最終更新日:2024年4月9日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:2年
短期大学部 保育科

N134

保育相談支援

保育者による子育て支援の基本と実際

単位条件

面接 1単位

教員

小原 貴恵子

履修条件

なし

到達目標

1.子育て家庭に対する支援の基本を理解し、説明することができる。
2.保育の専門性を活かした子ども家庭支援について理解し、説明することができる。
3.子育て家庭のニーズに応じた支援の展開および、支援の現状や課題について理解し、説明することができる。

学習成果

1.子育て支援の基本を理解し、説明することができる。
2.保育相談支援の実際の内容や方法を理解し、実践に活かすことができる。
3.保育所等児童福祉施設における子育て支援の実際を理解し、説明することができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

厚生労働省『保育所保育指針 解説書』(フレーベル館)2018

評価の要点

1.子育て支援の基本について、保育現場での理論と実践をつなげた課題を理解することができる。
2.グループワークに主体的に参加し、自身の役割を果たすことができる。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価します。
1.スクーリングでのグループワークへの参加 40%
2.スクーリングでの試験          60%

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

グループワークによる参加型の授業のため、グループ討議・発表など、主体的な参加と真摯に学ぶ姿勢を求めます。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
〈保育相談支援の意義①〉
「保育相談支援の基本的視点」について学ぶ。
保育相談支援の基本 保育所保育指針の参照
〈保育相談支援の意義②〉
「保育相談支援の原理と構造」を理解する。
保育相談支援の原則 保育相談支援の意味を再考
〈保育相談支援の意義③〉
「保育相談支援の意義」を理解する。
価値・倫理 社会背景から保育相 談支援について考える
〈保育相談支援の基本①〉
「子どもの最善の利益と福祉の充実」について学ぶ。
子どもの最善の利益 最善の利益をふまえ た援助の方法を考える
〈保育相談支援の基本②〉
「保育の専門性を活かした支援」について学ぶ。
保育者の専門性と支援 園内連携の検討と実 際を考える
〈保育相談支援の基本③〉
「保護者と地域が有する子育て実践力の向上支援」について理解する。
協働・共感 協働とは何かを振り返り身近な事例を検 討する
〈保育相談支援の基本④〉
「受容的かかわり、自己決定、秘密保持の尊重」について理解する。
信頼関係プライバシー 養育者との具体的な関わり
〈保育相談支援の基本⑤〉
「家庭状況に応じた支援」について理解する。
現代の養育環境 養育者への配慮と提案
〈保育相談支援の基本⑥〉
「自治体・関係機関との連携および、協力」について学ぶ。
地域資源 保育資源の種類を考える
〈保育相談支援の展開①〉
「子育て支援のための方法と技術」について学ぶ。
方法・技術 保育相談支援の手法について
〈保育相談支援の展開②〉
「保育相談支援の展開過程」について学ぶ。
支援計画と記録
継続的支援
支援展開の流れについてテキストから熟考する
〈保育相談支援の展開③〉
「0、1、2歳児の相談と支援の実際」について学ぶ。
年齢に応じた保育相談支援 実際の現場における援助の方法を考える
〈保育相談支援の展開④〉
「3、4、5歳児の相談と支援の実際」について学ぶ。
年齢に応じた保育相談支援 実際の現場における 援助の方法を考える
〈保育所における保育相談支援〉
「保育所での子育て支援に関する相談支援の実際」について理解する。
保育所での支援地域子育て支援 地域子育て支援など 保育資源と連携を検 討
〈児童福祉施設における保育相談支援〉
「特別な対応を要する相談支援の実際」について理解する。
背景(生活環境)
心身発達特性
障害受容など養育者 への支援方法を検討 する
試験
評価の要点に基づいて実施する。
スクーリングへ主体的な参加をすること。