最終更新日:2024年4月5日

1年次入学生:1年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U188

書写・書道Ⅱ

文字を正しく整えて書く、またその指導法。

単位条件

面接 1単位

教員

岩井 秀樹

履修条件

「書写・書道Ⅰ」を習得していることが望ましい。

到達目標

中学校国語科書写の指導に必要な知識と技能の基礎・基本を理解し、習得・習熟する。

学習成果

中学校の国語教員の書写の指導に必要な知識と技能の基礎・基本を習得・習熟することができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

全国大学書写書道教育学会編『明解 書写教育 改訂版』(萱原書房刊)2009

評価の要点

提出物の習熟度を評価する。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価する。
それぞれの筆法の習熟度、理解度を提出物で評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

半紙、大筆、小筆、墨等の用具を持参すること。硯もしくは墨池、下敷きは研究室の備品を使用できる。
半紙は、滲みの少ないものが良い。二日間にわたって練習時間があるので、充分な枚数を用意すること。
墨は墨液でよい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
用具・用材の説明 書写で必要な用具を理解できる。 30分
漢字(楷書二字①) 楷書の筆法を理解できる。 くり返し練習すること。
漢字(楷書二字②) 二字のバランスのとり方を経験できる。 くり返し練習すること。
漢字(楷書二字③) 半紙に楷書二字を配字する経験を積むことができる。 くり返し練習すること。
楷書に合う平仮名と行書に合う平仮名(二字)① 楷書用の平仮名と行書用の平仮名との違いを理解する。 差を理解できるようにく り返し練習すること。
楷書に合う平仮名と行書に合う平仮名(二字)② 平仮名を書き分けることに習熟する。 差を理解できるようにく り返し練習すること。
楷書に合う平仮名と行書に合う平仮名(四字)① 漢字と平仮名四字をバランスよく書ける。 差を理解できるようにく り返し練習すること。
楷書に合う平仮名と行書に合う平仮名(四字)② 漢字と平仮名を混ぜて書くことに習熟する。 差を理解できるようにく り返し練習すること。
漢字と平仮名の調和(楷書四字) 漢字と平仮名を調和させて書くことに慣
れる。
調和させて書けるように くり返し練習すること。
漢字と平仮名の調和(行書四字) 漢字と平仮名を行書でを調和させてバラ
ンスよく書くことができる。
調和させて書けるように くり返し練習すること。
漢字と平仮名の調和(楷書五字) 五文字を配字することを経験できる。 調和させて書けるように くり返し練習すること。
漢字と平仮名の調和(行書五字) 行書で漢字・平仮名を調和させて五文字バランスよく書ける。 調和させて書けるように くり返し練習すること。
古典の臨書(九成宮醴泉銘)① 楷書の古典臨書を経験できる。 丁寧にくり返し練習する こと。丁寧にくり返し練習する こと。
古典の臨書(九成宮醴泉銘)② 九成宮醴泉銘の筆法を習得できる。 丁寧にくり返し練習する こと。
まとめ 漢字の楷書・行書に合わせた平仮名でバランスよく書くことができる。 全体を総復習すること。
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