最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:1年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
文学部 文学科
U169
楷書の技法(A)Ⅱ
唐の楷書を学ぶ単位条件
面接 1単位教員
小倉 太郎
履修条件
「楷書の技法(A)I」のレポート課題を提出してから、スクーリングを受講すること。
到達目標
(1)目的
書の基本書体である楷書について、初唐の三大家と顔真卿の作品を通して、基礎力を身につけることを目的とする。
(2)授業構成と到達目標
欧陽詢・虞世南に続き褚遂良・顔真卿の楷書作品を臨書することによって、唐の四大家の書を理解することができる。
学習成果
(1)楷書についての基礎知識を得ることができる。
(2)楷書の基本技法を身につけることができる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
参考図書
中国書ガイド33『孟法師碑』(二玄社)1988
中国書ガイド34『雁塔聖教序』(二玄社)1987
中国書ガイド40『多宝塔碑』(二玄社)1988
中国書ガイド42『顔勤礼碑』(二玄社)1988
評価の要点
この授業では、褚遂良と顔真卿の書法を主題とする。
両者の用筆法は、Iで学んだ欧陽詢・虞世南とはかなり異なっているので、それぞれの特徴をよくとらえること。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価する。
スクーリングでは褚遂良・顔真卿の半紙臨書作品を提出、その内容と技術力を総合的に評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
習うべき古典は決まっているので、あらかじめしっかりと手習いしておくのがよい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
臨書「孟法師碑」① 褚遂良・孟法師碑を学ぶ。 |
褚遂良の楷書の一スタイルを認識できる。 | テキストP46 | |
臨書「孟法師碑」② 褚遂良・孟法師碑を学ぶ。 |
褚遂良の楷書の一スタイルを認識できる。 | テキストP46 | |
臨書「孟法師碑」③ 褚遂良・孟法師碑を学ぶ。 |
褚遂良の楷書の一スタイルを認識できる。 | テキストP47 | |
臨書「雁塔聖教序」① 褚遂良・雁塔聖教序を学ぶ。 |
褚遂良独特の用筆・結構法を認識できる。 | テキストP49 | |
臨書「雁塔聖教序」② 褚遂良・雁塔聖教序を学ぶ。 |
褚遂良独特の用筆・結構法を認識できる。 | テキストP49 | |
臨書「雁塔聖教序」③ 褚遂良・雁塔聖教序を学ぶ。 |
褚遂良独特の用筆・結構法を認識できる。 | テキストP50 | |
臨書「雁塔聖教序」④ 褚遂良・雁塔聖教序を学ぶ。 |
褚遂良独特の用筆・結構法を認識できる。 | テキストP50 | |
臨書「雁塔聖教序」⑤ 褚遂良・雁塔聖教序を学ぶ。 |
褚遂良独特の用筆・結構法を認識できる。 | テキストP51 | |
臨書「雁塔聖教序」⑥ 褚遂良・雁塔聖教序を学ぶ。 |
褚遂良独特の用筆・結構法を認識できる。 | テキストP51 | |
臨書「多宝塔碑」 顔真卿早年の書を学ぶ。 |
顔真卿早年の書を理解できる。 | テキストP54 | |
臨書「自書告身帖」① 顔真卿・自書告身帖を学ぶ。 |
顔法の用筆・結構法を理解することができる。 | テキストP55 | |
臨書「自書告身帖」② 顔真卿・自書告身帖を学ぶ。 |
顔法の用筆・結構法を理解することができる。 | テキストP55 | |
臨書「顔勤礼碑」① 顔真卿・顔勤礼碑を学ぶ。 |
顔法の用筆・結構法を理解することができる。 | テキストP56 | |
臨書「顔勤礼碑」② 顔真卿・顔勤礼碑を学ぶ。 |
顔法の用筆・結構法を理解することができる。 | テキストP56 | |
臨書「顔氏家廟碑」 顔真卿・顔氏家廟碑を学ぶ。 |
顔法の用筆・結構法を理解することができる。 | テキストP57 | |
試験 実技試験を行う。 |