最終更新日:2024年2月27日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
文学部 文学科

U127

宗教文化論Ⅱ

日本における仏教と女性

単位条件

通信 2単位

教員

松下 みどり

履修条件

なし

到達目標

宗教は文化の重要な一側面を形成してきた。人間文化を歴史的に振り返ってみれば、宗教的要素を抜きにしてそれを考えることはできないであろう。日本文化に大きな影響を与えた仏教を取り上げ、特にジェンダーの視点から日本仏教の特質を明らかにし、宗教と人間の関わりについて考える。

学習成果

1.日本の代表的な仏教者たちが、経典の女性観をどのように解釈し、人々にどのように説いていたのか、歴史的に把握できる。
2.日本における性差別的事象や観念と、仏教との関わりについて考察できる。
3.「女性」という視点から宗教史を捉えることによって、日本の宗教と文化について、より明確にその特質を捉え、宗教と人間の関係について、より深い考察ができる。

テキスト教材

『日本の宗教と文化I・II−仏教と女性−』(聖徳大学通信教育部)

参考図書

教科書巻末に記載。

評価の要点

1.テキストの内容が理解されているか。(第9章〜第15章)
2.要点を把握し、考察・論述されているか。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題に合格した後、科目終了試験を受験し、その評価が60点以上であれば単位の認定となる。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

問題意識を持って取り組んで欲しい。

レポート課題

提出数 2

第1課題

⚠ヨコ書 タテ書 はどちらでもよいです。

横書き縦書き手書きのみ
[1600〜2000]

第1設題

日本の仏教者たちにおいて、どのような女性観がみられましたか?平安時代・鎌倉時代・室町時代(中世後期)のそれぞれの特徴について、テキストの要点をまとめ、さらに、あなたの考えたことを述べてください。

第2課題

⚠ヨコ書 タテ書 はどちらでもよいです。

横書き縦書き手書きのみ
[1600〜2000]

第1設題

テキスト(第1章〜第15章)の中から、特に興味を持った事柄を取り上げてテーマを設定し、参考文献を読んで論じなさい。
(なるべく、序〈問題提起〉・本論・結び〈まとめや考察〉の形をとること。)

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
仏教的性差別思想の受容1
仏教的性差別思想の受容2
平安仏教における女性観1
平安仏教における女性観2
鎌倉仏教における女性観1
鎌倉仏教における女性観2
鎌倉仏教における女性観3
鎌倉仏教における女性観4
室町仏教における女性観1
室町仏教における女性観2
母性観と仏教1
母性観と仏教2
血盆経信仰の受容と展開1
血盆経信仰の受容と展開2
日本における仏教と女性:まとめと考察
試験