最終更新日:2024年4月5日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:1年
短期大学部 図書館司書

N207

図書館情報技術論

情報技術と図書館

単位条件

面接 2単位

教員

石井 大輔

履修条件

なし

到達目標

1)コンピュータ、ネットワークの基本知識を修得する。
2)図書館に導入される情報技術の特徴を理解する。
3)修得した知識を活用して図書館業務に役立てられるようになる。

学習成果

1)コンピュータ、ネットワークに関する用語、仕組みについて説明することができる。
2)日々新しい技術が登場する情報技術を理解し、それらの図書館への導入について考察できる。
3)未来の図書館が備える情報技術について自分なりの見識を持つことができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

スクーリング授業時に紹介します。

評価の要点

1)授業で扱った用語や概念の理解していること。
2)コンピュータ、ネットワークに関する用語、仕組みを理解し、他者に説明できること。
3)図書館が備える情報技術の課題とあり方について考え、他者にその考えを説明できること。

評価方法と採点基準

スクーリング時の試験で評価します。試験は、選択肢式問題及び論述問題を課します。選択肢式問題では、授業で扱った用語や概念の理解を問い、論述問題では、問いを正確に理解できているかの理解力と授業で理解した内容を適切に他者に説明できる表現力を問います。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

情報技術がこのまま進んでいくと私たちの生活もどんどん様変わりし、情報ニーズの満たし方も変わっていくでしょう。未来の図書館に関するある程度の見識が作れるよう、授業で学んだ内容を元に、インターネットなどで最新の話題に触れながら考察することが必要です。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
コンピュータとネットワークの基礎
情報の表現、コンピュータの仕様、コンピュータの構成要素、ネットワークの基礎について概説する。
コンピュータとネットワークの基本的な構成や用語の理解 スクーリング(集中 講義)のため以下を 目安とする。 予習:必要なし 復習:授業の合間ま たは1日の終わりに 教科書の内容を振り 返る(合計60分程 度)。
館内のLANの構成
通信の仕組み、プロトコル、ネットワーク機器の構成について概説する。
コンピュータネットワークと通信の基本的な仕組みの理解 同上
コンピュータシステムの管理
コンピュータシステムの管理を、「構成管理」「セキュリティ管理」「性能管理」「障害管理」「会計管理」の観点から概説する。
コンピュータシステムの基本的な管理方法の理解 同上
データベースの仕組み
データベースの構成要素、構造について概説する。
データベースの基本的な仕組みの理解 同上
図書館業務システムの仕組み
図書館業務システムにおける、貸出返却システム、蔵書データベースについて概説する。
図書館業務システムの基本的な仕組みの理解 同上
館内ネットワークの仕様
館内ネットワークの設計および要求仕様について概説する。
館内ネットワークとその仕様書の理解 同上
図書館における情報技術活用の現状
書誌ユーティリティ、総合目録データベースにおける情報技術の活用について解説する。
図書館業務に関係する情報技術の理解 同上
電子資料の管理技術
パッケージ型電子資料の特性および主なメディア(媒体)の管理技術について概説する。
パッケージ型電子資料の特性と管理技術の理解 同上
電子図書館とデジタルアーカイブ
ネットワーク型電子資料の特性およびデジタルアーカイブや資料の電子化技術について概説する。
ネットワーク型電子資料と管理技術の理解 同上
最新の情報技術と図書館
ICタグ、自動貸出機、自動書庫など近年の新しい情報技術の活用について概説する。
図書館業務に関連する新しい情報技術の理解 同上
情報技術と社会
コンピュータ、インターネットの進展および情報ネットワーク社会の状況について概説する。
コンピュータネットワークの進展と情報ネットワーク社会に関する知識 同上
インターネットと図書館
インターネットの仕組みと図書館サービスへの活用について概説する。
インターネットの基本的な仕組みと図書館常務における活用方法の理解 同上
サーチエンジンの仕組みサーチエンジンの仕組み、サーチエンジンの図書館サービスへの活用について概説する。 サーチエンジンの基本的な仕組みの理解 同上
Web2.0とLibrary2.0
Web2.0、SNS時代における図書館サービスの対応について概説する。
インターネットの進展に関する知識と今後の図書館の対応についての理解 同上
まとめと展望
14回までに学んだ内容をもとに、今後の図書館サービスと情報技術について展望する。
図書館業務における情報技術の活用に関する知識をもとに、今後の図書館業務を展望する 同上
試験
選択肢式試験及び論述試験を課す。