最終更新日:2024年4月9日
1年次入学生:-
3年次編入学生:-
短期大学部:1年
短期大学部 保育科
N200
幼児と環境
保育における領域「環境」の理解単位条件
通信 1単位教員
古川 由紀子
履修条件
なし
到達目標
1.幼児を取り巻く環境と幼児の発達にとっての環境の意味を理解することができる。
2.環境に関わる力を育む保育について理解することができる。
学習成果
1.環境に対する興味・関心・感性を養うことができる。
2.領域「環境」につながる基礎的・専門的知識を身につけることができる。
3.事例により幼児と環境との関わりについて理解することができる。
4.環境に関わる力を育む保育について構想することができる。
テキスト教材
神長美津子・掘越紀香・佐々木晃編著『乳幼児教育・保育シリーズ 保育内容 環境』(光生館)2018
参考図書
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館)2018
厚生労働省『保育所保育指針解説』(フレーベル館)2018
内閣府文部科科学省厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』(フレーベル館)2018
評価の要点
1.幼児と領域「環境」との関わりについて説明できる。
2.領域「環境」のねらいおよび内容をふまえて保育を構想することができる。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・普段から身近な環境に興味・関心をもつこと
・新聞やニュースを通じて環境問題に関する情報に関心をもつこと
レポート課題
提出数 1第1課題
設題1・2より1題選択
パソコン印字可
[2400]
第1設題
思考力の芽生えを育む環境について事例を含み説明しなさい。
第2設題
幼小接続期の育ちと環境との関わりについて「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を通して説明しなさい。
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス・領域「環境」に求められること | 領域「環境」の理解 | テキストP1~13 | |
乳児・1歳以上3歳未満児の発達、保育内容、保育の環境 | 乳児・1歳以上3歳未満児の発達の理解 | テキストP16~32 | |
3、4歳児の育ちと環境との関わり① 思考力の芽生え |
3、4歳児の思考力の芽生えの理解 | テキストP33 ~ 36.P46 | |
3、4歳児の育ちと環境との関わり② 環境の構成 配慮と工夫 |
環境の構成、配慮にについて理解 | テキストP37~43 | |
3、4歳児の育ちと環境との関わり③ 保育者・仲間 自然・生きもの |
人的環境・自然環境の理解 | テキストP44~46 | |
5歳児・幼小接続期の育ちと環境との関わり① 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」との関連 |
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の理解 | テキストP52~60 | |
5歳児・幼小接続期の育ちと環境との関わり② 思考力、探究心、協同性 | 幼小接続時の育ちの理解 | テキストP61~70 | |
現代的な課題を考える ICT教育、ESD、国際理解 |
現代的な課題の理解 | テキストP70~74 | |
領域「環境」のねらいおよび内容を踏まえて保育を構想する① 園の環境をデザインする |
環境をデザインすることの理解 | テキストP78~94 | |
領域「環境」のねらいおよび内容を踏まえて保育を構想する② 子どもの環境に関わる姿と援助の工夫 |
子どもの実態と援助の理解 | テキストP94 ~ 104 | |
遊びや生活の中で思考力の芽生えを培う① 幼児期の学びの特性を理解する |
幼児期の学びの特性を理解 | テ キ ス トP111~ 121 | |
遊びや生活の中で思考力の芽生えを培う② 思考力や科学的概念の育ちを促す環境を構成する |
思考力、科学的概念を促す環境の理解 | テ キ ス トP121~ 126 | |
社会生活との関わりをつくる① 文化や伝統にふれる |
社会生活との関わりの理解 | テ キ ス トP133~ 137 | |
社会生活との関わりをつくる② 地域社会の中で育つ |
社会生活との関わりの理解 | テ キ ス トp139~ 147 | |
幼稚園教育の基本「環境を通して行う教育」 | 幼稚園教育の基本について理解 | 幼稚園教育要領解説 P26~44 | |
試験 試験問題は授業内容から総合的に出題します。幼稚園教育要領解説、テキストを熟読してください。 |