最終更新日:2024年3月12日
U144
経済学入門
経済学の考え方を学ぶ単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
豊かな文化的教養と人間性、専門的職業人として活躍するのに必要な能力を身につけるために以下ができるようになる。
1.経済学とは何かを理解する。
2.マクロ経済学の基本を理解する。
3.日本経済を変えた三つの分岐点をマクロの視点で理解する。
4.ミクロ経済学の基本を理解する。
学習成果
1.経済学とは何かを理解できる。
2.マクロ経済学の基本を理解できる。
3.日本経済を変えた三つの分岐点をマクロの視点で理解できる。
4.ミクロ経済学の基本を理解できる。
テキスト教材
伊藤元重著『はじめての経済学(上)』日本経済出版社
参考図書
伊藤元重著『入門経済学』日本評論社
伊藤元重著『はじめての経済学(下)』日本経済出版社
評価の要点
教科書を正確に、論理的に読むことが最低限要求される。さらに参考書を読み、ポイントについての自己の意見を深めることが期待される。
評価方法と採点基準
レポート合格後の終了試験で評価する。
レポート、科目終了試験は課題を正確に理解し、それについて過不足なく、論理的に整合的な答えを記述でき専門的職業人として活躍するのに必要な能力を身につけているかで評価する。フィードバックは評価の「備考欄」に記載する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
「アベノミクス」は日本のみならず、世界的にも注目されており、報道も多い。関心を持ってフォローし、自分の意見を組み立てられるかを心がけるとチカラが付く。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
財政金融政策はGDPの構成要素の何に働きかけて、どのような効果を生み出そうとしているのかを記述してください。政策が過度になった場合の弊害についても記述してください。
第2課題
第1設題
需要曲線は消費者のどのような行動を描いているのかを記述してください。次に供給曲線は企業のどのような行動を描いているのかを記述してください。その上で価格はどのように決まるのかを記述してください。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
経済学とは何か1 | 経済学は身近な学問であることを理解できる。 | 第 一 章 12〜21 ページ(1時間) | |
経済学とは何か2 | 経済学は実際の世界でどのように利用されているかを理解できる。 | 第 一 章 21〜27 ページ(1時間) | |
マクロ経済学の基本1 | GDPを中心にマクロ経済を考えることができる。 | 第 二 章 50〜57 ページ(1時間) | |
マクロ経済学の基本2 | GDPの構成項目を理解できる。 | 第 二 章 57〜67 ページ(1時間) | |
マクロ経済学の基本3 | 需要と供給でGDPを考えることができる。 | 第 二 章 67〜72 ページ(1時間) | |
マクロ経済学の基本4 | GDPの需要と供給がどのようにして決まるかを理解できる。 | 第 二 章 72〜78 ページ(1時間) | |
マクロ経済学の基本5 | マクロ経済をコントロールする財政金融政策を理解できる。 | 第 二 章 78〜82 ページ(1時間) | |
日本経済を変えた三つの分岐点をマクロの視点で考える1 | 石油ショックと変動相場制を理解できる。 | 第 三 章 84〜99 ページ(1時間) | |
日本経済を変えた三つの分岐点をマクロの視点で考える2 | レーガノミックスからプラザ合意までの世界を理解できる。 | 第三章 99〜113 ページ(1時間) | |
日本経済を変えた三つの分岐点をマクロの視点で考える3 | 日本バブルの形成と崩壊を理解できる。 | 第 三 章 113〜 120ページ(1時 間) | |
ミクロ経済学の基本1 | なぜ民営化、規制緩和するのかを理解できる。 | 第 四 章 122〜 126ページ(1時 間) | |
ミクロ経済学の基本2 | 資源配分の考え方を理解できる。 | 第 四 章 126〜 130ページ(1時 間) | |
ミクロ経済学の基本3 | 需要・供給曲線を理解できる。 | 第 四 章 130〜 138ページ(1時 間) | |
ミクロ経済学の基本4 | 市場メカニズムを理解できる。 | 第 四 章 138〜 144ページ(1時 間) | |
ミクロ経済学の基本5 | 市場が機能せず失敗する場合を理解できる。 | 第 四 章 144〜 148ページ(1時 間) | |
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