最終更新日:2024年2月28日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U229

ホスピタリティ産業論Ⅱ

観光学の基本を学ぶ

単位条件

通信 2単位

教員

菊地 克彦

履修条件

なし

到達目標

ホスピタリティを理解するための基礎知識を修得するとともに、自身のサービス経験や対人サービスの直接的観察に基づいて日本型ホスピタリティに関し、理解できるようになることを目標とする。

学習成果

日本では、相手がしてほしいことを前後の文脈等から推察し、自発的に行う人のことを「気が利く人」あるいは「気配りのできる人」として高く評価する傾向がある。この「気配り」(配慮行動)が日本特有のハイコンテクストサービスに進化していく過程を事例に基づき、理解することができる。

テキスト教材

岡本信之編著『よくわかる観光学1観光経営学』(朝倉書店)2013

評価の要点

各回の授業内容に関し、十分なリサーチを行い、関連する情報や知見を適切に収集すること、それを通じて学習内容を正しく理解できていることが求められる。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。レポート、科目終了試験は課題意図を正確に理解し、問われていることに過不足なく適切に回答すること。学習内容の理解度・論理性・独自性等を中心に評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

学習した知識や情報等を、常に自身の実践に繋げることを前提として履修すること。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

あなたの関心の高い観光産業の中で特に興味のある産業群(交通・旅行・宿泊・外食・博物館・美術館)を選択し、その産業の現状、課題、今後について、あなたの考察を交えて記述してください。

第2課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

観光産業の中で最も関心ある企業名を挙げ、その企業の集客戦略・人材活用戦略またはホスピタリティマネジメントにおける特長や課題等を記述してください。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
観光経営の基礎 観光事業の基礎を理解できる 第1章 P1-8(1時間)
観光政策・行政 観光政策の基礎を理解できる 第2章 P14-24 (1時間)
観光まちづくり まちづくりの基本を理解できる 第3章 P27-34 (1時間)
観光行動と観光市場 観光市場を産業から学ぶ 第4章 P39-48 (1時間)
ICT革命と観光産業 ICT革命の観光産業への影響を理解できる 第5章 P52-58 (1時間)
交通産業経営 交通産業の経営が理解できる 第6章 P64-69 (1時間)
旅行産業経営—旅行業の近未来 旅行産業の経営と今後のあり方を理解できる 第7章 P77-87 (1時間)
宿泊産業経営 宿泊産業経営の基本を理解できる 第8章 P91-99 (1時間)
外食産業経営 外食産業経営の基本を理解できる 第9章 P102-109 (1時間)
博物館と美術館 博物館・美術館経営の基本を理解できる 第10章 P114- 124(1時間)
ホテルアセットマネジメント ホテルアセットマネジメントが理解できる 第11章 P126- 138(1時間)
観光産業の集客戦略 観光産業の集客戦略が理解できる 第12章 P142- 147(1時間)
観光産業の人的資源管理 観光産業の人材マネジメントが理解できる 第13章 P152- 157(1時間)
接遇と顧客満足 おもてなしとCSについて理解できる 第14章 P164- 170(1時間)
ポストモダンと観光 ポストモダンの諸議論について理解できる 第15章 P179- 186(1時間)
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