最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
文学部 文学科
U186
実用書道
小筆を用いた日常使われる書例単位条件
面接 1単位教員
輿水 英次
履修条件
なし
到達目標
日常生活で使われている毛筆の書写法、慣用書式の知識を理解し、様々な実例に対応した書技術を会得することを目的とする。
学習成果
今まで学んできた毛筆技術を基に、日常生活の中で要求される、実用的手書きの文字の技術を習得できる。
テキスト教材
プリントを教材として配付する。
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
参考図書
一色白泉著「美しい実用書」(二玄社)2006
評価の要点
提出物の評価を基本とするが、学習態度も評価する。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価する。
提出物内容を吟味して評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
書道具は小筆・硯・墨・にじみの少ない半紙。
細字の練習なので、原則として墨を磨る。
実用書は書き慣れることが重要。そのためには自宅での練習を根気よく続けること。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス 実用書道学習について。 書道具の取り扱いについて。 |
手書き書の重要性、書道具について知ることができる | 学習の道具を用意す る | |
基本的用筆法、1 楷書の用筆(単点画の学習) |
楷書の骨法・骨格の表現を知ることができる | 課題の復習 | |
基本的用筆法、2 楷書の用筆(結構法の学習) |
楷書の骨法・骨格の表現を知ることができる | 課題の復習 | |
基本的用筆法、3 行書の用筆(用筆法と運筆法) |
気脈・躍動感のある表現ができる | 課題の復習 | |
基本的用筆法、4 仮名の用筆(用筆法と運筆法) |
漢字に調和した仮名を表現ができる | 課題の復習 | |
氏名の書き方 受講者本人の名前を楷書・行書で書く。 |
多様な氏名表現ができる | 課題の復習 | |
のし袋・のし紙の書き方 御祝儀、仏事 |
冠婚葬祭のルールを知ることができる | 課題の復習と次回の 原稿作成 | |
住所を書く 県名・都市名を練習 |
文字列の配置、文字の大小のバランス感覚を養うことができる | 課題の復習と次回の 原稿作成 | |
葉書の書き方、1 表書き |
空間処理、文字大小のバランス感覚を養うことができる | 課題の復習と次回の 文面作成 | |
葉書の書き方、2 文面の書き方 |
書面の構成力、文章構成力を養うことができる | 課題の復習と次回の 原稿作成 | |
手紙の書き方、1 封筒の書き方 |
空間処理、文字大小のバランス感覚を養うことができる | 課題の復習と次回の 文面作成 | |
手紙の書き方、2 便箋の書き方 |
文章構成力を養うことができる | 課題の復習 | |
賞状の書き方、1 文面の割付・表題・注意事項を学習 |
賞状の文面構成力と揮毫力を養うことができる | 賞状の揮毫手順につ いて復習 | |
賞状の書き方、2 基本的な賞状の書き方を学習 |
賞状の文面構成力と揮毫力を養うことができる | 賞状の揮毫手順 | |
まとめ 実用書全体についての総論 |
実用書についての知識と揮毫技術を習得できる | 全体課題の復習 | |
試験 |