最終更新日:2024年11月11日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:1年
心理・福祉学部 心理学科

P068

心理学的支援法Ⅰ

心の健康にまつわる様々な心理学的支援法を学ぶ

単位条件

通信 2単位

教員

春谷 順子

履修条件

なし

到達目標

①心理学的支援における基本的姿勢、義務と倫理が理解できる。
②主要な心理学的支援法の歴史・概念・適応とその限界について、体系的に理解できる。
③様々な心理学的支援法の重要概念が理解できる。

学習成果

①心理学的支援の基本的姿勢、義務と倫理について説明することができる。
② 主要な心理学的支援法(精神分析的心理療法、行動療法、来談者中心療法、認知行動療法)について、歴史、基礎理論、適応と限界について体系的に説明することができる。
③様々な心理学的支援法の重要概念を説明することができる。
心理的支援は、個人を対象とした心理療法から、家族や集団を対象とした集団療法、学校や会社などの組織や地域社会を対象としたコミュニティ支援まで幅広いアプローチがある。しかも、個人を対象とした心理療法にも、様々な立場や技法があり、特有の人間観や人格論(人格発達論)が構築されている。しかし、こうした心理的支援は、それぞれが無関係に成立しているのではなく、成立した時代の社会的、歴史的状況に影響を受けながら、それぞれの理論が相互に関係しあって成長・発展している。こうした心理的支援法全般を体系的に学習することで、心理支援に共通する人間観、基本的考え方や基本姿勢を学習すること。

テキスト教材

教科書①窪内節子・吉武光世『やさしく学べる心理療法の基礎』(培風館)
教科書②野島一彦『臨床心理学への招待』第2版(ミネルヴァ書房)

参考図書

末武康弘『心理学的支援法』(誠信書房)
川瀬正裕・松本真理子・松本英夫『心とかかわる臨床心理』第2版(ナカニシヤ出版)
小野けい子『心理臨床の基礎』(放送大学教育振興会)

評価の要点

①心理学的支援に共通する基本的考え方を正しく理解し、主要な心理療法の基礎理論を体系的に理解できていること。
②様々な心理学的支援法の重要概念を正しく理解できていること。
上記2点に関するレポート課題により、心理学的支援法に関する知識を自分のものにできているかを評価する。

評価方法と採点基準

上記①〜②に関する筆記試験100%で評価する。
試験は、様々な心理学的支援法の基本的考え方を正しく理解できているかどうか評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

レポート課題の解答に際しては、空白があった場合は、再提出となる。

レポート課題

提出数 2

第1課題

解答用紙あり

第1設題

心理支援の基本的考え方と基礎概念【解答は巻末の解答用紙を使用すること】
心理的支援に関する次の文章の( )に当てはまる言葉を下の「語彙群」の中から選んで書きなさい。

〈1〉
心理的支援は、セラピストとクライエントの信頼関係をもとに、クライエントの( 1 )、( 2 )、( 3 )の促進を目標に行われる。心理的支援で期待されるクライエントの変化は、特定の技法によるものよりも、セラピストとクライエントの( 4 )の中で経験される、個人的に意義深く、情緒的に重要で新しい経験によってもたらせるものである。心理的支援では、セラピストがクライエントを( 5 )、同情的に話を聞いて、やさしく( 6 )してあげるのではなく、クライエントを( 7 )のある人間として敬意を払い、面接で話されるクライエントの( 8 )や( 9 )が自由であることを保証し、クライエントの( 10 )が深まるような関係を形成していくことになる。

〈2〉
精神分析的心理療法では、セラピストは、クライエントとの交流において、セラピストとしての( 11 )の限界を踏み越えないように慎重に配慮することが求められている。これは、( 12 )や、( 13 )といったセラピストが守るべき態度としてもいわれていることである。このような基本的姿勢・態度がセラピストに求められるのは、心理的支援において、セラピストがクライエントの様々な感情的もしくは退行的行動や願望を許してしまうことで、クライエントの( 14 )にセラピストが巻き込まれ、セラピストとクライエント関係が混乱し(多重関係となり)、セラピーそのものが成立しなくなってしまうからである。また、クライエントの様々な( 14 )的感情に、セラピストが( 15 )をおこし、クライエントを中立的に解釈することができなくなってしまっても、セラピーが機能しなくなる。こうしたことを防ぐために、セラピストは、自分の( 15 )を( 16 )し、( 17 )することが求められる。そのためには、( 18 )を受けて( 19 )を重ね、心理的支援に際しては( 20 )を受けるなど、自己研鑽を継続することがセラピストには求められている。

