最終更新日:2024年4月5日
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心理学基礎実験(初級)
科学的手法によって「こころ」を検証するスキルを身につける単位条件
面接 1単位教員
履修条件
「心理学実験I」:
「心理学概論」「心理学研究法」「心理学統計法」の単位を修得済であること。
「心理学統計法演習」を受講していることが望ましい。
「心理学基礎実験(初級)」:
「心理学概論」「心理学研究法」「基礎心理統計法」の単位を修得済であること。
「応用心理統計法」を受講していることが望ましい。
到達目標
実際に実験者・実験参加者となり心理学実験を実施することにより、心理学実験の基礎を体得する。さらに、これらの実習や実験レポートの執筆をとおして科学的な思考方法を習得することを目標とする。
学習成果
心理学における実証の方法は何か、ということを理解することができる。
心理学実験の手順を理解し、実験を計画・実施しデータを収集することができるようになる。
得られたデータを適切な統計手法を採用して加工することができるようになる。
自ら収集したデータを基にレポートを作成することによって、科学レポートの作成ができるようになる。
科学的な思考方法を身につけることができる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
必要に応じて資料を配付。
参考図書
必要に応じて適宜紹介する。
評価方法と採点基準
スクーリング最終日に実施する試験成績(100点満点)で評価する。
試験は講義内で取り扱う実験課題や方法論、研究背景などから多肢選択式で出題する予定である。ただし、試験による成績評価対象者は下記要件を満たした実験課題レポートを全て提出した者のみとする。スクーリング内で試験を受験したとしても、期日までにレポートが提出されない場合、成績評価対象とはならないので注意。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
実験成功の可否は受験態度の進摯さに拠るところが大きいため、細やかな配慮と忍耐が必要である。担当教員が実習を妨害する言動と見なした場合は退席を求める。
履修者多数の場合、複数のグループに分けられ実験課題をローテーションする。そのため実施する課題の順序がシラバスと異なる可能性がある。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス | 実験に臨むにあたり必要な諸事を身につける | ||
実験I「鏡映描写による両側性転移の検討」の説明 | 実験Iの実施手順を理解する | ||
実験準備、データ収集 | 実験計画の立案 | ||
データ収集 | |||
実験結果の整理と考察の助言 | データを統計解析し、実験の考察ができるようになる | ||
科学レポートの執筆方法 | 科学レポートの執筆形式を理解する | ||
実験II「パーソナルスペース」の説明 | 実験IIの実施手順を理解する | ||
実験準備、データ収集 | |||
データ収集 | |||
実験結果の整理と考察の助言 | データを統計解析し、実験の考察ができるようになる | ||
実験III「有意味綴りの自由再生法による系列位置効果」の説明 | 実験IIIの実施手順を理解する | ||
実験準備、データ収集 | |||
データ収集 | |||
実験結果の整理と考察の助言 | データを統計解析し、実験の考察ができるようになる | ||
試験 | 全実験を通して、心理学における検証の手法を理解する。 | ||
試験 スクーリング内試験 |