最終更新日:2024年3月5日

1年次入学生:4年 3年次編入学生:- 短期大学部:-
文学部 文学科

U123

歴史文化論Ⅳ

時間と民俗

単位条件

通信 2単位

教員

石本 敏也

履修条件

なし

到達目標

(1)フィールドワークに基づいた問題関心を持つことができる。
(2)時間と民俗を深めることができる。

学習成果

(1)身辺の民俗文化について関心を持つことができる。
(2)時間と民俗についてその概説を学び、成果と概念を理解することができる。

テキスト教材

柳田國男『年中行事覚書』(講談社)1977

参考図書

赤田光男・福田アジオ編『講座日本の民俗学6 時間の民俗』(雄山閣)1998
小池淳一『伝承歳時記』(飯塚書店)2006
佐野賢治・谷口貢・中込睦子・古家信平編『現代民俗学入門』(吉川弘文館)1996
宮田登『民俗学への招待』(筑摩書房)1996

評価の要点

課題を的確に理解しているか、テキストの内容を理解した上で自身で考察を深められているか、をみる。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題と科目終了試験それぞれにて評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

参考文献を多く活用し、それを元に各人が関心を広げていってほしい。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

テキストの『年中行事覚書』のなかで関心を持ったテーマ(年中行事)を一つ選び、その内容を踏まえた上で、関連する他の参考文献を必ず用い、自分の意見を述べよ。

第2課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

テキストの『年中行事覚書』のなかで、課題1とは別にもう一つ関心を持ったテーマ(年中行事)を一つ選び、その内容を踏まえた上で、関連する他の参考文献を必ず用い、自分の意見を述べよ。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
節供と民俗 節供と民俗について理解することができる。
正月の行事 正月の行事について理解することができる。
春おこない 春おこないついて理解することができる。
三月節供 三月節供について理解することができる。
卯月八日 卯月八日について理解することができる。
サンバイ降しの日 サンバイ降しの日について理解することができる。
六月朔日の雪 六月朔日の雪について理解できる。
眠流しと七夕 眠流しと七夕について理解できる。
盆の民俗 盆の民俗について理解できる。
おくんちのこと おくんちについて理解できる。
十月十日の夜 十月十日の民俗について理解できる。
亥の子のこと 亥の子行事について理解できる。
十二月の民俗 十二月の民俗について理解できる。
二十三夜塔 二十三夜塔の民俗について学ぶことができる。
総まとめ 時間と民俗について理解できる。
試験