最終更新日:2024年8月27日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
文学部 文学科

U242

English CompositionⅡ

アカデミック・ライティングの基礎を身につけよう

単位条件

通信 2単位

教員

加藤 洋昭

履修条件

なし

到達目標

(1)英語のパラグラフ構造と日本語の段落の違いを理解して、まとまりのある英文が書ける。
(2)Cause and Effect Paragraph, Persuasive Paragraph, Problem-Solution Paragraphを書くことができる。

学習成果

(1) 言語面、文章構成面、内容面、プロセス面、読み手を意識したライティングなど、語彙や文法に留まらず、様々な点に注意をしながら、まとまりのある英文が書けるようになる。
(2)英語のパラグラフの特徴を理解して、英語ライティングのルールに基づいて、まとまりのある英語ライティングを身につけることができる。

テキスト教材

Matthew A. Taylor& David E. Kluge『Basic Steps to Academic Writing』(Cengage Learning)2012

参考図書

鈴木健士『ここで差がつく! 英文ライティングの技術---英語は「I」ではじめるな』(テイエス企画)2018

評価の要点

レポート課題に合格後、科目試験を受験して、その評点に基づき評価します。
90点以上は特に優秀な成績としてS、80点から89点は優れた成績としてA、70点から79点は要求を満たす成績としてB、60点から69点は合格と認められる最低の成績としてC、60点以下は不合格として評価します。

評価方法と採点基準

語彙・文法・内容・構成の4点を評価対象にします。
アカデミック・ライティングの基礎として、まとまりのある英文を書けることを目標とします。そのため一文一文の正確さだけではなく、パラグラフ全体の構成にも注意してください。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

(1) Writing is rewriting.という言葉があり、より良いライティングにするためには、何度も推敲することが求められます。自身の伝えたいことが、簡潔に首尾一貫しており、文と文のつながりは適切か、全体の流れや論理は適切か見直しをしてください。
(2)作文課題は原則としてパソコンを使い、清書して提出するものとします。
  フォーマット・ファイルを使用していない、あるいは設定されたTimes New Roman 12PTを使用せず、アカデミック・ライティングに相応しくないと判断した場合は、再提出とすることもあります。フォントや行間は変更しないでください。
(3)優秀な課題提出であっても、インターネット等からの剽窃が判明したものは、不可として評価します。
(4)第1課題に合格後、第2課題に取り組まれることを推奨します。

レポート課題

提出数 2

第1課題

[Ⅰ][Ⅱ]両方の問いに答えなさい。

パソコン印字可

第1設題

[Ⅰ]教科書103ページにあるPossible Topicsから1つ選び、Cause and Effect Paragraphを書いてください。基本構成は106ページを参照してください。また107ページ、108ページに掲載されている表現を必要に応じて使ってください。フォーマット・ファイルを使用して、180語から200語程度で書いてください。最後にパラグラフ内の語数を明記してA4サイズ1枚にプリントアウトして提出してください。

URL:http://www.seitoku.jp/tk/tk_info/English/English%20Writing

[Ⅱ]教科書115ページにあるPossible Topicsから1つ選び、Persuasive Paragraphを書いてください。基本構成は117ページを参照してください。また118ページに掲載されている表現を必要に応じて使ってください。フォーマット・ファイルを使用して、180語から200語程度で書いてください。最後にパラグラフ内の語数を明記してA4サイズ1枚にプリントアウトして提出してください。

URL:http://www.seitoku.jp/tk/tk_info/English/English%20Writing

第2課題

パソコン印字可

第1設題

教科書125ページにあるPossible Topicsから1つ選び、Problem-Solution Paragraphを書いてください。基本構成は129ページを参照してください。また130ページに掲載されている表現を必要に応じて使ってください。フォーマット・ファイルを使用して、180語から200語程度で書いてください。最後にパラグラフ内の語数を明記してA4サイズ1枚にプリントアウトして提出してください。

URL:http://www.seitoku.jp/tk/tk_info/English/English%20Writing

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
アカデミック・ライティング入門
オリエンテーション(教科書、課題、成績評価基準など)
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(15分):シラバスの確認
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(1)
英語パラグラフの構成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(2)
アウトラインの作成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(3)
英語パラグラフの作成・編集
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(4)
英語パラグラフの作成・評価
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 11 Persuasive Paragraph(1)
英語パラグラフの構成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 11 Persuasive Paragraph(2)
アウトラインの作成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 11 Persuasive Paragraph(3)
英語パラグラフの作成・編集
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 11 Persuasive Paragraph(4)
英語パラグラフの作成・評価
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(1)
英語パラグラフの構成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(2)
アウトラインの作成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(3)
英語パラグラフの作成・編集
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(4)
英語パラグラフの編集
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(5)
英語パラグラフの作成・評価
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(30分):ライティング課題
まとめ
ポートフォリオ作成
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 予習(60分):ライティング課題の見直し
試験
試験はレポート課題で行ったCause and Effect Paragraph, Persuasive Paragraph, Problem-Solution Paragraph からそれぞれ1題つずつ出題する。