最終更新日:2024年10月2日
N178
特別支援の基礎
一人一人のニーズに応える教育とは単位条件
通信 2単位教員
履修条件
「障害児保育」を修得後に受講すること。
到達目標
1.特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害の特性を理解し、教育課程や支援の方法を考えることができる。
2.障害はないが、特別な教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の学習上の困難が理解でき、その対応を考えることができる。
3.我が国の特別支援に関する制度や仕組みの概略を説明することができる。
学習成果
1.特別支援教育の理念を理解した上で、幼児、児童及び生徒の心身の発達と障害の特性について学び、一人ひとりに配慮した教育的支援を計
画、実践できる力を修得する。
2.我が国の特別支援教育に関する制度や仕組みに関する知識を修得する。
3.様々な障害のある幼児、児童及び生徒の学習上や生活上の困難とそれらを軽減する方法について、実際の指導場面の映像などを通して学び、
理解を深める。
テキスト教材
聖徳大学特別支援教育研究室編『改訂3版 一人ひとりのニーズに応える保育と教育』(聖徳大学出版会)2023
参考図書
「幼稚園教育要領」、「保育所保育指針」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」及び解説書
評価の要点
1.特別支援教育の理念を理解し、一人ひとりに配慮した教育的支援を計画できる。
2.我が国の特別支援教育に関する制度や仕組みに関して説明できる。
3.様々な障害のある幼児、児童及び生徒の学習上や生活上の困難とそれらを軽減する方法について、理解できる。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
日ごろから特別支援教育についてのニュースや新聞・雑誌記事などに注意して見たり、考えたりするようにしましょう。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
特別支援教育を推進するための施策として現在示されているのはどのようなことか、説明せよ。
第2課題
第1設題
病弱・身体虚弱児の心理特性とそれをふまえた教育の意義について述べよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
はじめに(シラバスを中心に科目の導入学習) | 科目の目標の理解自分の障害観 | ||
特別支援教育の理念と歴史及び現状 | 特別支援教育の理念、歴史、現状の理解 | ||
視覚障害児の理解と教育 | 視覚障害児の理解 | ||
聴覚障害児の理解と教育 | 聴覚障害児の理解 | ||
知的障害児の理解と教育 | 知的障害児の理解 | ||
肢体不自由児の理解と教育 | 肢体不自由児の理解 | ||
病弱・身体虚弱児の理解と教育 | 病弱・身体虚弱児の理解 | ||
発達障害児の理解と教育 | 発達障害児の理解 | ||
情緒障害児の理解と教育 | 情緒障害児の理解 | ||
言語障害児の理解と教育 | 言語障害児の理解 | ||
重複障害児の理解と教育 | 重複障害児の理解 | ||
幼稚園における指導の実際 | 幼稚園における指導 | ||
小学校の通常学級における指導の実際 | 小学校通常学校における指導 | ||
保護者、関係機関等との連携の進め方 | 保護者、関係機関等との連携 | ||
まとめ | 特別支援教育における教育の役割 | ||
試験 |