最終更新日:2024年3月12日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
文学部 文学科

U137

宗教学入門

単位条件

通信 2単位

教員

松下 みどり

履修条件

なし

到達目標

(1)目標
宗教に関する基礎的知識を学び、人間と宗教の関わりについて考える。
(2)授業構成と到達目標
1宗教について基礎的知識を得て、宗教とは何かについて考える。
2現代日本の宗教的状況について客観的に把握し、自分と宗教の関わりについて考える。
3現代における宗教的諸問題に対応するための力を身につける。

学習成果

(1)宗教に関する基礎的知識を得て、人間と宗教の関わりについて理解する。
(2)現代の日本人の宗教観について歴史的背景を含め把握し、自分と宗教の関わりについて客観的に捉え直す。
(3)現代の宗教的諸問題に対応するための力を養うことができる。

テキスト教材

脇本平也『宗教学入門』(講談社学術文庫)
阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書)

評価の要点

・テキストの内容について要点を理解しているか。
・宗教についての知識を得ることを通して、主体的に考えることができるか。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題に合格した後、科目終了試験を受験し、その評価が60点以上であれば単位の認定となる。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書き手書きのみ
[1600〜2000]

第1設題

「宗教の原初形態」および「宗教の諸類型」について、テキストの要点をまとめなさい。

第2課題

横書き手書きのみ
[1600〜2000]

第1設題

日本人はなぜ「無宗教」なのか、その理由についてテキストの要点を述べなさい。(特に、近代の歴史的事情については必ず述べること)

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
宗教学の立場と分野
宗教の原初形態
科学・呪術・宗教
宗教の諸類型
宗教の構成要素
宗教的実在観/宗教的人間観
宗教的世界観
宗教儀礼/教団と社会
宗教体験と人格/宗教の機能
「無宗教」の中身
「無宗教」の歴史
痩せた宗教観(1)
痩せた宗教観(2)
日常主義と宗教
人間と宗教:まとめと考察
試験