最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
教育学部 児童学科
W041_W042
保育内容指導法ⅩⅠ/ⅩⅡ(造形表現)
幼児の造形表現を制作を中心に理解する。単位条件
面接 2単位教員
大成 哲雄 他
履修条件
なし
到達目標
1)幼児の造形教育の意義や魅力、指導法について理解でき、実践に生かすことができる。
2)表したい事柄を造形で表すことができる。
3)鑑賞の意義について理解することができる。
4)素材や道具について適切な使用法を理解できる。
5)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。
学習成果
1)造形教育に興味・関心を持ち、子どもの造形活動に関する専門的知識や指導法、理論および技能を修得している。
2)専門的知識と理論および技能を生かし、表現する事の楽しさを理解することができる。
3)鑑賞することの楽しさを理解することができる。
4)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
評価の要点
1)制作を終えて感想、理解した事を文章(レポート)に書き、その内容で評価する。
2)口頭発表の内容
3)各課題毎の目標到達度
4)制作への意欲、授業参加意識
以上の点などで総合的に評価する。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価する。
実技、作品など 90%
レポート 10%
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
指定された用具は忘れないようにする。
美術館等に行き鑑賞活動も積極的に行う。
また、美術館が行う教育普及活動にも目を向ける。
地域のアートプロジェクトや造形ワークショップにも目を向け、できれば参加をしてみるとよい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス これからの学習内容の提示や、学習方法、評価に対して確認を行い、学習意欲を高める。 今日の造形教育に関連したビデオ等を視聴する。 |
・造形教育の目的を理解できる。 | ||
絵画表現 絵具等を使わないで身の回りの形を利用した絵画表現を試みる。 |
・身の回りの形に興味をもつことができる。 | ||
造形あそび 身の回りのものを使って造形あそびを行う。 |
・身の回りのものに興味を持てる。 | ||
紙工作(1) 一枚の白い紙から自由に立体造形を行う。 |
・一枚の紙から基本的な造形ができる。 | ||
紙工作(2) 一枚の白い紙から自由に立体造形を行い展開する。 |
・形を組み合わせ展開することができる。 | ||
紙工作(3) 一枚の白い紙から自由に立体造形を行い、空間に配置する。 |
・空間に配置し、空間演出をすることができる。 | ||
紙工作(4) 作品を完成させ、鑑賞会を行う。 |
鑑賞会を楽しむ事ができる。 | ||
粘土造形(1) 基本的な形を組み合わせ、紙粘土で立体造形を行う。 |
・紙粘土の基本的な使い方を理解できる。 | ||
粘土造形(2) 紙粘土の基本的な使い方を理解し、表したい事を表せるよう試作も兼ねて工夫する。 |
・基本的な立体の作り方を理解できる。 | ||
粘土造形(3) 紙粘土の基本的な使い方を理解し、試作をもとに本制作を行う。 |
・立体造形の表現の意義を理解する事ができる。 | ||
粘土造形(4) 出来た作品を発表し鑑賞会を行う。作品を空間に配置し、写真作品をつくる。 |
・自分の作品を紹介でき、他者の作品からも学ぶことができ | ||
グループ制作(1) グループで身の回りにある素材を使って制作を行う。 |
・グループで協力し制作ができる。 | ||
グループ制作(2) グループで身の回りにある素材を使って制作を行う。 |
・素材の特性を生かして制作ができる。 | ||
グループ制作(3) グループで身の回りにある素材を使って制作し、発表する。 |
・オリジナリティのある発表ができる。 | ||
まとめ | ・美術、造形活動の楽しさを文章にまとめられる。 | ||
試験 作品を展示。各課題毎の感想、理解した事を文章で表し、学習を振り返る。 |