最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:1年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
文学部 文学科
U069
日本文学概説Ⅱ
日本近現代文学の要諦を学ぶ単位条件
面接 2単位教員
野本 聡
履修条件
なし
到達目標
明治以降の日本の近現代文学において、日本人は何をどのように描いてきたかを概観することにより、日本文学の、また日本の特質を理解できます。
学習成果
明治から現代までに発表された主要な文学作品を、小説・評論・詩等ジャンル別に取り上げ、それらを精読する事によって、日本近現代文学の特質を知ることができます。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
評価の要点
最終の「まとめ」の時間に筆記試験を課します。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価します。
講義内容から二課題を出しますが、講義内容がきちんと理解され、それが答案に充分反映されているかどうか、また論旨が明確で、結論に向かって文章が整えられているかを基準として評価します。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
定められたテクスト・参考書がありませんから講義内容をきちんと詳細なノートに取る必要があります。ノート、配布されたプリント等は試
験時に持ち込み可とします。従って暗記する必要はありませんが、各テーマについて、講義における各テーマの論旨を明確に把握することが肝要です。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
オリエンテーション | 学習内容の概要を知ることができる。 | ||
近代文学の始まり | 近代文学とは何かが理解できる。 | 配布プリントの当該 項目 | |
明治の文学(1) | 明治初期の文学を理解できる | ||
明治の文学(2) | 明治中期から末期。特に夏目漱石・森鷗外について理解できる。 | ||
明治の文学(3) | 近代の韻文の始まりを理解できる。 | ||
大正の文学(1) | 芥川龍之介を始め大正期の文学が理解できる。 | ||
大正の文学(2) | 大正期の韻文が理解できる。 | ||
昭和(戦前)の文学(1) | モダニズムを始めとした昭和初期の文学の流れが理解できる。 | ||
昭和(戦前)の文学(2) | 昭和(戦前)に書かれた小説、韻文について理解できる。 | ||
昭和(戦前)の文学(3) | 戦時下の文学状況が理解できる。 | ||
戦後文学(1) | 戦後派について理解できる。 | ||
戦後文学(2) | 太宰治を始めとした新戯作派(無頼派)について理解できる。 | ||
戦後文学(3) | 戦後文学の流れの中で発表された小説・韻文について理解できる。 | ||
現代文学 | 現代の文学について理解できる。 | ||
まとめ | 日本文学の特質について概観することができる。 | ||
試験 |