〈3〉
クライエント中心療法では、ロジャーズは、「治療的パーソナリティ変化の必要にして十分な条件」として6つの条件をあげている。そのうちの、三番目から五番目の条件が、カウンセラーの( 21 )とされ、わが国では、( 22 )として重要視されている。その第一の条件である( 23 )は、関係の中で自分自身であること、つまり、自分の体験・感情を( 24 )に否定せず、純粋で( 25 )のない状態であることを指す。この状態は、( 26 )とも呼ばれ、人間が最高に実現された状態である( 27 )の状態でもあり、そのような人は、( 28 )に開かれている、( 29 )な在り方で生きている、( 30 )という有機体を、それぞれの( 29 )な状況で、最も満足できる行動に到達すための信頼できる手段としてみなすことができる、という3つの特徴を有しているとされている。

〈4〉
精神分析的心理療法では、心理的問題は、過去の両親との性的葛藤を無意識世界に( 31 )することによって生じると考えるが、行動療法では、症状は不適切な習慣が( 32 )されたか、適切な習慣が( 32 )されなかった状態だと考える。これに対し、認知行動療法では、不適切な生理-情動反応の原因を「認知」という枠組みで捉え、クライエントの( 33 )を行動療法の技法を用いて適切な認知に変容していく。一方、クライエント中心療法では、自己概念と( 34 )にかなりの不調和のある人が( 35 )をもち不適応に陥ると考える。
こうした考えに基づいているため、精神分析的心理療法において治療の目標は、無意識に対する( 36 )を確立し、無意識に翻弄されなくなることを目指す。しかし、行動療法では、( 37 )に基づいて、人間の( 38 )を図る。これに対して、認知行動療法では、( 33 )、不適応行動、悪化した環境の( 39 )に気づき、いずれかを変化させていくことを目指す。一方、クライエント中心療法では、自己概念と( 34 )を調和させ、自己を受け入れること、つまり、( 40 )を目指す。
心理的支援に際して精神分析的心理療法では、面接で生じるクライエントの否定的・反発的な態度や行動を( 41 )として重視して取り扱い、さらにセラピストとクライエントの人間関係において生じる( 14 )や( 15 )現象を治療上重要な要素として捉えている。
これと異なり、行動療法では、症状の背後にある( 42 )を仮定せず、治療の対象を( 43 )ではなく、観測と測定が可能な( 44 )とする。従って、治療は症状などの具体的( 44 )そのものに対して行われ、症状が消失した時をもって治療の終結とみなす。また、治療は一定の技法によって行われるため、治療者に関係なく同じ( 45 )が得られると考える。
認知行動療法では、症状は出来事そのものによって引き起こされるのではなく、その出来事に対する( 33 )によって生じると考え、様々な認知的技法によってその変容を目指す。これは、精神分析的心理療法にも共通する認知的洞察を目指していることになるが、認知行動療法では、クライエント自らが( 46 )に課題に取り組むことが求められている。
来談者中心療法も、過去より( 47 )を重視するが、治療の対象はクライエントの( 48 )であり、自らの( 48 )に開かれている状態、つまり、( 27 )になることを目指すのが来談者中心療法の目標である。そのためには、カウンセラーは、クライエントとの関係において、第一に( 23 )、第二に( 49 )、第三に( 50 )を満たしていることが必須と考える。

