最終更新日:2024年3月5日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U178

かなの技法Ⅰ

小字「いろは」単体から四文字連綿まで

単位条件

通信 1単位

教員

岩井 秀樹

履修条件

なし

到達目標

かなの基本的な筆使いと墨の濃淡が出せるようになり、連綿線が滑らかに書けるようになる。
様々な連綿のバリエーションを経験して、四文字連綿が滑らかに書けるようになる。

学習成果

平安時代の仮名と現代の仮名との差異を理解することができ、またその執筆法・用筆法を理解することが出来るようになる

テキスト教材

岩井秀樹『教科書 書道Ⅱ(かな)』(聖徳大学通信教育部)2010

参考図書

筒井茂徳『携帯かな字典』(木耳社)

評価の要点

提出物を総合して評価する。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
清書提出物を評価。既定の枚数と成長度合いを評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

墨は墨汁を使用せず、必ず硯で摺り、紙はロール紙(もしくは滲みのない仮名用半紙)とする。
手本はもともと半紙サイズで書かれたものですが、教科書用にA4サイズに縮小されている。半紙版に拡大して清書すること。
充分に練習を重ねたものを提出すること。

レポート課題

提出数 1

第1課題

本誌巻頭⑥頁の「その他のレポート送付について」により送付してください。提出票、講評欄、設題名欄を添付してください。

縦書き手書きのみ

第1設題

・ひらがな単体4枚

・変体かな単体4枚

・三文字連綿・四文字連綿(P16.17.18)

以上全て提出すること。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
用具の説明 かなの用具・用材を理解できる。 30分
ひらがな単体Ⅰ 「い〜を」を習得できる。 1時間
ひらがな単体Ⅱ 「わ〜う」を習得できる。 1時間
ひらがな単体Ⅲ 「ゐ〜あ」を習得できる。 1時間
ひらがな単体Ⅳ 「さ〜ん」を習得できる。 1時間
変体がな単体Ⅰ 変体かな「い〜を」を習得できる。 1時間
変体がな単体Ⅱ 変体かな「わ〜う」を習得できる。 1時間
変体がな単体Ⅲ 変体かな「ゐ〜あ」を習得できる。 1時間
変体がな単体Ⅳ 変体かな「さ〜ん」を習得できる。 1時間
二文字連綿Ⅰ 二字の連綿を経験する。 滑らかにつながるように練習する
二文字連綿Ⅱ 二字の連綿のバリエーションを経験できる。 滑らかにつながるように練習する
三文字連綿Ⅰ 三字の連綿を経験する。 10回・11回の応用 としてくり返し練習 する
三文字連綿Ⅱ 三字の連綿のバリエーションを経験できる。 10回・11回の応用 としてくり返し練習 する
四文字連綿 四文字連綿を習得できる。 10回・11回の応用 としてくり返し練習 する
まとめ 四文字を滑らかに連綿させて書けるようになる。 この部分が大切なの でくり返し練習する
試験