最終更新日:2024年4月2日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
文学部 文学科
U148
日本中世史Ⅱ
織豊期(中近世移行期)研究の概観単位条件
通信 2単位教員
藤井 崇
履修条件
なし
到達目標
昔から織田信長や豊臣秀吉を題材としたドラマ・ゲーム・小説・漫画等が人気を博してきた。一方で、歴史学者による織田・豊臣氏の時代(織豊期とも中近世移行期とも)の研究の発展も目をみはるものがある。一般に、歴史学者の研究書や研究論文は難解で目にする事もあまりないであろうが、実は第一線の研究者が著した、比較的分かりやすい、一般向けの概説書も幾つか存在する。この科目ではそうした半分入門書・半分専門書といった性質の、読みやすい概説書をテキストとするので、これを読んで織豊期研究の現状を理解してもらいたい。
学習成果
テキストを丹念に読み込み、規定の課題をこなせば「到達目標」の実現ができる。
テキスト教材
堀新『日本中世の歴史7―天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)2010
参考図書
テキスト教材巻末の参考文献を参照のこと。
評価の要点
各章の内容をおおよそ理解し、その上で、それぞれの問題について独自の見解を持つ事ができているか否かを評価の基準とする。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
「評価の要点」を基準とした課題の採点による
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストは分かりやすく書かれているものではあるが、多少、難解な語句に出くわす事もある。その際は、辞典や様々な検索ツールを用い、
時間をかけてじっくり読み進めてほしい。
レポート課題
提出数 2第1課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
各章を要約せよ。
第2課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
各章の内容を踏まえ、織豊政権成立の歴史的意義について私見を述べよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
天下統一から鎖国へ | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
若き日の信長と戦国社会 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
織田信長と公武結合王権 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
羽柴秀吉と惣無事 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
豊臣権力の構造と「唐入り」 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
近世村落の形成―検地と刀狩― | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
近世都市の形成 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
国家・社会の近世化 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
社会の近世化 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
基本文献紹介 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
略年表 | テキストで述べられていることを理解し、それに対する私見をもつこと | テキスト参照のこと | |
まとめ1 | テキストを読んで得られた知見を自分なりに整理すること | 各自で判断すること | |
まとめ2 | テキストを読んで得られた知見を自分なりに整理すること | 各自で判断すること | |
まとめ3 | テキストを読んで得られた知見を自分なりに整理すること | 各自で判断すること | |
まとめ4 | テキストを読んで得られた知見を自分なりに整理すること | 各自で判断すること | |
試験 |