最終更新日:2024年4月9日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:3年
短期大学部 保育科

N135~N140

保育実習

実際の現場において保育を学ぼう

単位条件

面接 9単位

教員

N135~N140

履修条件

保育実習指導I(事前指導)については履修条件なし。
その他の事前・事後指導については『学習のしおり』および『在学生向けホームページ』で確認してください。

到達目標

(1)目的
保育士としての自覚と知識・技術を高め、子どもの最善の利益を守り、的確な援助の方法を身に付け、保育現場に生かせる実践力を養うことを目的とする。
(2)到達目標
①保育所実習の意義と目的、内容を理解することができる。
②保育所実習を円滑に進めていくための保育の知識・技術を総復習し、自らの課題を明確にすることができる。
③実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務等倫理について理解することができる。
④実習における計画・観察・実践・記録・評価の方法と内容について、具体的に理解することができる。
⑤実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い新たな課題や学習目標を明確にすることができる。

学習成果

①保育所実習の意義と目的・内容を理解し、自らの目的を明確にし、説明することができる。
②保育所実習に臨むための知識・技術を総復習し、実践結びつける保育の方法を身に付け、実践に備えることができる。
③一人一人を尊重した子どもへの対応方法と、子どもの最善の利益の具体化、守秘義務等の保育士の倫理を理解し、実践に生かすことができる。
④保育における計画を理解し、指導案を作成し、実践に生かすことができる。
⑤実習後に実習を振り返り、実習の総括及び自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にすることができる。

参考図書

『学習のしおり』

評価の要点

実習事前指導の授業での取り組み姿勢、事前準備・目標レポート・実習に向かっての取り組み姿勢・実習の成果レポート等により総合的に評価する。授業におけるグループでの討議、発表の意欲も評価する。

評価方法と採点基準

実習(提出物含む)及び実習指導にて評価します。
実習前の学習についてはレポート(40%)、実習後についてはレポート及び発表(30%)
全体を通しての学習への取り組み・意欲・態度(30%)で評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

授業の性格上、全出席することが望ましい。
事前に自らの実習施設に関して内容等を把握しておくこと。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
授業の目的、内容、進め方を理解する。
保育実習は何かを知る。
保育実習の概要の理解 実習の手引き 熟読
保育実習の手続き
実習関係書類の作成方法について理解する。
事務手続きの方法 事務書類作成
保育所の一日を知る
保育所の一日の流れと全体像を知り、理解する。
DVDを視聴し、グループで意見交換する。
保育実習に対する期待感 実習の手引き、参考 書熟読
保育実習の意義・目的・方法
実習の意義を知り、目的を理解する。
実習で学びたいことについてグループで討議し、自らの課題に気付く。
保育実習の目的理解 実習の手引き熟読目 標考察
保育実習の内容
各自保育実習の具体的な内容と各段階を知り、実習で何を学ぶかを理解する。
保育内容の理解 実習の手引き参考書 熟読
保育所の役割と機能
保育所の役割と機能を理解する。
DVDを視聴し、「養護」と「教育」の意味を具体的に理解する。
保育所の役割機能の理解 実習先の地域の保育 所を調べる
子ども理解と保育の計画
子ども理解と子どもの援助、関わり方を知る。指導計画についてその重要性を理解し、指導計画を立案する。
指導計画の理解 指導計画作成
指導計画の実際
作成した指導計画をもとに、相互に学びあう。
指導計画作成の留意点 指導計画の再考
実習の記録
実習録の記録の取り方を理解する。
文章による表現力 日誌の作成
実習に際しての留意事項
子どもの人権の尊重と守秘義務・プライバシーの保護について理解する。
保育士としての倫理 実習の手引き熟読
実習の心得
実習中に注意すべき事柄を理解する。
実習生としての態度 実習録・
事前準備
教材研究等の保育に必要な準備を行う。手遊び等の表現活動を実際に行い実習に備える。
子どもに対しての表現力 実習の目的を作成する
実習に際しての健康管理、諸検査について
実習前、実習中の健康管理について理解する。
保育所における子どもの健康と保育者の関係を理解する。
健康の意識向上 復習;子どもの健康について
実習の反省・評価
次回に向けての新たな目標と課題を明確にする
自己反省 実習の成果についてレポート作成
実習の総括と課題の明確化
各自が実習を振り返り、グループ討議の中で相互に評価・反省しあう。
今後の学習課題について検討し、考察する。
コミュニケーション力
課題の自覚
実習録の再読
試験
評価の要点・基準に沿って、総合的に評価する。