最終更新日:2024年11月20日
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健康・医療心理学Ⅱ
健康・医療領域における心理臨床について学ぶ単位条件
通信 2単位教員
『「病院の心理臨床」心理臨床の実際第4巻』(金子書房)の教材が入手できなくなりましたので、配本する教材を変更いたします。
2024年11月以降に配本する方には新しい教材『ポテンシャル 健康・医療心理学』(サイエンス社)となります。
レポート課題は変更ありません。新しい教材でのシラバスは下記のリンクよりご確認ください。
新しい教材のシラバス⇒new健康・医療心理学Ⅱ _ 聖徳大学Webシラバス
履修条件
「医療・健康心理学Ⅰ」を学習していることが望ましい。
到達目標
(1)目的
さまざまな臨床に関わる上で必要となる基本的な知識について理解することを目標とする。
(2)授業構成と到達目標
①これまでに学んだ心理査定や心理療法、心理検査についての知識を整理することができる。
②他の専門職の業務内容を理解できる。
③各科領域の心理臨床の特徴と今後の展開について理解できる。
この科目はディプロマポリシーに該当している。
学習成果
①病院における心理臨床的業務を説明することができる。
②病院内での心理職の役割について説明することができる。
③病院臨床に必要な心理査定や心理療法、心理検査についての知識を説明することができる。
④他の専門職の業務内容を説明できる。
⑤各科領域の心理臨床の特徴と今後の展開について説明できる。
⑥健康・医療心理学Ⅰで習得した知見をさらに広く深く、かつ実践に活かせるようにする。
⑦課題に直面した際の自己学習の能力を高める。
テキスト教材
山中康裕・馬場禮子責任編集『「病院の心理臨床」心理臨床の実際第4巻』(金子書房)
河野千佳『病院臨床心理学』(聖徳大学通信教育部)
評価の要点
・病院における心理臨床についてその概略をとらえ、必要となる基礎的な知識について総合的に理解したことを確かめる。
・病院臨床に携わっていくには、今後どのような知識や技能を習得していく必要があるのかについても、しっかりと整理し認識したことを確かめる。
評価方法と採点基準
レポート2課題全ての合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題については教科書外から出題してある。各設問に対して、しっかりと調べ、考えて書くこと。
科目終了試験は論述形式の試験であり、理解しそれらをまとめられているかどうかで評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
通信教育課程のレポートは、テキストや学習指導書からの抜き書きや貼り付けを求めているのではありません。感想文でもありません。指定されたテキスト教材だけでなく、ぜひ用語を心理学辞典で調べたり、関連する文献を読んだりして理解を深めてください。そこから理解したことをレポートにしましょう。
レポートの文章は主語と述語の関係が対応していますか?
一文が長すぎると内容がねじれてしまうことがあります。提出する前には、必ず、見直しをしましょう。
レポート課題
提出数 2第1課題
⚠️手書きでレポートを提出する場合は、各1課題ずつ別々のレポート用紙に分けて提出をして下さい。
⚠️第1課題をWebで提出する場合には、各1課題ずつ別々に文字数を3200字とし、設題①②と入力してください。
第1設題
設問①②ともに解答しなさい
①精神保健における、1次予防・2次予防・3次予防についてまとめよ。【1600字】
② 運動(スポーツ)をすることの意義を、精神的効果・身体的効果・社会的効果の3点について、プラス面とマイナス面についてそれぞれ述べよ【1600字】
第2課題
⚠️手書きでレポートを提出する場合は、各1課題ずつ別々のレポート用紙に分けて提出をして下さい。
第1設題
サイコロジカル・ファーストエイド活動の要点をまとめよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
病院における臨床心理学Ⅰ 病院における心理臨床の現状 |
病院における心理臨床について理解し説明できる。 | 1章 | |
病院における臨床心理学Ⅰ 病院における心理臨床の現状 |
病院における心理臨床を医学との違いという観点から理解し説明できる。 | 1章 | |
病院における臨床心理学Ⅱ 病院内での役割 心理職 |
病院内での心理職の役割について理解し説明できる。 | 1章 | |
病院における臨床心理学Ⅲ 心理査定と心理療法① 心理査定 |
心理査定とはなにかについて理解し説明できる。 | 2章 | |
病院における臨床心理学Ⅳ 心理査定と心理療法② 心理検査 |
病院で使用される主な心理検査について理解し説明できる。 | 2章 | |
病院における臨床心理学Ⅴ 心理査定と心理療法③ 所見のまとめと報告 心理療法 |
所見をまとめる際の留意点や心理療法の種類について理解し説明できる。 | 2章 | |
さまざまな専門職 医師・看護師・PT・OT・ST・PSW・MSW・管理栄養士・保育士・検査技師・薬剤師他 |
病院で働く他の専門職の仕事内容について調べる。 | 各自で調べること | |
薬物療法の知識 心理職に望まれる知識 |
心理職が最低限知っておくべき薬物療法について理解する。 | 3章 | |
各科領域の心理臨床Ⅰ 精神神経科における心理臨床の実際 |
精神神経科の特徴と心理臨床について理解し説明できる。 | 6章 | |
各科領域の心理臨床Ⅱ 心療内科・その他における心理臨床に実際 |
心療医療科の特徴と心理臨床について理解し説明できる。 | 5章 | |
各科領域の心理臨床Ⅲ 小児科における心理臨床に実際 |
小児科の特徴と心理臨床について理解し説明できる。 | 4章 | |
各科領域の心理臨床Ⅳ サイコロジカル・ファーストエイドについてWeb等で調べて理解する。 |
災害時に必要な心理支援について理解できる。 | 各自で調べること | |
各科領域の心理臨床Ⅴ 高齢者に対する心理臨床に実際 |
高齢者の特徴と心理臨床について理解し説明できる。 | 8章 | |
各科領域の心理臨床Ⅵ 心理臨床からみた死 |
心理臨床からみた死について理解し説明できる。 | 9章 | |
各科領域の心理臨床Ⅶ エイズカウンセリング |
HIV/エイズについ て理解する。 |
各自で調べること | |
試験 論述形式で出題する。 理解したことを説明できるようにしておくこと。 感想文やエッセイ様の形式にならないように注意。 |