「語彙群」「悪循環」「悪化した環境」「意識」「医師としての分別」「偽り」「今ここで」「オペラント」「解釈」「カウンセラーの3条件」「カウンセリング」「学習」「学習理論」「肩代わり」「葛藤」「感覚的・内臓的経験」「基本的態度」「逆転移」「教育分析」「共感したり」「共感的理解」「関係性」「観察」「感情表現」「結果」「行動」「行動の変容」「コントロール」「幸せ」「自我の支配」「自己一致」「自己実現」「自己受容」「自己分析」「自己理解」「実存的」「自分」「自分自身」「自分の経験」「十分に機能する人」「受容」「条件付け」「職業的人間関係」「自律性」「信頼」「心理的緊張」
「スーパーバイズ」「セラピストの純粋性」「潜在的」「潜在能力」「体験」「態度条件」「超自我」「抵抗」「転移」「洞察」「内的状態」「慰めたり」「人間性」「人間的能力」「能動的」「配慮」「非合理的信念」「必要十分条件」「秘密保持」「フェレンチ的態度」「不適切な認知」「フロイト的態度」「分析的中立性」「無意識的過程」「無条件の肯定的配慮」「モデリング」「模倣」「幼児期」「陽性転移」「有機体」「抑圧」「抑うつ」「リビドー」「話題」

第2課題

解答用紙あり

第1設題

様々な心理学的支援法の重要概念【解答は巻末の解答用紙を使用すること】
(1)次の精神分析的心理療法に基づくセラピスト-クライエント関係に関する文章について、適切なものをすべて選び、1~10の番号を書きなさい。
1.セラピストとクライエントは、無意識に対する自我の支配を確立する作業に一緒に取り組んでいく作業同盟と呼ばれる協力関係を形成する必要がある。
2.陽性転移は、クライエントがセラピストに対して示す肯定的感情や態度のことを指し、恋愛感情など非現実的感情は含まれない。
3.陽性転移は、陰性転移よりも治療の早い段階で起こりやすい。
4.陽性転移が生じた場合は、積極的に解釈すべきである。
5.幼少期に両親との間で形成された症状が、セラピストとの間で再現的に形成される場合を転移神経症という。
6.逆転移は、クライエントの転移に対する反応として、セラピストが生活史で他者に抱いた個人的な感情をクライエントに感じることをいう。
7.逆転移は治療の阻害因子となるため治療者の交代が必要である。
8.面接に遅れたり、連絡なく来談しなかったりなど、面接の進行を妨げる行為のことを抵抗という。
9.問題解決を求めて来談しているクライエントが、自分の抱えている問題の解決に積極的に取り組まないことを疾病利得抵抗という。
10.「話すことがもうありません」と沈黙を続けたり、「それは大したことではないので」と話題を変えたりすることを行動化という。

(2)次の行動療法や認知行動療法に関する文章について、適切なものをすべて選び、11~20の番号を書きなさい。
11.行動療法は、学習理論などにおける心理学の成果を応用しており、エビデンス(実証性)を基盤としている。
12.レスポンデント条件付けは、特定の対象や場面に対して起こす過剰な恐怖、不安反応を消去するために施す行動療法の中の技法の原理として使われる。
13.ストレス反応を低減することを目的とした、絶えず変化していく認知的または行動的努力のプロセスをシェイピング法という。
14.望ましい適切な行動に対して、報酬を与えることによって、その行動の出現頻度を高める方法を強化法と呼ぶ。
15.行動療法の技法と認知療法の技法を織り交ぜて実施していくのが認知行動療法であり、学習された不適切な行動を行動療法の技法で除去し、その上で、不適切な認知の変容を目指すことになる。
16.認知行動療法は、一人の創始者による単一の理論に基づくものではなく、大きく三つの学派に分けられる。
17.認知行動療法は、個人にも集団にも適用され、クライエントが自発的な感情や自己への気づきを喚起しながら自己実現することを目指して行われる。
18.認知行動療法では、クライエントを自己洞察による問題解決に導くため、セラピストはクライエントとの間に言語交流を軸とする人間関係を形成する。
19.S-R理論は、行動療法がその理論的基盤とする学習理論の一つである。
20.認知行動療法は、個人内の心理的力動ではなく、個人の生きる意味にかかわるより高次の精神活動を対象としている。

