最終更新日:2024年2月27日

1年次入学生:1年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U164

書学入門

書を学ぶ為の基礎知識を身につけよう

単位条件

通信 2単位

教員

岩井 秀樹

履修条件

なし

到達目標

書は文字を用いて表現する芸術です。文字の成り立ちや歴史的変化、さらには書に関わる様々な事柄や用語・用具等を知ることが書を理解する早道である。
この授業では、これから書を志す人たちが書に関わる様々な基礎知識を身につけることを目標とする。

学習成果

これから書を学ぼうとする人たちが、書と隣接する学問との関係や書の歴史、更には書の用語や用具など、書に関わる基礎知識を身に付けることができる。

テキスト教材

大東文化大学書道研究所編「書道テキスト第1巻 書道学概論」(二玄社)

評価の要点

提出されたレポートを評価する。
また、単位の認定は、科目終了試験の合格により行う。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
2回の課題レポートの内容により、その理解度を評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

内容をよく理解し、自分の言葉・自分の表現で書くこと。
誤字は減点の対象になるので注意すること。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

書道学とはどのような学問か、関連が深い学問や隣接する学問との関わりを含めて述べなさい。

第2課題

いずれか1設題を選択して答えなさい。

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

中国及び日本の書論について書かれた書物について述べなさい。

第2設題

「文房四宝」について、その歴史も含めて述べなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
書道学概論はしがき 書道学とはどのような学問なのかを理解できる。 30分
「書を学ぶ」とはどういうことか 書を学ぶことの意義を理解できる。 30分
高等教育で「書を学ぶ」ことの意味 高等教育で書を学ぶことの意味を考え、理解できる。 30分
読む・見る・書く 書道学の全体像を理解する。 30分
書とはなにか(用語と定義) 書とは何かという定義を理解できる。 30分
文化財としての「書」 書跡の位置づけとその価値を理解できる。 30分
書道史とは何か 書道史を学ぶ意義を理解できる。 30分
書体とは何か 書体が内包する意味を理解できる。 30分
書道学と諸学 書道学と隣接する学問との関わりを理解できる。 1時間
何が書かれているのか 文学・文体・仮名と国文学との関連を理解できる。 1時間
美しさを考える 美学・思想史との関連を理解できる。 30分
書論を読む 書論の重要性と美学との関連を理解できる。 30分
書を学び・教える 現代社会と書の関係を理解できる。 30分
文房四宝 文具の歴史や価値・意義を理解できる。 30分
書作について 書作することの意義を理解できる。 30分
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