最終更新日:2024年4月8日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U022

英米の詩Ⅰ

英語の詩に親しむ

単位条件

通信 1単位

教員

腹部 千代子

履修条件

なし

到達目標

〈目的〉英語の詩に親しむことと、英語の詩を読む力を養うことを目的とする。
〈到達目標〉
1.英語の詩についての基礎的な知識を修得することができる。
2.英語の詩を読み、作品について理解することができる。
3.作品を英語で読むことによって、英語の読解力を養うことができる。
4.作品の内容を踏まえたうえで音読することによって、英語の表現力を養うことができる。
5.本科目の学びを通して、グローバル社会を生きるための広い視野を持ち、専門領域の学びを深めることができるとともに、自らの考えを適切に表現し、主体的に課題を解決する力を養うことができる。

学習成果

1.英語の詩に対する興味・関心を高めることができる。
2.英語の詩についての基礎的な知識が身につき、英語の詩についての理解を深めることができる。
3.作品を英語で読むことによって、英語の読解力を向上させることができる。
4.作品の内容を踏まえたうえで音読することによって、英語の表現力を高めることができる。
5.本科目の学びを通して、グローバル社会を生きるための広い視野を持ち、専門領域の学びを深めることができるとともに、自らの考えを適切に表現し、主体的に課題を解決する力を向上させることができる。

テキスト教材

新井明『英詩鑑賞入門』(研究社)1986

参考図書

志子田光雄『英詩理解の基礎知識』(金星堂)1980
平井正穂編『イギリス名詩選』(岩波文庫)1990
亀井俊介・川本皓嗣編『アメリカ名詩選』(岩波文庫)1993
阿部公彦『英詩のわかり方』(研究社)2007
荒牧鉄雄・岡地嶺『英詩読本』(開文社出版)2009

評価の要点

[レポート、科目終了試験]
1.英語の詩についての基礎的な知識が修得できているか。
2.英語の詩のテーマと内容について十分な考察ができているか。
3.レポートや答案は、論理的に一貫性があり、明確に論じられているか。

評価方法と採点基準

レポート課題合格後に受験する科目終了試験(筆記試験、論述式)の成績を基に評価する。採点基準は、上記の「評価の要点」に記載されている内容と同様である。また、基礎的な知識が修得されているかという点に加え、自らの考えを適切に表現し、主体的に課題を解決できる力が身についているかという点についても評価する。フィードバックは、『在学生向けホームページ』に掲載する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

1.詩を黙読し、次にリズムに注意しながら、音読する。
2.詩の技法、テーマ、内容等について考察する。
3.積極的、かつ意欲的に取り組み、成果を上げるべく努力をしてほしい。
4.第1回~第15回の各回とも90分を目安に学習すること。

レポート課題

提出数 1

第1課題

字数について:1篇の詩(450字~500字)×3=総計1350字~1500字

横書きパソコン印字可

第1設題

教科書には全部で30篇の詩が掲載されている。その中から3篇を選び、それぞれの作品について、以下の1.と2.について答えなさい。1.と2.を合わせて450字~500字程度で述べなさい。(字数不足は減点の対象とするが、字数超過は減点の対象にはしない。)

1.詩のテーマについて述べなさい。その際、詩のテーマを示していると考えられる詩の中の表現を引用して、述べなさい。なお、その表現が詩の冒頭から何連目の何行目になっているか、「第○連の○行目」と明記すること。
2.詩の中で印象に残った表現も含めて、詩についての感想・コメントを述べなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
英詩の詩形について学ぶ 基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 132-141
第1章「花咲くイングランド」
[作品: No. 1~ No. 3を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 3-14
第2章「動乱の時代」(その1)
[作品: No. 4~ No. 5を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 15-25
第2章「動乱の時代」(その2)
第3章「理性から感情へ」(その1)
[作品: No. 6~ No. 7を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 25-35
第3章「理性から感情へ」(その2)
[作品: No. 8~ No. 9を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 35-43
第3章「理性から感情へ」(その3)
第4章「自然のなかから」(その1)
[作品: No. 10~ No. 11を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 43-53
第4章「自然のなかから」(その2)
[作品: No. 12~ No. 13を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 53-64
第5章「懐疑と楽天」(その1)
[作品: No. 14を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 65-72
第5章「懐疑と楽天」(その2)
[作品: No. 15~ No. 16を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 72-82
第5章「懐疑と楽天」(その3)
第6章「現代詩への急傾斜」(その1)
[作品: No. 17~ No. 18を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 82-91
第6章「現代詩への急傾斜」(その2)
[作品: No. 19~ No. 21を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 91-100
第7章「現代詩のさまざま」(その1)
[作品: No. 22を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 101-110
第7章「現代詩のさまざま」(その2)
[作品: No. 23~ No. 25を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 110-119
第7章「現代詩のさまざま」(その3)
[作品: No. 26~ No. 28を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 119-125
第7章「現代詩のさまざま」(その4)
[作品: No. 29~ No. 30を読む]
基礎的な知識の修得
英詩に積極的に親しむ姿勢
教科書 pp. 125-131
試験
科目終了試験(筆記試験、論述式):英語の詩を1篇取り上げ、詩のリズム、脚韻、頭韻、音の特徴、技法、テーマ、内容について論じる問題を出題する。