漢字作品制作法

履修条件

「楷書の技法（Ａ）」・「楷書の技法（Ｂ）」・「行書の技法」・「隷書の技法」・「篆書の技法」の単位を取得している事が好ましい。

到達目標

中国古典の書道史的意義及び伝統的書法、また時代を追っての書法のバリエーションを理解し、個性を生かした作品を制作できることを目的とする。

学習成果

漢字五書体についての基礎知識・技法はすでに学習しているので、ここでは更に一歩進め、作品制作に挑戦する。　伝統を踏まえた作品から、個性を生かした作品まで、技法の要訣を知ることができる。

テキスト教材

『漢字作品制作法Ⅰ』（改訂版）（聖徳大学通信教育部）

参考図書

大東文化大学書道研究所編『書道テキスト・第７巻・楷書』（二玄社）2007
大東文化大学書道研究所編『書道テキスト・第８巻・行草書』（二玄社）2007
伏見冲敬編『書道字典』（角川書店）1997

評価の要点

古典を理解し、いかに消化して作品に生かせるか、作品の内容を評価する。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
提出作品によって、個性豊かな発想力があるかどうか、また、古典に立脚した書技術が表現されているかを評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

漢字作品を創作するという芸術領域の自由な発想を持つこと、自主的・積極的な姿勢と自宅学習を推奨する。

備考・補足

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