(3)次の防衛機制に関する文章について、適切なものをすべて選び、21~30の番号を書きなさい。
21.叶わぬ恋や片思いの感情を詩や絵などで表現したり、ふられた悔しさをスポーツに打ち込むことで忘れようとしたりする防衛機制は、補償と呼ばれる防衛機制である。
22.ふられた相手の名前がとっさに思い出せなかったりするような防衛機制を抑圧という。
23.行方不明になったペットが必ず帰ってくると思いこむなど、受け入れがたい現実を認めようとしない防衛機制は、否認である。
24.非常に辛い体験をした際に、感情が感じられなくなるような防衛機制もある。
25.心の安定を保ち、外界への適応を試みるために超自我が用いる手段が防衛機制である。
26.退行とは、下に弟や妹が生まれた長子が、赤ちゃん返りするようなことをいう。
27.もっともらしい理屈をつけて、満たされなかった願望に対する失望を和らげようとする自我の再適応メカニズムを昇華という。
28.仲の良いカップルの好みやファッションが次第に似てくるのは、投影と呼ばれる防衛機制である。
29.運動が苦手な人がスポーツで秀でるような防衛機制は、反動形成という。
30.防衛機制は、幼少期の未熟で弱い自我が、不満や不安を処理するために用いるものであり、成人した大人で見られることはない。

(4)次の主要な心理療法の発展的な心理的支援法に関する文章について、適切なものをすべて選び、31~40の番号を書きなさい。
31.交流分析においてAC(順応した子ども)は、生まれながらの子どもらしい感情を失わない状態のことをいう。
32.交流分析におけるAC(順応した子ども)とFC(自由な子ども)は、成人でも全ての人に存在する自我状態である。
33.交流分析では、P(両親的自我)、A(成人的自我)、C(子供的自我)の3つから自我状態を考える。
34.フォーカシングでは、フェルト・センスと呼ばれる、問題についての漠とした、言葉にしにくい内的な気づきや身体感覚に触れる体験を重視する。
35.エンカウンターグループでは、ファシリテーターが治療者としてグループの成果を出せるように導く。
36.ゲシュタルト療法では、「今、ここで」の自明な現象から、これまで気づかなかった自分の思いや、相手の立場、問題そのものの異なる視点への気づきを得ることを目指している。
37.ゲシュタルト療法における「エンプティチェア」とは、「空の椅子」を前に、自己や他者になって空の椅子を移動して座りながら、対話をすることで、相手の思いを理解することを目的としている。
38.動作法において自己軸を体験することは、人が空間の中で、地球の重力に抗して大地を踏みしめ、タテになるということであり、自己確立感を保持する重要な体験様式であると考えている。
39.動作法では、自分とは何者であるかという自己の確信としての「自己軸」を重視する。
40.自律訓練法によって得られる心理・生理的状態を自律性状態といい、心拍数の減少や血流の増加とともに、心理的には能動的で積極的な状態となる。

