歴史と文化

履修条件

なし

到達目標

①文化を学ぶための基礎的な素養を身につける。
②過去の歴史を振り返りながら、文化の多様性を理解し、価値観・生き方の多様性を認め合うことができる。
③日本文化に関する基本的な知識を身につける。

学習成果

日本の文化を通史的に学ぶことにより、文化の多様性と文化に対する様々な見方・論じ方に触れることができる。
歴史を学ぶための基礎的な技法、特に辞書・事典類、入門書・概説書などの使い方に習熟することができる。
博物館・美術館などを見学して、自分の興味関心を拡げることができるようになる。
身のまわりの文化事象に興味を抱き、「なぜ」と問いかける姿勢を身につけることができる。

テキスト教材

尾藤正英『日本文化の歴史』（岩波新書668）2000

参考図書

家永三郎『日本文化史第２版』（岩波新書黄版187）1982
末木文美士『日本宗教史』（岩波新書1003）2006

評価の要点

テキストの内容をきちんと理解しているか。
テキストの内容について、学問的な手続きを踏まえ、批判的に検討することができているか。
自ら学ぼうとする基本的な姿勢が身についているか。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価します。
〔レポート〕
①テキストの内容を把握し、日本文化の特質について理解しているか。
②専門用語を調べるなど、レポートを書くための準備がきちんとできているか。
〔科目終了試験〕
基本的事実を把握し、論理的な文章で記述できているか。（フィードバックは、在学生向けホームページに掲載します。）

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

※参考文献（テキスト以外のもの）を必ず明記すること。
参考文献の選び方は、非常に重要です。
学問的に問題がある文献（研究史を踏まえていない、史料批判をしていない等の学問的な手続きに問題があるもの）や、インターネット上の情報（ウィキペディア等。同様の問題あり）を利用すれば、レポートの評価も低くなります。

備考・補足

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