を身につける
(A.練習曲系) G6 応用課題に挑戦する1。これまで学修した、技術力、表現力を定着させる。
(B.幼児とともに)自由曲:曲の表情を捉え、声に出して歌う。
(C.マーチ系)マーチ★★ 表情の変化を感じ取り、表現に結び付ける。
(D.伴奏付け)伴奏付け ヘ長調課題 A:主要三和音を修得する。
表現力 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を定着させる
(A.練習曲系)G6 応用課題に挑戦する2。
(B.幼児とともに)自由曲:拍子感、フレーズ感、左右の音量バランスを意識する。
(C.マーチ系)マーチ★★ テンポに挑戦する。
(D.伴奏付け)伴奏付け ヘ長調課題 B:ヘ長調の主要三和音を使ってメロディーに伴奏を付ける。
表現力 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を定着させる
(A.練習曲系)G6 応用課題に挑戦する3。
(B.幼児とともに)自由曲:14回で学修した技術や音楽感覚を修得し、定着させる。
表現力 課題を通して表現に必要な打鍵法と音楽感覚を定着させる
試験
評価の要点に基づいた観点で学修成果を見ます。