(5)次の様々な心理的支援に関する文章について、適切なものをすべて選び、41~50の番号を書きなさい。
41.森田療法では、「ヒポコンドリー性基調」という生まれつきの傾向が神経質症の原因と考えている。
42.気分が良い悪いで物事を判断する気分本位の生き方から、不安、苦痛をあるがままにし、自分の務めを果たしたかどうかという目的本位の姿勢を身につけることを森田療法では目指している。
43.内観療法は、「身調べ」という仏教の修行から開発されたため、重要な他者に対して「迷惑をかけたこと」を振り返り、反省していくことが重要とされる。
44.芸術療法では、自分の欲求や感情などを芸術という非言語的な手段を用いて表現することで、無意識の欲求や衝動が解放され、癒されることを目指している。
45.サイコドラマでは、観客や舞台そのものも心理療法としての構成要素と考えられている。
46.箱庭療法では、砂と玩具を使って、何でもいいから「好きなように」作ってもらう。その間、セラピストは、黙って観察することが必要である。
47.「二重拘束(ダブル・バインド)」とは、言語的メッセージに矛盾があり、そのために受け手側が心理的に追い詰められることをいう。
48.家族療法では、個人が抱える心理的問題は、家族全体のシステムやコミュニケーション、関係性の問題の反映であると考える。
49.人々を支える様々な社会資源として、経済的資源(生活保護や障害年金など)、専門機関(病院や精神保健センターなど)、社会復帰施設(共同住居や共同作業所など)、社会福祉機関(介護サービスなど)、人的資源(民生委員や地域の助け合いの仕組みなど)といった多様な資源が地域にはある。
50.ケア・ネットワークとは、個人のニーズに合わせたケアを地域・社会が提供できる社会のことをいう。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
心理学的支援全般における基本的考え方
心理学的支援における倫理義務とプライバシーへの配慮
・心理学的支援の基本的考え方、心理学的支援において求められる倫理と義務がわかる 教科書①p6-8
教科書②p2-26
教科書②p232-244
心理療法による心理支援の全体像 ・様々な心理学的支援法のアプローチの違いが説明できる 教科書①p1-6
教科書②66-76
教科書②90-94
精神分析的アプローチの歴史と基礎概念
こころの探求を目指した心理療法〜フロイトの精神分析理論〜
・精 神 分 析 的 ア プローチの歴史と基礎概念、重要用語が説明できる
教科書①p14-45
教科書②p94-100
無意識世界に光をあてた心理療法〜ユングの分析心理学〜
母子・対人関係に焦点をあてた心理療法〜精神分析理論の発展と修正〜
・ユングの分析心理学と対象関係論の重要概念が説明できる 教科書①p46-55
教科書①p56-66
行動論的アプローチの歴史と基礎概念
適切な行動の再学習を目指した心理療法〜学習理論から生まれた行動療法〜
・行動論的アプローチの歴史と基礎概念、具体的な技法を説明できる 教科書①p106-128
教科書②p100-107
人間関係を心の構造から理解する心理療法〜バーンの交流分析理論〜
心身のリラックスによる心理療法〜自律訓練法・催眠療法・イメージ療法〜
・交流分析理論、自律訓練法、催眠療法、イメージ療法の重要概念が説明できる
教科書①p67-82
教科書①p119-128
教科書②p132-136
教科書②p161-166
人間性心理学的アプローチの歴史と基礎概念
自己実現を目指した心理療法
〜ロジャーズの来談者中心療法〜
・来談者中心療法の歴史と基礎概念がわかり、重要用語が説明できる 教科書①p83-88
教科書①p89-98
教科書②p112-117
体験過程に焦点をあてた心理療法〜ジェンドリンのフォーカシング〜
気づきとあるがままを目指した心理療法〜パールズのゲシュタルト・セラピー〜
・フォーカシング、ゲシュタルト療法の重要概念を説明できる 教科書①p99-105
教科書②p152-157
教科書②p157-161
認知行動論的アプローチの歴史と基礎概念
自分を縛る非合理な信念を修正する心理療法〜エリスの論理情動行動療法〜
抑うつをもたらす認知のカラクリに気づく心理療法〜ベックの認知療法〜
・認知行動療法の歴史と基礎概念がわかり、論理情動行動療法、認知療法の重要用語が説明できる 教科書①p129-161
教科書②p107-112
教科書②p166-173
その他の心理療法1〜家族療法:家族で問題を解決する
その他の心理療法2〜エンカウンター・グループ:お互いが成長しあう
・家族療法、エンカウンターグループの重要概念を説明できる 教科書①p147-161
教科書②p174-178
教科書①p92-95
教科書②p178-180
その他の心理療法3〜集団心理療法:グループの連帯感が支えとなる
その他の心理療法4〜心理劇:即興劇での自己表現が自己を変える
・集団精神療法、心理劇の重要用語が説明できる 教科書①p195-207
教科書②p180-182
教科書①202-207
その他の心理療法5〜箱庭療法:イメージの世界を表現する
その他の心理療法6〜芸術療法:芸術表現が自己を癒す
・箱庭療法、芸術療法の重要概念を説明できる
教科書①p171-173
教科書②p127-132
教科書①p162-177
教科書②p123-127
その他の心理療法7〜森田療法:あるがままの生き方を体得する
その他の心理療法8〜内観療法:感謝と謝罪の気持ちに焦点をあてる
・森田療法、内観療法の重要用語を説明できる
教科書①p178-187
教科書②p137-142
教科書①p188-194
教科書②p142-146
その他の心理療法9〜遊戯療法:遊びに象徴される体験を共有する
その他の心理療法10〜臨床動作法:動作様式の体験過程から自己を見出す
・遊戯療法、臨床動作法の重要用語を説明できる
教科書①p58-59
教科書②p118-123
教科書②p146-151
コミュニティー・アプローチの歴史と基礎概念
地域連携とコミュニティ支援
・コミュニティ・アプローチの基本的考え方、地域連携・地域支援の方法が説明できる
教科書②p182-186
教科書②p213-223
試験
客観問題の筆記試験